〈武雄 旅 書店〉〈武雄温泉駅観光案内所〉が同時オープン

2022年9月23日に開業した西九州新幹線。

佐賀県のJR武雄温泉駅からJR長崎駅間が開通し、リニューアルした武雄温泉駅、新駅も設置されさらに西九州地域がおもしろくなっています。

武雄温泉駅には、蔦屋書店を展開する〈カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社〉が運営する〈武雄 旅 書店〉〈武雄温泉駅観光案内所〉が同時オープン。

武雄 旅 書店は、“旅”に関連する書籍を中心に取り揃えた「BOOK & CAFE/BAR」スタイルの書店とあって、西九州新幹線のスタート地点にふさわしいアイコン的施設です。

武雄 旅 書店のカフェ。

武雄 旅 書店のカフェ。

駅の南側にある、新幹線のりば・リレー特急のりばの改札口に直結した武雄 旅 書店。

カフェも併設されているため、発車時刻までの待ち時間に旅のお供の本を探したり、コーヒーや軽食をとってリラックスすることができます。

カフェメニューは長崎の〈カリオモンズコーヒー〉監修のこだわりのコーヒーがラインナップ。

カフェメニューは長崎の〈カリオモンズコーヒー〉監修のこだわりのコーヒーがラインナップ。

イートインでは、地元の武雄焼のカップでコーヒーを提供してくれるのだそう。

武雄市内には90数か所の窯元があり、武雄焼はその土味を生かした茶系統の陶器と白く輝く磁器の両方を受け継いだ、400年の歴史がある武雄のやきものなのです。

ひとつひとつ違った技法やデザインのカップでコーヒーをいただくのも一期一会で楽しい時間ですね。

カフェで提供する〈地酒飲み比べセット〉は6種類から好みの3種類を選べる。1000円(税込)

カフェで提供する〈地酒飲み比べセット〉は6種類から好みの3種類を選べる。1000円(税込)

武雄 旅 書店と武雄温泉駅観光案内所の店長を兼任する瀬戸口さんによると、新幹線開業から約1か月経ち、地域のひとの利用がぐっと増えたのだそう。

「BOOK&CAFEということで、市民の方がお散歩ついでにコーヒーを飲みにいらしてゆっくり本を読む光景や待ち合わせ利用が増えたように思います。また、ご夫婦がお出かけの前に日本酒の飲み比べをされて、帰りに気に入ったお酒を買って帰られたことも。観光の方だけでなく地元の方に利用されることはなによりうれしいですね」と話します。

本屋で地酒もいただけて、温泉も近いなんてうらやましい!

スタッフおすすめの〈ちゃわん最中〉。

スタッフおすすめの〈ちゃわん最中〉。

今売れている、人気の商品を聞いてみました。

武雄 旅 書店おすすめの商品は、いつでもつくりたて、サクサクの最中を味わえる佐賀県有田町の灯す屋の〈ちゃわん最中〉。

餡の上にバターやナッツ、果物を添えてアレンジするのが通の食べ方なのだとか。

おちゃわんにご飯をよそうように最中につやつやの餡を好きなだけ乗せて食べる過程も、楽しめる一品です。

〈ちゃわん最中〉5組入り/つぶあん1箱 1620円(税込)

〈ちゃわん最中〉5組入り/つぶあん1箱 1620円(税込)

旅に関する本をはじめ、西九州各地の地域性や文化にまつわる本、旅のおともになる小説など約1,000冊を展開。

旅に関する本をはじめ、西九州各地の地域性や文化にまつわる本、旅のおともになる小説など約1,000冊を展開。

地元採用のスタッフも多いそうで、地域のことを勉強しながら“自分たちの言葉でおすすめできるように”と、ローカルな視点でのご案内を心がけているそう。きっと地域の魅力を気さくに教えてくれることでしょう。

武雄観光案内所のサービス・イベントも充実

従来の在来線舎内の武雄市観光案内所がリニューアルし開業した。

従来の在来線舎内の武雄市観光案内所がリニューアルし開業した。

在来線のりば改札口にある武雄温泉駅観光案内所は、入り口ののれんが目印。

主に武雄市にまつわる物産品を展開しつつ、観光案内カウンターをはじめレンタサイクルや手荷物預かりなど旅行者が助かる機能を備えます。天気のいい週末にはレンタサイクルが全て出払ってしまう人気ぶり。

