今年9月に台風14号の影響で開催日程の大半が中止となった、“光の祭典” 「TOKYO LIGHTS 2022
(トウキョウ ライツ ニーゼロニーニー)」のプロジェクションマッピング国際大会
「1minute Projection Mapping Competition」の授賞式が2022年11月13日(金)、
東京都新宿区の明治神宮外苑 聖徳記念絵画館にて開催されました。当日の様子をお伝えします。

【プロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」授賞式】

2021年12月に始まった『TOKYO LIGHTS』は、東京の新しい風物詩となる光の祭典。
TOKYO LIGHTSの『LIGHTS』には、未来の可能性を示す「ビジョン」、表現技術を示す「先進性」、
これからを担う「人材」、それらを育み集まる「コミュニティ」など様々な意味が込められています。
こうした「光」を集め、その化学反応によって輝く希望のメッセージを東京から世界へ届けるイベントです。

ファイナリスト19作品

目玉となる世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会は、世界各国から集まった作品が
聖徳記念絵画館という歴史ある巨大な建物へ投映され、圧倒的で上質な映像体験ができる貴重な機会となります。
光の祭典エリアでは、非日常感のある光の世界を旅する様に、光のアートや先進的な
エンターテインメントコンテンツが配置され、エリア全体で多種多彩な体験をすることが出来ます。

小雨が降る中、会場に足を運んだ観覧者

世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会である「1minute Projection Mapping Competition」は
9月17日〜19日の公演では国際大会観覧エリアのチケットが全日SOLDOUTとなっていましたが、
残念なことに台風14号の影響で初日の17日のみの実施に。それを受けて9月のプログラムの一部を変更し再上映することが決定。
当コンペティションでは毎回異なるテーマと、1分台という短いプロジェクションマッピング作品を集め、
その年の世界一を競います。2022年のテーマは「LIFE / 命・暮らし・人生」。
ファイナリストはイラン、クロアチア、スペイン、ポーランド、ハンガリー、
ドイツ、ウクライナより各1組ずつ、ブルガリア、タイより各2組、中国5組、
そして日本から3組の、合計19組が選出され、約2か月越しとなる授賞式の開催となりました。

『ファイナリスト19作品・招待作家2作品再上映』

①「Simulation Hypothesis」Elektrick.me(ブルガリア)

②「Two prisms of life」GTD+(中国)

③「Joy and Glory」From Object To Studio(タイ)

④「Red Seed」Ari Dykier(ポーランド)

⑤「for you & for me」ZIN(日本)

⑥「A touch of life」Stefan Vidović Visualia Group(クロアチア)

⑦「Floating Life」TOOPFIRE(中国)

⑧「FUTURE SIGNAL」SKGPLUS(中国)

⑨「Rain Of Life」Segal Media(イラン)

⑩Tokyo Tokyo賞 「Resistance」Kurbas Production(ウクライナ)

⑪「結 -yui-」BBCDesign(日本)

⑫「The fact of the life」Chema Siscar by Momap studio(スペイン)

⑬「Life is the flower of desert」Dolphin animation(中国)

⑭TOKYO LIGHTS賞/オーディエンス賞「Owari (終) ・Tsuzuku(続)」DecideKit(タイ)

⑮「Restraint」TeamWAOH(日本)

⑯「Awake」MP-STUDIO(ブルガリア)

⑰審査員特別賞 「Mutate / Evolve」RESORB(ドイツ)

⑱「Lightwheel 2677」Epoch Power(中国)

⑲東京都知事賞「Elemental constructions」EPER DIGITAL(ハンガリー)

招待作品「System」Yuta Okuyama

招待作品「AD ASTRA」THE FOX, THE FOLKS

オープニングMCの後、世界55の国と地域から集まった241組のエントリーより選ばれた19組の
ファイナリスト達の作品と、昨年2021年度のグランプリ受賞者である、
インドネシアのマルチメディアチーム「THE FOX, THE FOLKS(ザ・フォックス、ザ・フォルクス)」と
日本のビジュアルアーティスト、デベロッパーのYuta Okuyama(ユウタオクヤマ)の2組の
招待作家の作品、計21作品の再上映がなされました。

オーディエンス賞を受賞した「Owari (終) ・Tsuzuku(続)」を制作したタイのDecideKit代表者(右)

