株式会社TYプロモーションは、2022年5月11日(水)〜5月15日(日)に舞台『十二夜 Twelfth Night』を
東京都渋谷区のこくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロにて上演します。

本公演は、英国の劇作家・詩人である ウィリアム・シェイクスピア の作品「十二夜」を、俳優 "横内正" が
上演台本・演出する舞台。台本訳は文化功労者であり英文学者・演劇評論家の小田島雄志氏
(東京大学名誉教授・東京芸術劇場名誉館⻑・日本演劇協会理事)の翻訳作品(白水社刊)を使用。
出演キャストは、合田雅吏、松田岳、高崎俊吾、堀田怜央、一色采子、加納幸和(花組芝居)、上杉陽一(演劇集団円)、
綾田俊樹(東京乾電池)、千葉和臣(海援隊)、山下禎啓(花組芝居)、加藤頼(俳優座)、宮本大誠、小山晶士、
秋葉陽司(花組芝居)、永澤洋(花組芝居)、須賀大輔、木下隼輔の計17名。
2.5次元・ミュージシャンや各劇団員など、各ジャンルから構成されたメンバーとなっております。

2016年より開催してきた一連の舞台 “横内正✖️シェイクスピア” シリーズが2022年は
コロナウイルス感染症で疲弊した社会に笑いと喜びをお届け。シリーズ初演の本公演は衣装デザイナーを一新。
忌野清志郎がこよなく愛した衣裳デザイナー "RuuRuu" を起用。特徴である、エアリーでファンタジックな
RuuRuuカラーは本公演とのコラボレーションに期待は高まるばかりです。

開幕前日となる2022年5月10日に公開ゲネプロが、初日の5月11日に開幕直前の囲み取材が行われました。

【公開ゲネプロの様子】

【あらすじ】
双子の兄妹セバスチャン(松田岳)と妹ヴァイオラ(髙﨑俊吾)の乗った船が嵐に遭い、妹はイリリアの海岸に流れつく。
兄と離ればなれになって、死んだものと思い込んだヴァイオラは、男装してシザーリオと名乗り、
地元の名家、オーシーノー公爵(合田雅吏)の小姓となる。
公爵は、オリヴィア(堀田怜央)という伯爵の娘に求婚しているが、兄の喪に服している彼女は、
公爵の求愛を拒み続けている。ヴァイオラ/シザーリオは、公爵の命を受けオリヴィアの元へ、
その想いを伝えるべく尋ねるが、使者としてやってきたヴァイオラ/シザーリオにオリヴィアは一目惚れしてしまう!
そのオリヴィアには、伯爵家の執事として仕える、マルヴォ―リオ(加納幸和)も、叔父のサー・トービー(上杉陽一)の
飲み仲間のサー・アンドルー(綾田俊樹)も夢中。うぬぼれ屋の執事は、家中の人々から煙たがられており、
侍女のマライア(一色采子)の仕掛けたオリヴィアの偽ラブレターを信じ込み舞い上がってしまう!!
一方、生きていた兄のセヴァスチャンは、偶々顔を合わせたオリヴィアに、シザーリオと思いこまれ・・・♥
物語は、思わぬ方向に転回していく…果たして話の結末はいかに?!

2016年より「横内正✖️シェイクスピア」シリーズとして「リア王」、そして2021年には「リア王」、「マクベス」を
上演台本、演出、そして主演をしてきた芸歴58年を数える御年81歳の俳優の横内正氏。
その横内氏が2022年の題材として選んだのは、シェイクスピアが書いた17本の喜劇の内の一つ「十二夜」。
シェイクスピア喜劇の中でも特にコメディ色が強いとされる本作を、オーシーノ―公爵役の合田雅吏さんを筆頭に
若手からベテランまで多種多様な顔ぶれの役者陣17名がテーマである「恋」をロマンティックかつ、
時に笑いを堪えられない様な絶妙なテンションと質感で演じきります。

題名上はストレートプレイ作品となっていますが、劇中において本作の音楽監督であり、
横内さんの甥である作曲家の横内丙午さんが作曲、そして演奏を行うテーマ曲を含む11曲の歌唱が
キャストにより行われる、エンターテイメント性の高い作品になっています。

【囲み取材の様子】

囲み取材には、オーシーノー役の合田雅吏さん、セバスチャン役の松田岳さん、ヴァイオラ役の髙﨑俊吾さん、
オリヴィア役の堀田怜央さん、マライア役の一色采子さん、マルヴォーリオ役の加納幸和さん、
そして、上演台本と演出を手掛けた横内正さんの7名が登壇。

Q:初日を迎えた今の心境は?

