コーヒーの日に新発売

長崎県東彼杵郡波佐見町の〈株式会社中善〉によるオリジナルブランド〈zen to〉から、コーヒーカップが初登場です。

zen toではこれまで数々のデザイナーやアーティストの監修によるカレー皿や酒器をリリースしてきました。

今回は「コーヒーの日」である10月1日に発売された、福岡を代表するコーヒー店〈COFFE COUNTY〉代表の森崇顕さん、東京・世田谷区の〈MERCI BAKE〉〈CHEZ RONA〉のオーナーパティシエである田代翔太さん監修のコーヒーカップをご紹介します。

〈株式会社中善〉によるオリジナルブランド〈zen to〉から、コーヒーカップが初登場

まずはCOFFE COUNTYの森さん監修の〈Cafe Futae〉から。

「“理想的なコーヒーカップ”。このテーマをいただいたときに思い描いたのが、コーヒーを手で包む、そんな姿でした。そのためには手肌にコーヒーの温度がじんわりと伝わるようなものがいい。試行錯誤を重ねて出来上がったのが、陶磁器でありながらダブルウォール、取っ手なしのコーヒーカップです」(森さん)

Cafe Futae(フタエ)と名づけられた磁器製のカップ。

その特徴は、持っても熱くないダブルウォール(二重構造)になっているところ。

通常のカップと異なり生産まで制限が多いダブルウォール構造とのことですが、長年培ったノウハウのある波佐見焼メーカーに製造を依頼し実現したのだそう。

材質:磁器 / サイズ:飲み口直径 78・底直径 85×高さ85(mm) / 価格:2970円(税込)

材質:磁器 / サイズ:飲み口直径 78・底直径 85×高さ85(mm) / 価格:2970円(税込)

雰囲気のあるグレーカラーをベースにしたCafe Futae。

使用しているマットな釉薬は窯の気圧などによって個体差が出るため、色合いや模様の表情がそれぞれに異なります。

雰囲気のあるグレーカラーをベースにしたCafe Futae

「藍を含んだようなグレーの静かな色味はどこか曖昧でひとつひとつ違った表情を持ちます。器のしっとりとした手触り、伝わる温度。コーヒーをより近くに感じ、冷めにくくゆったりと楽しんでいただけます」(森さん)

安定したフォルムと絶妙な色合い。

その佇まいには、固定概念に縛られない、「わたしらしい時間を自由に楽しんでいいよ」というどこか穏やかな意思が感じられるよう。

森 崇顕(もり たかあき):2013年単身ニカラグアへ。3カ月間コーヒー農園に滞在し、コーヒー作りを根本から学ぶ。同年COFFEE COUNTYをオープン。

森 崇顕(もり たかあき):2013年単身ニカラグアへ。3か月間コーヒー農園に滞在し、コーヒーづくりを根本から学ぶ。同年〈COFFEE COUNTY〉をオープン。生産者への支援も行うなど産地から一杯のコーヒーを飲むまでのプロセスが循環する店、〈COFFEE COUNTY〉代表。現在福岡県久留米市に本店焙煎所、福岡市内に2店舗を構える。

コーヒーの多面的な魅力を引き出すCOFFEE COUNTYと、“多様な嗜好に応える、多彩な個性” をブランドコンセプトに掲げるzen toの融合で、日常に寄り添うコーヒーカップが誕生しました。

焼き菓子のような、コーヒーカップ

焼き菓子のような、コーヒーカップ

東京都世田谷区、松陰神社前に佇むフランス菓子店〈MERCI BAKE〉。

そこで提供されるシンプルな焼き菓子のラインナップが、そのままコーヒーカップになりました。

オーナーパティシエである田代翔太さんは、自身が手掛ける4種類のケーキの香りや焼き色をイメージしたカップを提案します。

ケーキのイメージに合わせたカップ。左上から時計回りに、〈ALMOND TART〉〈G TEAU AU CHOCOLAT〉〈BRANDY CAKE〉〈CARROT CAKE〉。

ケーキのイメージに合わせたカップ。左上から時計回りに、〈ALMOND TART〉〈G TEAU AU CHOCOLAT〉〈BRANDY CAKE〉〈CARROT CAKE〉。

「器も菓子も同じ焼きもの。僕が菓子をつくるときに一番こだわっているところは焼き加減です。香りや焼き色を確かめながら自分が思い描く味になるようにイメージを膨らませてオーブンと向き合う。器も一緒だなぁと思います」という田代さん。

焼き菓子とコーヒーの香りが漂ってきそうなコーヒーカップたち。

田代さんは、自身のコーヒーブレイクの失敗や悩みから、せっかく淹れたコーヒーが冷めないようにとコーヒーカップのサイズ感にこだわり、理想的な形にたどり着いたのだそう。

小さめのカップが焼き菓子と並べるとさらにかわいらしく映ります。

材質:半磁器 / サイズ:直径65×高さ88(mm) / 価格:各1980円(税込)

材質:半磁器 / サイズ:直径65×高さ88(mm) / 価格:各1980円(税込)

zen toブランドディレクター兼エンジニアである阿部薫太郎さんは、「“スイーツのイメージをカップに”ということで、さまざまな加飾に対応できて素材感のある鉄分を含んだ陶土を採用しました。使い込むと陶器特有の貫入(陶磁器の釉薬の部分にできる細かいひび模様)、無釉素地部分に着色が見られますが、風合いとしてみなさまに長く寄り添うカップであってほしいと願っています」とのこと。

おいしそうに焼き上がったコーヒカップ、おひとついかがでしょうか?

田代 翔太(たしろ しょうた):東京世田谷のMERCI BAKE、CHEZ RONAのオーナーパティシエ。

田代 翔太(たしろ しょうた):東京世田谷の〈MERCI BAKE、CHEZ RONA〉のオーナーパティシエ。国内のホテルやパティスリーにて勤務し、2007年に渡仏。フランス・リヨンのパティスリーで修行。帰国後は専門学校の講師やレストランの立ち上げに関わり、2014年7月に世田谷・松陰神社前にシンプルな焼菓子を中心としたフランス菓子店 〈MERCI BAKE〉をオープン。2021年2月に2号店となるカフェ〈CHEZ RONA〉を世田谷・経堂にオープン。

温かいコーヒーがおいしい季節。

器に触れて、じんわりと伝わる温度を感じながら、自宅や職場で至福のコーヒータイムを楽しんでみましょう。

information

zen to 

WEB:zen to

発売日:2022年10月1日

販売店:zen to オンラインショップ

セレクトショップ ブリック&モルタル

住所:東京都目黒区中目黒1-4-4

営業時間:12:00〜19:00

定休日:土曜・日曜・祝日

TEL:03-6303-3300

WEB:セレクトショップ ブリック&モルタル

*価格はすべて税込です。

writer profile

Mayo Hayashi

林 真世

はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。