Tokyo Tokyo賞を受賞した「Resistance」を制作したウクライナのKurbas Production代表者(右)

審査員特別賞を受賞した「Mutate / Evolve」を制作したドイツのRESORB代表者(中央2人)

準グランプリであるTOKYO LIGHTS賞とオーディエンス賞のW受賞となった「Owari (終) ・Tsuzuku(続)」のDecideKit代表者

続いて、オーディエンス賞、Tokyo Tokyo賞、審査員特別賞 、TOKYO LIGHTS賞(準グランプリ)が
来日した各ファイナリストへ副賞と共に贈られました。

受賞者に贈られるプライズプレート

世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会で選ばれた、受賞者に贈られる特製のプライズプレートは、
今年度は、高度な技術を必要とする電化製品、宇宙開発、工業製品開発など多様な世界中の業界からオファーが集まる
金属加工の先端技術集積地 ”東京都大田区” の複数工場が共同で製作、その高い金属加工のノウハウを活用した特別なプレートです。
金属板の上に3種類のイチョウの葉(特殊メッキ加工をした本物の葉、精密に加工された金属板、彩色されたチタン)を
組み合わせたスタイリッシュなデザインで、東京開催にふさわしい、革新の技術が集結した唯一無二のプライズプレートに仕上がりました。

グランプリである東京都知事賞を受賞した「Elemental constructions」を制作したハンガリーのEPER DIGITAL代表者(右)

そして最高賞である東京都知事賞(グランプリ)は小池百合子東京都知事より手渡され、
小池都知事よりスピーチが。
小池都知事「世界各国から作品を持ち寄っていただき、皆様にご覧いただいて、
クリエイターの皆さんも本当にやりがいがあったのではないかなと思いますし、
楽しみ甲斐があったというものでございます。歴史的な建造物に最新のプロジェクションマッピングの投影、
正に「Old meets new」の典型ではないかなと思います。私達の「Life」が持つ多様性を表現してくれました。」

最後に大会総合プロデューサーの石多未知行氏より総評が。
石多さん「この大会は実は10年やって来ております。こうした国際大会で何が必要かというと、
個性や他との違いだったりするんです。「Diver city」とよく言われていますけど、
我々が多様性を受け入れられる土壌を作っていくというのが凄く大事だなと思いますし、
国際大会はある種、これまで異端の物であったり、今まで見出せなかった物が生まれて来る場所だなと考えております。
我々はクリエイターの皆さんのモチベーションであったりとか、映像作品があって初めて
この時間を共有する事が出来ています。見ていただいた作品で今までのプロジェクションマッピングの
イメージが変わったな、とか、こんな映像表現があるんだなと気づいてもらったりしていただければ、
それは、我々に対する最大の評価だなという風に思っています。19作品の全く違う「Life」をテーマにした作品が
集まった時に、ある種、一つのショーとして世界観が成り立って、多様性の中にキラキラした可能性を
感じていただけたのではないかなと思います。また来年もお会い出来たらと思います。」

【「TOKYO LIGHTS 2022」開催概要】

公式サイトはこちら

<開催日時>
2022年11月11日(金)〜11月13日(日) 17:00(13日は17:30)開場/21:00閉場

<会場>
明治神宮外苑 聖徳記念絵画館及び明治神宮外苑 総合球技場軟式球場

<動員数>
本イベントは、入場料無料・先着順での事前予約制をとり、3日間で合計約2万人の動員を予定。

<タイムスケジュール>
プロジェクションマッピング国際大会 作品上映/11、12日の第1部・18:10-19:00/第2部・20:00-20:50
プロジェクションマッピング国際大会 作品上映 + 授賞式/13日19:00‐20:40(最終日は1回のみ)

<料金>
入場の際は事前にチケット(無料)の予約が必要です。
詳細はこちら(https://t.livepocket.jp/t/tokyolights2022nov)

<実施体制>
主催:TOKYO LIGHTS 2022実行委員会
共催:東京都
後援:新宿区
企画協力:一般財団法人プロジェクションマッピング協会
プライズプレート制作協力:株式会社極東精機製作所/株式会社金属被膜研究所/酒井ステンレス城南工業株式会社/株式会社善大工業/ムソー工業株式会社/ メイホー株式会社
制作/運営:エイベックス・エンタテインメント株式会社