(前列左から)オーシーノー役:合田雅吏、セバスチャン役:松田岳、ヴァイオラ役:髙﨑俊吾、オリヴィア役:堀田怜央、
(後列左から)上演台本・演出:横内正、マルヴォーリオ役:加納幸和、マライア役の一色采子

合田さん「僕は横内さんとご一緒をさせていただくのが3回目のシェイクスピアとなるんですけども、
これまでは横内さんの背中を追っていれば良いという状況で前2回をやってきて、今回初めて
横内さんが舞台にいらっしゃらないという、自分からすると大きな柱が無いと言う様な所で
今回、初日を迎えるので、横内さんがいらっしゃった時位のパワーを舞台に届けられる様に
頑張っていきたいなと思って、今初日を迎えようと思っています。」

松田さん「本当にドキドキしています。本当に初めての事だらけで、初日の公演がお客様が入った状態で
どういった物になるのかというのが予想出来なくて、早く初日を迎えたいなという気持ちでいっぱいです。
最近、天気が不安定だったんですけど、今日は凄く良い天気でお客様も良い感じに足を
運んでいただけるんじゃないかという風に思うと凄く良い初日を迎えられるんじゃないかと。頑張ります。」

髙﨑さん「先ずは初日を皆、誰も欠けずにコロナにならずに迎えられた事を僕としては凄く嬉しく思います。
僕個人としては凄く沢山の作品がこのコロナによって潰れて来てしまっていて、昨年8月以降、
舞台の初日を迎えられるのが初だったので、そういう意味でも凄く頑張りたいなという思いでいっぱいです。
沢山の方に、観ていただけたらなと思っております。」

堀田さん「本日を迎えられてホッとしております。僕自身、シェイクスピア作品は初めてで、『十二夜』という作品にも
今回初めて触れるんですけども、本当に面白くて。台本で読んだ時よりも皆さんのお芝居を観た時が本当にキラキラしていて、
役者さんが演じるとこんなに自分の思っていたイメージと変わって来るんだという、流石というか
改めて役者って素晴らしいなと実感しました。今回、僕はオーディションで受けさせていただいたんですけども、
受かったからには、絶対に素敵なお芝居を見せたいなと思いますので、観て下さる皆様にも、
素晴らしいお芝居をお見せ出来る様、油断無く頑張りたいと思います。」

一色さん「横内さんとシェイクスピアをやらせていただくのは2回目で、前回はマクベス夫人をやらせていただきました。
今度は全く真逆のマライアという、明るくて陽気な役をやらせていただくんですが、この男性ばかりの座組の中で、
女が一人という事で、物凄く違和感があるかなと思ったら全然無くて、それはきっと私がオジサンに近いからだと思うんですけど、
楽しく稽古をやらせていただきました。前回と全く違う役だし、男の方達のカンパニーの中で
女が如何いう風に存在をしたら良いのかという、女優さんと一緒にやるのとは違うパワーバランスがあるかな?と思って、
そういった事が中々、試行錯誤をしながらだったんですが、横内さんに教えていただきながら今日まで来ました。
俳優は衣装を着けて舞台に上がって明かりを浴びるとそこで感じて来る物が違ってきますし、
そして今日は初日でお客様が入ってくると、喜劇はお客様と一緒に作るという所がありますので、
今日はまたどんな風に仕上がるか楽しみにしています。」

加納さん「何時も劇団では着物を着て女形をするんですけども、外部での男役でシェイクスピアは本当に久しぶりでして、
ありったけの事をやりますし、こうやってイケメンに囲まれていますし、本当に色んなジャンルで活躍されている方と
ご一緒をさせていただいて、異種格闘技の様な感じになっていて、とても楽しいです。今日から楽日まで頑張りたいと思います。」

横内さん「こういう素晴らしい方達を僕等のカンパニーに参加してもらって、こういう作品に携わる事ができて本当に幸せです。
僕も皆さんの中で私服でご挨拶をするのは初めての体験なので、如何対応をして良いものかと迷うんですが、
皆さん、大変素敵なコメントを仰っていたので、僕は何も言う事がありません。後はこの人達がどういうお芝居を作ってくれるか、
どういう楽しい舞台がこれから展開をしていくか、それを僕は客席から見て楽しみにしています。」

Q:今作の見所は?