江戸時代中期の領主・武雄鍋島氏の専用風呂「武雄温泉 殿様湯」の市松模様を継承したデザインになっている待合スペース。

江戸時代中期の領主・武雄鍋島氏の専用風呂「武雄温泉 殿様湯」の市松模様を継承したデザインになっている待合スペース。

こだわりは内装にも詰まっており、お土産物売り場では温泉地ならではの風呂桶をディスプレイに活用する工夫や、在来線待合スペースには武雄焼の作品展示もされるなど歴史と文化を感じられるつくりになっています。

ロゴマークが映えるスタッフ専用の羽織。

ロゴマークが映えるスタッフ専用の羽織。

また観光案内所のスタッフが着用する制服は、武雄 旅 書店と共通のロゴマークがあしらわれた羽織のスタイル。

「GATE」「BRIGE」のふたつの意味が込められているロゴマークは、武雄温泉の入口、武雄市の入口、通勤通学者の入口と、人を繋ぐ、西九州を繋ぐ、地域を繋ぐ架け橋をイメージしているそう。

日本らしい羽織は海外からのビジター向けにも粋な出迎えになりますね。

スタッフおすすめ、武雄温泉の楼門が描かれた〈たけおどら〉1個170円(税込)

スタッフおすすめ、武雄温泉の楼門が描かれた〈たけおどら〉1個170円(税込)

そして武雄温泉観光案内所のおすすめは、ゆきた屋菓子舗の〈たけおどら〉!

栗入り粒あん・小倉あん・抹茶あん・てぼ豆白あん・柚子あんの5種類のラインナップを揃えた、個性ある郷土のどら焼きです。

「観光案内所のお土産は、地元武雄市ならではの食品や伝統工芸品を多く扱っています。なかでも飛ぶように売れるのが、郷土どら焼き“たけおどら”です。洋菓子職人がつくった、ひと味違うどら焼きをぜひご賞味ください」(店長・瀬戸口さん)

陶片アクセサリー〈hiro〉のピアス。2750円(税込)

陶片アクセサリー〈hiro〉のピアス。2750円(税込)

釉薬や土、手づくりにこだわりを持つ武雄焼の窯元、亀翁窯(きおうがま)で生まれたブランド〈hiro〉もスタッフのイチ押しのひとつ。

ミカン枝の剪定くずを使った天然由来の釉薬による淡いグリーン、登り窯で焼き上げた灰かぶり特有のツヤ。シックな色合いに金継ぎが映えるものなど、登り窯でしか出せない色合いは、年代を問わずに身につけられそう。

食と伝統工芸を中心とした物産が豊富な武雄温泉駅のふたつの新施設。これからさらに、旅行者にも武雄市民にも愛されるスポットになりそうです。

茶屋二郎こと松田二郎さん。

茶屋二郎こと松田二郎さん。

近日、開催予定のイベントをご紹介。

人気の茶師・茶屋二郎さんの淹れる日本茶を楽しめます。気になる方はぜひお問い合わせください。

〈茶農家 茶屋二郎氏×8cacao〉「日本茶の楽しみ方講座」-いつもの一杯を贅沢な一杯に-

日時:2022年11月13日(日)   1 11:00〜11:30   2 12:00〜12:30   3 13:00〜13:30   4 14:00〜14:30場所:武雄 旅 書店参加費:2000円(当日支払い)定員:各回8名申込:お電話、DMによる申込受付

今後も地域に関連するイベントを企画して行く予定とのことで、市民の交流も活発になっていきそう。また遠方から訪れる旅行者へは、武雄 旅 書店・武雄温泉駅観光案内所がハブとなって、旅気分をいっそう盛り上げてくれるはず!

ますますおもしろくなっている、西九州。次回の旅は、新しくなった武雄温泉駅からスタートしてみませんか?

information

武雄 旅 書店

住所:佐賀県武雄市武雄町大字昭和13-21

TEL:0954-22-2542

営業時間:8:00-21:00

店休日:年末年始

武雄温泉駅観光案内所

住所:佐賀県武雄市武雄町大字富岡294番地

TEL:0954-22-2542

営業時間:8:30-18:00

店休日:年末年始

インスタグラム:武雄温泉駅観光案内所・武雄 旅 書店

*価格はすべて税込です。

writer profile

Mayo Hayashi

林 真世

はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。