名久井直子×津田淳子の“紙もの大好き”トークイベントも

京都市上京区に、今年11月にオープンしたばかりの〈堀川新文化ビルヂング〉。

「モノに触れ、文化に深く感じ入り、心を豊かにする施設」として京都・西陣の地に誕生しました。

堀川新文化ビルヂング(大垣書店)が運営するギャラリー&イベントスペース〈NEUTRAL〉では、『デザインのひきだし』との2者合同で〈『デザインのひきだし』のひきだし展〉を開催中です。

「本が作れる本屋」を目指す堀川新文化ビルヂング。

「本がつくれる本屋」を目指す堀川新文化ビルヂング。

堀川新文化ビルヂングは、書店、印刷工房、カフェバー、ギャラリー&イベントスペース、レンタルオフィスというざまざまな要素で構成される施設。

今回の展示会の企画者である堀川新文化ビルヂング・NEUTRALの大垣さんは、「“じっくりといいものを少しずつ”を体現している『デザインのひきだし』を通して、紙や印刷、製本の世界が身近で楽しいことを広く地域の方々やお客さまに知ってもらいたい」と考え企画したと話します。

NEUTRALでの展示風景。これまで発行された『デザインのひきだし』がずらりと並ぶ。

NEUTRALでの展示風景。これまで発行された『デザインのひきだし』がずらりと並ぶ。

『デザインのひきだし』とは、グラフィック社が2007年に創刊し年に3回ペースで発刊される、デザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌。

毎号反響が大きく、発売後すぐに売り切れるほどの人気ぶりなんです!

最新号の『デザインのひきだし44』はその厚さゆえ、SNS上で「鈍器」「ひきトッツォ」「紙トッツォ」などと呼ばれ話題に。(厚みは7センチ、重さは1.5キロほどにもなります)

特集「板紙・厚紙とそのかっこいい使い方」。

特集「板紙・厚紙とそのかっこいい使い方」。

『デザインのひきだし44』の制作にあたって収集された膨大な資料やサンプル、編集作業の過程で出されたさまざまな指示書や印刷加工実験したもの、台割、ラフ、束見本などが、今回一挙に展示されています。

『デザインのひきだし44』の記事「編集部オススメ 板紙・厚紙徹底紹介」において紹介されている板紙・厚紙のサンプルと、それを誌面に掲載するために封筒に書かれた撮影指示。圧巻。

『デザインのひきだし44』の記事「編集部オススメ 板紙・厚紙徹底紹介」において紹介されている板紙・厚紙のサンプルと、それを誌面に掲載するために封筒に書かれた撮影指示。圧巻。

印刷・紙もの好きのファンの心を捉えてやまない『デザインのひきだし』が、どのようにできあがっていくか? 現場の様子や制作の舞台裏を垣間見れる貴重な機会ですね。

書名:『デザインのひきだし44』定価:2,420円(税込)表紙はヨーロッパから輸入された厚み約1mmという厚手の色板紙を使用。文字は加熱空押し技術で制作されている。

書名:『デザインのひきだし44』定価:2420円(税込)表紙はヨーロッパから輸入された厚み約1mmという厚手の色板紙を使用。文字は加熱空押し技術で制作されている。

今や入手困難といえる『デザインのひきだし』の魅力をたっぷり体感できるこちらの企画。気になる方は、こちらのホームページで最新情報をご確認ください。

『デザインのひきだし』のひきだし展会期:2021年12月17日(金)〜2022年1月16日(日)会場:NEUTRAL D/E 京都府京都市上京区皀莢町287 堀川新文化ビルヂング2F 入場料:無料営業時間:10:00〜20:00 ※物販は1階にて10:00〜22:00

『デザインのひきだし44』の表紙はオリーブ、オレンジ、ルビーの3色。※中身(本文内容)はすべて同一です。

『デザインのひきだし44』の表紙はオリーブ、オレンジ、ルビーの3色。※中身(本文内容)はすべて同一です。

印刷&紙もの大好きなふたりの激アツ・トークイベント

書名:『ブックデザイナー・名久井直子が行く 印刷・紙もの、工場見学記』 編集:デザインのひきだし編集部 定価:2,200円(税込)

書名:『ブックデザイナー・名久井直子が行く 印刷・紙もの、工場見学記』 編集:デザインのひきだし編集部 定価:2200円(税込)

これまで数々の書籍のブックデザインを手がけてきたブックデザイナーの名久井直子さん。そして『デザインのひきだし』の編集長を務める津田淳子さんのおふたりによるトークイベントが会期中の1月9日に予定されています。

印刷・紙もののプロであるおふたりの”濃厚な紙トーク”に期待大!

『デザインのひきだし』津田淳子と装幀家名久井直子によるトークイベント

トークテーマ:『デザインのひきだし』と、連載「本づくりの匠たち」は、どうやってつくっているの?日付:2022年1月9日時間:17:30〜19:00(15分前から入場開始)会場:堀川新文化ビルヂング2階 ギャラリー・イベントスペース〈NEUTRAL〉費用:おひとり1000円(未就学児無料)受付期間:12月25日10:00〜2022年1月5日18:00まで応募方法:堀川新文化ビルヂングホームページ「お問い合わせ」より、施設に関するお問い合わせからメールにてご応募ください。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

トークイベントの後にはサイン会も予定されているそう。他にも、会期中には先着順で「編集部からのおすそわけ」のプレゼントや、デザインのひきだし関連グッズの販売、ワークショップも予定されています。

ぜひこの機会に、『デザインのひきだし』を通して、普段聞くことのできない本の装丁のこと、本の編集の話などに耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

information

「デザインのひきだし」のひきだし展

Web:堀川新文化ビルヂング

 

堀川新文化ビルヂング

住所:京都府京都市上京区皀莢町287

TEL:075-431-5551

 

NEUTRAL

住所:京都府京都市上京区皀莢町287 2F

TEL:075-431-5537

時間:10:00〜20:00

*価格はすべて税込です。

writer profile

Mayo Hayashi

林 真世

はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。