横内さん「「コメディ」という言葉の響きで皆さんは、なんだかチャカチャカした笑いが満載の
ドタバタ喜劇みたいなイメージをお持ちになるかもしれないけども、そうではなくて、
あくまでもハートフルなドラマ性を重んじていますので、一分一句を大切に喋っていただいて。
喜劇や悲劇という枠を外れた形でお芝居として楽しい芝居が作れれば良いな、という思いでやりました。
それと自分の思った以上に音楽性が重要視をされているので、それも含めて今まで私が携わって来た
『リア王』や『マクベス』に比べて色合いの違う舞台になるなというのを、目の当たりに拝見をしていて、
僕のイメージが叶っていて嬉しい限りです。楽しい舞台になりました。」

Q:横内さんより言われた言葉で大事にして来たものは?

合田さん「横内さんが仰られた通り、「台詞を一語一句、最後の一文字までしっかりと出してくれ」
というその事位ですね。でもそれがとても難しいんです。それを何回か仰っていただいて、
実際に練習をしたり稽古でやる事によって、そこから生まれる感情とか関係性が作られてくるのを毎回発見して、
そこからまた一つお芝居が作れるという楽しい経験をしました。」

松田さん「自分が役者を目指して最初に習うレッスンである様な基本中の基本を突き詰め、
変な小手先やそいう物でない所に心理があると言いますか、それは僕も探求の道半ばなんですが、
そこから逸れずにどれだけ向き合っていけるかという所が稽古の段階から勝負でした。」

髙﨑さん「お二人の通り、言葉遊びというものを凄く大切にされていて。僕個人としては、
女性が男装をするというちょっとややこしい役柄で、そもそも僕が男性だったので、
(役に対して)二重三重のねじれがあったので、最初台詞の発声の仕方とかを凄く苦労したんですけども、
一番最初の頃の稽古の時に横内さんに「宝塚のトップスターの方みたいな感じを出しても良いんじゃない?」と、
仰っていただいて、成程なと僕の中で腑に落ちた所があって、そういう物を意識して作り上げた所はあります。」

堀田さん「皆さんの通り、僕は台詞に関しては横内さんから凄くご指導をいただいたんですけども、
大事な台詞を粒立てるという事を凄く大事にしていて、心の中で完結しているものでも、
言葉では同じ感じでも平たくなってしまっている事があって、それを横内さんに改めてご指摘をいただいて、
「僕の台詞はそうなっているんだ…」と、僕自身的には気持ちは出来ているんだけど、それを表に出すには
あまり形になっていなかったというのがあって、大事な台詞はより分かり易く、内に籠めず出すという事を
横内さんに伝授されて、それをひたすら稽古に何回も通して完成した物を今日お見せ出来るので楽しみです。
僕自身も女性役は経験が無くて「出来るのかな…」と思ったんですよ。
タイミングが悪い事に、鍛えてしまっていたんです。ヤバいなと思って筋トレを控えてなるべく女性らしさを見せる為に
肩とかも膨らませようかと思ったんですけども結果、肩も鍛えちゃって。そういう苦労もありつつ、
皆さんに支えられながら今日を迎えらえれて本当に嬉しいです。」

一色さん「女一人で、私ただでさえ地声が高いので、横内さんからもっと低い声で、と。
横内さんが(見本で)言って下さるんですけども、そういう声が出なくて。それは非常に苦労しました。
シェイクスピアって韻を踏むというのがあるんですけど、言葉遊びというか、要は「ラップ」なんですよね。
マライアは特に頭の回転が速くて、そういうのを台詞の随所で楽しんでいるので、声を低くしながら
台詞の楽しい感じを出すというのが中々難しいんですけど、注意しながらやっている所ではあります。」

加納さん「こういうのはなんですけども、凄く自由にやらせていただいて。俳優として大先輩の横内さんから
ここはこうした方が発想が良いと思う、と、やっていると気づかない所を言っていただくので、
それに乗らせていただいて。それを勝手に膨らまさせていただいているんですけども、やっていて楽しいです。
幕が開くとあっという間に終わっちゃう感じで。頑張ります。」

Q:双子の兄弟役を演じる上で意識した点は?

髙﨑さん「松田君のちょっとしたお茶目な芝居をトレースしようかな、とも稽古中に思ったりとかもありました。」

松田さん「(髙﨑さんと)体格も似ているといいますか、そういったフィジカル面では凄く有難かったという部分がありまして、
一緒に居るシーンって、最後の最後しかなくて、お互いを凄く見るというか僕も見ちゃいました。
自分と同じ格好をしている人を追って見ちゃうといいますか、特別に意識して動きや発声の打ち合わせをする
という訳ではないんですが、意図していない所で似て来ている状態なのかなという風に今、感じています。」

Q:今作では衣装デザインをRuuRuuさんが手掛けているが、過去作と全く違う衣装テイストが舞台に与えた影響とは?

