小豆島のお正月

あけましておめでとうございます。2021年も「小豆島日記」をどうぞよろしくお願いいたします。

この年末年始は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、地元に帰省されなかった方も多いと思います。私たちもいつもなら家族に会いに帰省して、東京や名古屋などでお世話になっている方々に挨拶しに行っていたのですが、今年は初めて年末から年始までずっと小豆島で過ごしました。

しめ縄づくり。稲わら、橙、松の木、ウラジロなど材料は身近なところで集めてきます。

しめ縄づくり。稲わら、橙、松の木、ウラジロなど材料は身近なところで集めてきます。

わらの束をねじりながら、もう1本のわらの束とねじっていく。

わらの束をねじりながら、もう1本のわらの束とねじっていく。

ばらばらのわらが力強い縄になる。ちょっと感動。何事も自分でやってみることが大切。

ばらばらのわらが力強い縄になる。ちょっと感動。何事も自分でやってみることが大切。

年末はぎりぎりまで野菜を収穫、発送。気づけば2020年も残すところあと2日! という日に、急いでお餅をついて、しめ縄をつくりました。

お正月に実家に帰らないということは、お正月準備を自分でいろいろと全部するわけですが、大掃除、おせちづくり、餅つき、しめ縄飾り……お正月を迎える準備ってなんて大変なんでしょ。いやー、ほんと全部はできないです(汗)。結局ずっとばたばたしながら大晦日を迎え、新年を迎えました。

2021年初日の出を早起きして見に行きましたが、雲に隠れてしまって見えなかった。小さな島と島の間から太陽が見えるはずでした。小豆島の花寿波島(はなすわじま)にて。

2021年初日の出を早起きして見に行きましたが、雲に隠れてしまって見えなかった。小さな島と島の間から太陽が見えるはずでした。小豆島の花寿波島(はなすわじま)にて。

年末についたお餅で元旦の朝はお雑煮。香川は「あんもち雑煮」(白味噌仕立てのお汁にあんもちが入った雑煮)が有名ですが、うちはシンプルなすまし汁に焼いた丸餅とかしわ肉のお雑煮。

年末についたお餅で元旦の朝はお雑煮。香川は「あんもち雑煮」(白味噌仕立てのお汁にあんもちが入った雑煮)が有名ですが、うちはシンプルなすまし汁に焼いた丸餅とかしわ肉のお雑煮。

元日夕方に初詣。日の出は見られませんでしたが、日の入はきれいに見られました。

元日夕方に初詣。日の出は見られませんでしたが、日の入はきれいに見られました。

山から望む、小豆島の絶景

小豆島で過ごすお正月休みにやりたいと思ってたことのひとつが、山歩き!遠くに出かけられないし、でもずっと家でぐーたらしててもおもしろくないし、どこか山を歩きにいこう! と計画していました。

小豆島で最も高い山は、標高817メートルの「星ヶ城山(ほしがじょうやま)」で、瀬戸内海の島々の中で一番高い山。そのほかにも標高200〜400メートルほどの低山がたくさんあります。頂上まで1時間もかからず登れるところもあり、山歩きを気軽に楽しめます。

ただ、しっかり整備された登山道は少ないですし、低山とはいえ滑落したらケガでは済まない場合もあるので、ちゃんとした準備は必要!初めて行く場合は、山歩きのガイドさんや山をよく知ってる地元の人と一緒に行くのをおすすめします。

小豆島で山歩き。こんなスリリングな箇所も時々あります。下調べと備えをちゃんとして行きましょう。

小豆島で山歩き。こんなスリリングな箇所も時々あります。下調べと備えをちゃんとして行きましょう。

2021年初の山歩きは、洞雲山(どううんざん)から碁石山(ごいしざん)を歩きました。距離でいうとたった2キロほどで、標高としては200メートルほど登って戻ってくるルートですが、それはそれはスリリングな山歩きでした。

山歩きというか岩登り。たった2キロの行程でもハラハラ・ドキドキがつまってました。

山歩きというか岩登り。たった2キロの行程でもハラハラ・ドキドキがつまってました。

碁石山の頂上は標高434メートル。小豆島には低山でも十分に楽しめる山がいっぱいあります。

碁石山の頂上は標高434メートル。小豆島には低山でも十分に楽しめる山がいっぱいあります。

岩稜の尾根から望む瀬戸内海と小豆島の景色は絶景でしたが、絶叫でもありました。もう少しちゃんと準備していかないといけなかったなと反省したほど。碁石山頂上に向かって歩く、ウバメガシの木々が群生する間の道はとても美しく、頂上で小豆島のまち並みや寒霞渓の山々を眺めながら食べたおにぎりは、最高においしかった。

頂上でおにぎりとおやつとコーヒー。最高!

頂上でおにぎりとおやつとコーヒー。最高!

ウバメガシの道を歩いていきます。

ウバメガシの道を歩いていきます。

こんなすばらしい体験が、日常のすぐそばにある。それってやっぱり小豆島暮らしの大きな魅力だなと思います。昨年からコロナの影響で遠出することがぐっと減ってしまったけど、だからこそあらためて小豆島の魅力をたくさん感じています。山で遊んで、海で遊んで。いつもの暮らしもここにある。

瀬戸内海と小豆島の山々、まち並みが美しい。

瀬戸内海と小豆島の山々、まち並みが美しい。

小豆島にはまだまだ歩いてみたい山がたくさんあります。日常の中に小さな冒険を。2021年もよく働き、よく遊びたいなと!

information

HOMEMAKERS 

住所:香川県小豆郡土庄町肥土山甲466-1

営業時間:土曜のみ 11:00〜17:00(L.O. 16:00)*冬季休業(2021年2月20日から営業再開予定)

https://homemakers.jp/

writer profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。https://homemakers.jp/