公式アートポスターの制作は、開催都市契約(※)に定められた要件の一つとされており、
東京2020大会においても、国内外のアーティスト19組により、オリンピックをテーマとした12作品、
パラリンピックをテーマとした8作品が制作されています。この中から、国際オリンピック委員会(IOC)、
国際パラリンピック委員会(IPC)により、東京2020大会を象徴する「アイコニックポスター」が、
次のとおり決定しました。なお、パラリンピック大会のアイコニックポスターが選定されるのは、
東京2020大会が初めてとなります。

※開催都市契約:開催都市に決定後(2013年9月7日)、国際オリンピック委員会(IOC)と東京都、
日本オリンピック委員会(JOC)が締結した大会の準備・運営に関する契約書のこと。

【東京2020大会「アイコニックポスター」】

東京2020オリンピック アイコニックポスター 制作アーティスト:野老朝雄/美術家

野老朝雄

『野老朝雄氏コメント』
「多様性と調和のメッセージを込めた東京2020エンブレムの組市松紋を、原点に戻り、
コンパスと三角定規を使って自分の手で描きました。戦国武将が『勝色』として愛し、
江戶時代には庶⺠の衣類にも多く使われた日本伝統の色、藍色は自分にとっての誇りであり、
藍色に白地でエンブレムを描いたこのポスターは、次の世代に手渡すバトンです。
オリンピック史上で大きな意味を持つであろう東京2020大会を象徴する一枚として、
後世に繋がっていくことを願っています。」

『オリンピック文化遺産財団 アンジェリータ・テオ理事⻑コメント』
「国内外の著名なアーティストたちが東京2020大会のためにアートポスターを
デザインしてくれたことを大変うれしく思います。選ばれた作品は、
大会のテーマである「多様性と結束」を見事に表現しています。この
「多様性と結束」は、人々が本質的に絆で結ばれている社会の実現を目指す
オリンピック競技大会の普遍的なメッセージでもあります。まさに
東京2020大会のコンセプトである「多様性と調和」を象徴するものです。」

東京2020パラリンピック アイコニックポスター 制作アーティスト:GOO CHOKI PAR/グラフィックデザイナー

GOO CHOKI PAR

『GOO CHOKI PAR コメント』
「パラアスリートたちが前を向き挑み続ける
その強い意志をこのポスターに描いた。
人々の情熱は止められない。
それはいつの時代も変わることなく受け継がれてきた人類の希望である。
東京2020 大会のために制作したこのパラリンピックポスターが、
いまこの時、そして時代を超え、
少しでもアスリートの皆さんを鼓舞するものとなれば嬉しい。」

『国際パラリンピック委員会 アンドリュー・パーソンズ会⻑コメント』
「素晴らしいポスターばかりで、最も大会を象徴する作品を一つだけ選ぶのはとても難しかったです。
東京 2020 大会の印象を、多くの著名なアーティストが表現してくれたことに感銘を受けました。
最も象徴的だったのは、パラリンピックの多様性と喜びを描いた GOO CHOKI PAR の作品で、
スポーツが世界を変えることができるというメッセージを伝えていると思います。」

これらの作品は、公式ライセンス商品としても発売する予定です。また、2021年6月23日(水)から
10月3日(日)まで日本オリンピックミュージアムで開催される「Tokyo 2020 Olympic and Paralympic ART 展
−みんなが描くオリンピック・パラリンピック−」において、アイコニックポスターおよび
東京2020公式アートポスターの全作品が展示されます。

【公式アートポスターについて】
20世紀初頭から、各大会の組織委員会は、オリンピックというスポーツ・文化イベントへの認知と
理解を促進するために、ポスターを制作してきました。また、オリンピックのポスターは、
各大会の特色を世界に伝える役割も果たしています。
近年では、パラリンピックのポスターも含め、国際的に活躍するアーティストやデザイナーを起用し、
各大会の文化的・芸術的レガシーとなる作品を制作するようになりました。その中からは、
時代のアイコンとなるような作品も生まれています。

【アイコニックポスターについて】
各オリンピック大会を象徴するポスターとして、IOC会⻑が1点を選定し、ローザンヌにある
オリンピック博物館に収蔵されます。IPCは、過去パラリンピック大会では
アイコニックポスターを選定していませんでしたが、東京2020大会で初めて選定することとしました。

東京2020公式アートポスターの詳細はこちら

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