〈銀座NAGANO〉やエキナカに長野の旬がたくさん!

信州を代表する農産物や伝統食、地酒やジビエなど、信州の暮らしを感じるさまざまな商品をセレクトした東京・銀座のアンテナショップ〈銀座NAGANO〉。2014年3月のオープン以来、2階のイベントスペースでは、長野にまつわる多彩なイベントが行われています。

長野県の農産物や食材、伝統食、世界に誇るNAGANO WINEや地酒、ジビエなど、長野県の暮らしと季節を感じるさまざまな商品と施設を取り揃えているアンテナショップ〈銀座NAGANO〉。

6月に開催されたもののひとつが、「信州産の旬を発信! 野菜ソムリエKAORUと信州の旬を愉しもう!」というイベント。

全国第1号のシニア野菜ソムリエとして活躍する長野県出身のKAORUさんを進行役に、「美しすぎるタクシードライバー」としてタレント活動も行う長野県安曇野市出身の生田佳那さんをゲストに迎え、自然豊かな長野県で生産される農産物を試食しながら、その特徴やおいしさをKAORUさんが解説する企画でした。

「旬の時期の野菜はおいしく、見た目の美しさも香りも楽しめるのはもちろん、栄養価も高く、本来、人間の体がその時期に求める栄養素をバランスよく含んでいます」と長野県の旬の野菜を紹介したKAORUさん。

KAORUさんによると、全国4位の面積を誇る長野県は、日本アルプスをはじめとする2000〜3000メートル級の山々に四方を囲まれ、南北に広く四季の変化に富んだ地域のため、野菜や果物、米、きのこなど、バラエティに富んだ農産物が生産されているそう。また、内陸地特有の気候によって昼夜の寒暖差が大きいため、長野県産の農産物には旨みがギュッと蓄えられているのが特徴だと言います。

そして、農地の標高差を生かして旬の農産物の収穫期が次々とリレーをする「産地リレー」ができることで、長期出荷が可能なのだとか。さらに、長野県は関東や中京、関西などの大消費地からも近距離のため、新鮮な農産物をいち早く都市に出荷できているそうです。

今回は、そんな環境で生産されている長野県の旬のレタスやセルリー、夏ハクサイなど、15種類の長野県産食材をふんだんに使った「信州森のごちそうサラダ」や、夏ハクサイとリンゴジュースを使ったヨーグルトスムージーなどを味わいながら、旬の野菜の見分け方や栄養素、おいしい食べ方などについてトークを弾ませました。

リンゴジュースのドレッシングでさっぱりと味わった「信州森のごちそうサラダ」。レタスやセルリー、ズッキーニやキノコなど、長野県産食材がたっぷり。

デザートには、大阪の名店〈FORMA〉の信州産ブルーベリーを使用したチーズケーキと、長野県産あんずを使用した〈OGGI〉のアプリコショコラテリーヌが登場。

客席ではトークに耳を傾けながら、次々と登場する試食も楽しみました。

実は、こうした長野県産の野菜やスイーツにまつわるイベント、JR東日本の駅構内でも開催されています。9月30日までJR東日本の駅構内や新幹線車内で開催されているのが、地域の素材を生かしたスイーツやお土産を開発し、販売する〈地域素材応援プロジェクト〉。長野県産のブルーベリーや信州ジビエを使った44アイテムが販売されています。

また、JR東日本のエキナカ商業スペース〈エキュート〉では、7月23日まで、信州産食材を使用したオリジナルメニュー全55種を販売する〈“心のごちそう”信州〉も開催中。エキュートに出店している各ショップで、〈“心のごちそう”信州〉に沿うオリジナルメニューを開発する企画です。

信州デスティネーションキャンペーン開催中!

ところで、いまなぜ長野県がこんなに注目されているのか。実は7月1日から9月30日まで、長野県ではJRや地元自治体、観光事業者などと協力し、〈信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)〉を開催しているのです。

長野県を旅行先として全国にPRする国内最大級の観光キャンペーンで、長野県で実施されるのは7年ぶり5回目。「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチフレーズに、「アウトドア」「癒し」「歴史・文化」「食」をテーマとした魅力を実感できる旅を提案しています。

それに伴い、長野県内では「食」以外にもさまざまな着地型旅行を提案。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、1時間半のトレッキングで白馬三山や五竜岳といった北アルプスの雄大な山々を間近に望める「白馬八方池」のトレッキングコース(八方尾根自然研究路)や、標高1770メートルの竜王ロープウェイ山頂に建てられた2段式テラス〈SORA terrace〉のほか、環境省による全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」第1位(2006年)に認定された、日本一の星空の里・阿智村の「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」、安曇野の原風景が広がる〈大王わさび農場〉での散策など、数々の体験やツアーが可能です。

さらに、パラグライダーやカヌー、ラフティング、サイクリングなど、大自然の中でのアウトドア体験が楽しめるのも長野県の魅力。

東京でも長野でも、信州の魅力をとことん感じられる2か月間。「今年の夏休みは何をしよう?」と考え中の方、新鮮な果物や野菜を味わいながら、人生観が変わるような絶景やアクティビティー体験も楽しめる長野県に足を運んでみては。

information

信州デスティネーションキャンペーン 

開催期間:2017年7月1日(土)〜9月30日(土)

Web:信州デスティネーションキャンペーン

writer profile

Hiromi Shimada

島田浩美

しまだ・ひろみ●編集者/ライター/書店員。長野県出身、在住。大学時代に読んだ沢木耕太郎著『深夜特急』にわかりやすく影響を受け、卒業後2年間の放浪生活を送る。帰国後、地元出版社の勤務を経て、同僚デザイナーとともに長野市に「旅とアート」がテーマの書店〈ch.books〉をオープン。趣味は山登り、特技はマラソン。体力には自信あり。