今年の夏に福岡のかき氷9選でもご紹介した、福岡市南区にある個性派スーパー〈ダイキョーバリュー弥永店〉。ユニークな従業員さんや豊富な手作り惣菜が話題の大人気スーパーです。
そんなダイキョーバリューから、冬に食べたいおやつが誕生しました!
その名も、クリームあんまん〈満月〉。
〈満月とかけっこ〉という店名で、スーパーの向かいの店舗にて昨年末から営業をスタートしています。
満月とかけっこのロゴは福岡で人気のイラストレーターPOP●COPYさんのもの。
プレオープン期間に、ひと足先にお邪魔しました。
そもそも“あんまん”とは、ごま油・ラードなどを加えて練った小豆あんを包んで蒸した中華風のまんじゅうのこと。
満月とかけっこでは、福岡在住の和菓子コーディネーター・せせなおこさんを監修に迎え、「できたてしか食べられない」新しいスタイルのあんまんを生み出しました。
各種満月は、1個500円(税込)で温かいお茶付き。
なんとこちら、「できたて15秒の賞味期限」なのだそう。
熱々の生地に冷たいクリームがたっぷり入っているので、食べた瞬間“ひやあつ”の新感覚を味わえるというのです。
早速、注文してみましょう。
満月には姉妹店のはぎトッツオ専門店〈おこめのおめかし〉のオリジナルクリームを使用。
注文が入ると、小豆あん入りのあんまんに溶かしバターをたっぷり塗ってサンドメーカーでこんがり焼きます。あんまんは事前に自社工房のせいろで蒸されているとのこと。
そこに、たっぷりのクリームを注入!惜しげもなくクリームが詰め込まれていきます。
〈きなこ満月〉に仕上げのきなこを振りかけている様子。
さっと見た目を整えて盛り付けが完了です。
カメラを構えておくのがベスト。食べるまでの時間が勝負!
見てください!このまんまる黄金色のあんまんに、クリームが溢れる存在感を。
「できたて15秒」を体感するため写真撮影も一瞬で終え、まずはひと口いただきます。
テイクアウトはおすすめしていないのでその場でできたてを味わおう。
あつあつ、じゅわっ!
生地の両面がバリッと焼かれ、口に含むとバターの芳醇な味わいが広がります。
とくに肉厚の皮が味わい深く、これまでのあんまんの概念を覆すといっても過言ではない新感覚の味と食感です。
「冷えても生地がもっちり。ゆっくり食べても生地がふやけず、クリームがいい具合に溶けておいしい」と常連客の日下部さんもうれしそうにコメント。
左から〈きなこ満月〉、〈満月〉、〈八女抹茶満月〉。
現在のラインナップは3種類。
シンプルなクリーム、八女抹茶、きなこ味に、今後は和菓子コーディネーターのせせなおこさんの目線で監修した新しいメニューも加わる予定とのこと。
これまで「はぎトッツォ」や「ドルチェかき氷」を生み出してきたダイキョーバリューの商品開発力に今後も期待です。
2個目もペロリといけちゃう!? ほどよい甘さとボリューム感。
左から調理を担当する合志さん、秋吉さん、池田さん。
まるでかけっこするくらい、その場でしか食べれないところが魅力的。
従業員さんがひとつひとつ丁寧につくるクリームあんまん、ぜひ一度ご賞味あれ!
information
満月とかけっこ
住所:福岡市南区柳瀬1丁目33-1Europe内
営業時間:11:00〜16:00
店休日:なし
TEL:070-1307-6919
営業期間:2022年12月21日〜2023年5月31日※予定
*価格はすべて税込です。
writer profile
Mayo Hayashi
林 真世
はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。