横内さん「僕自身が体に衣装を纏っている状況ではないので、肌でどんな感じ取り方をしているかは
各俳優さん達の感性なので。ただ、視覚的に見ていて「こういう風な形、絵柄、カラーになって来るんだな」と
舞台稽古で初めて全員がステージに立った時に感じておりました。大変素敵な物だと思います。
今まで『リア王』『マクベス』と、悲劇の方では別の衣装デザイナーの方が携わってきましたが、
それとはまったく発想が違う作り方になっていて、視覚的に見た分には大変に皆さん好ましくご覧になられると思います。」

最後にメッセージを

横内さん「一人でも多くの皆さんに是非、来ていただいてお芝居を楽しんでいただきたいというのが
私の心からの願いです。是非、皆様いらして下さい。」

【舞台『十二夜 Twelfth Night』公演概要】
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ提携公演

公式サイトはこちら

<公演期間>
2022年5月11日(水)〜5月15日(日)

<会場>
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ

<上演時間>
約2時間30分(15分間の途中休憩を含む)

<料金>
公演プログラム付きS席:11,000円
※J-Stage Naviのみ取り扱い
※公演プログラム(税込2,000円)は、 チケットと同送の引換券にて当日会場にて交換
S席:9,500円 A席:7,500円
※ご来場の皆様に限定追加特典「希少な稽古場風景写真」をランダムでプレゼント

「チケット発売」
:J-Stage Navi:http://j-stage-i.jp/typro  03-6672-2421(平日12:00〜18:00)
:スペース・ゼロ チケットデスク →  https://www.spacezero.co.jp/ (インターネットのみ)
:チケットぴあ ※WEBのみ →  https://t.pia.jp/ (Pコード:511-425)
:ローソンチケット ※WEBのみ →  https://l-tike.com/ (Lコード:34866)

『チケットお問い合わせ』
J-Stage Navi:03-6672-2421(平日12:00〜18:00)

<出演者>
オーシーノー:合田雅吏

セバスチャン:松田岳
ヴァイオラ:髙﨑俊吾
オリヴィア:堀田怜央

マライア:一色采子

マルヴォーリオ:加納幸和(花組芝居)

サー・トービー:上杉陽一(演劇集団円)
サー・アンドルー:綾田俊樹(東京乾電池)
ザビエル:千葉和臣(海援隊)
フェステ:山下禎啓(花組芝居)
アントーニオ:加藤頼(俳優座)
フェービアン:宮本大誠
ヴァレンタイン:小山晶士
カール:秋葉陽司(花組芝居)
召使いメリー:永澤洋(花組芝居)
警官ボトム:須賀大輔
水夫:木下隼輔

※髙﨑の﨑は「立」が正しい表記

<STAFF>
作:W・シェイクスピア
訳:小田島雄志(白水社刊)
上演台本・演出:横内正
音楽監督:横内丙午(432HZ MUSIC JAPAN)
美術:浅井裕子
照明:林高士
音響:角丸雄亮
舞台部:明治座舞台、石塚聡、斎藤徹
小道具:高津小道具、吉本孝
演出助手:赤塚幸信
舞台監督助手:井草祐一
舞台監督:北村太一
振付:楓沙樹
アクションコーディネート:潮見勇輝
声楽指導:呉富美
衣装デザイン:RuuRuu
ヘアープランナー:奥山光映
ヘアメイク:古橋香奈子、小倉優美
フォトグラファー:山崎伸康
アートディレクター:井上順雄
映像ディレクター:竹村友宏
チケット管理:島田敦子(J-Stage Navi)
稽古場管理・制作:上野志津香、元庄矢佳奈
SpecialThanks:荒巻千草、齋藤タミ子
アソシエイトプロデューサー:神谷光、シマダシュンタ
劇場担当:坪根孝/林秀樹
プロデューサー・運営管理:イトーノリヒサ
協力:スターダストプロモーション/ブルーシャトル/ビー・エムアイ/スペースクラフト/トゥフロント/花組芝居演劇集団円/東京乾電池/ノックアウト/海援隊/俳優座/スーパーエキセントリックシアター/イトーノリヒサOFFICE/イベント・バンキング運営組織委員会(順不同)
制作統括:詩笛立季(TYプロモーション)
提携公演:こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
主催・企画・製作:株式会社TYプロモーション