小豆島に新しいお店がオープン

「春に小豆島で食料品店をオープンする予定なんです」

と、素敵な女性がうちのカフェにやってきてくれたのは冬のこと。あれから数か月、彼女の言葉通り、2022年6月18日に小豆島に新しいお店ができました。〈クマ グローサリー〉という名前の小さな食料品店です。

2022年6月18日にオープンした食料品店〈クマ グローサリー〉。

2022年6月18日にオープンした食料品店〈クマ グローサリー〉。

〈HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)〉のシロップ・ドレッシングも並んでいます。

〈HOMEMAKERS(ホームメイカーズ)〉のシロップ・ドレッシングも並んでいます。

お店をオープンされたのは、奈良から引っ越してこられた三浦隆洋さん・奈苗さんご夫妻。笑顔が素敵すぎる、爽やかなおふたりです。隆洋さんのお父さんのご実家は小豆島。

お店を開くにあたって、ほかの土地もいろいろ見に行かれたそうですが、どこもしっくりこず。そういえば小豆島はどうだろうと訪れてみると、ここがいい! と感じたそう。適度に大きくて、人もいる。田舎すぎないけど、海も山もある島。小豆島でお店を開こう。

小豆島 クマグローサリー

元は美容院だった古い民家を自分たちの手で改装してお店に。

小豆島 クマグローサリー

食料品などのセレクトショップで働いていた経験があるおふたりのディスプレイはさすがです!

 

〈クマ グローサリー〉は、土庄(とのしょう)町の中心エリアにあるオリーブ通りにオープンしました。島のなかで1番都会なエリアです。夜も明るい(笑)。買い出しなどで島の人たちがよく通る道なので、お店がオープンする前から「あそこ工事してたよ。お店ができるみたいだよ」と噂になっていました。

さて、まず気になるのはお店の名前。クマ? 動物のクマ?ではなくて、素敵な意味が込められています。お店のwebサイトにはこんなふうに書かれています。

“COOMYAH”とはある国の言葉で「こっちへおいでよ」という意味です。現地での正しい発音は資料に乏しく実はわからないのですが、私たちは勝手に「クマ」と発音しています。大好きなアメリカのミュージシャンが歌う曲のタイトルから名づけました。

Come here!ウェルカムな感じがふたりにぴったりなお店の名前。

クマさんって覚えやすい。

クマさんって覚えやすい。

それと、「クマ」という名前にしたのは、“こっちへおいでよ”という気持ちと、シンプルですぐ覚えてもらえる響きだからだそう。たしかにクマさんって覚えやすくて親しみやすくて呼びやすい。いい名前。

瀬戸内や四国のおいしいものがずらり

お店に並ぶのは、小豆島を中心に瀬戸内や四国などから集めた調味料やお菓子、ジュースなどのおいしいものたち。〈ホームメイカーズ〉のジンジャーシロップやドレッシングも並べていただいています。

実は、小豆島のなかで〈ホームメイカーズ〉の商品を全種類取り扱ってくださっているのは〈クマ グローサリー〉さんだけ。「小豆島内で〈ホームメイカーズ〉のシロップはどこで買えますか?」とときどきお問合せいただくのですが、これでお答えできます。「クマさんです!」と。

小豆島 クマグローサリー

お土産屋さんじゃなくて、ローカルのおいしものを集めたお店って、島の人にも島の外から来る人にもうれしい。

小豆島 クマグローサリー

〈ホームメイカーズ〉のシロップを買っていってくれる島の人がけっこう多いそう。ありがたいです。

 

ローカルの食料品だけでなく、三浦さんたちが普段使っているお酢や有機パン粉など、こだわりの食材も販売されています。島内のスーパーでは取り扱いがないものも多く、ネットで注文すると送料がかかってしまうし、島で暮らす私たちには買い物の選択肢が増えてすごくありがたいです。

有機パン粉やこだわりのラーメンなど、ローカルのものではないけど体にやさしくておいしい食品も並びます。

有機パン粉やこだわりのラーメンなど、ローカルのものではないけど体にやさしくておいしい食品も並びます。

冷蔵ショーケースには、奈苗さんがつくるデリ(お惣菜)とお弁当!お惣菜ひとつひとつが丁寧に詰め込まれたお弁当は、食べていて幸せな気持ちになります。

〈クマの気まぐれ弁当〉880円。この日はコロッケ! 味がしっかりついていてごはんがすすむ〜。おいしかった。

〈クマの気まぐれ弁当〉880円。この日はコロッケ! 味がしっかりついていてごはんがすすむ〜。おいしかった。

白をベースにブルーグレーとイエローで統一された店内に入ると、そこにはやさしいクマワールドが広がっています。オープンしたばかりのお店なのに、最初からその空気感ができあがっていてすごいなぁと思いました。これからが楽しみなお店です。

小豆島 クマグローサリー

白を基調にした統一感のある店内。窓からいい光が入ります。

小豆島 クマグローサリー

ちゃんとギフト対応もしてもらえるのはうれしい。瀬戸内のおいしいものを贈ることができます!

 

気候がいいときは、玄関が開かれていて、レモンイエローの大きなスカーフが風に吹かれてひらひらと「開いてるよ〜こっちへおいでよ〜」と、はためいています。どうぞそのままウェルカムな空気につつまれて、〈クマ グローサリー〉へ。島の外からくる人にも、島で暮らす人にもうれしいお店です。

玄関が開いているとウェルカムな感じがしていいですよね。黄色いCOOMYAHのロゴがかわいい。

玄関が開いているとウェルカムな感じがしていいですよね。黄色いCOOMYAHのロゴがかわいい。

この看板が目印。今のところ、第1・3月曜日と毎週火曜日がお休みです。

この看板が目印。今のところ、第1・3月曜日と毎週火曜日がお休みです。

information

COOMYAH GROCERY  クマ グローサリー

住所:香川県小豆郡土庄町淵崎甲2136-3

TEL:0879-62-9264

営業時間:11:00〜18:00

定休日:火曜、第1・3月曜

Web:クマ グローサリー

Instagram:@coomyah_grocery

writer profile

Hikari Mimura

三村ひかり

みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。https://homemakers.jp/