風が涼しく、少し秋らしくなってきましたね。いかがお過ごしですか?

今日、紹介するのはめずらしく、甘くないお菓子です。

みなさんはクラッカーが手作り出来るのを知っていますか?

クラッカー??? そうです、あのクラッカーです。なんの特徴もない、ごく普通の塩味のクラッカーなのですが、これがなぜか妙においしいのです。軽くて、さくさく。でもしっかりおいしさがあって、あとを引く。

もちろん、材料はいつもの通り4つです。粉、砂糖、塩、油。作り方も、混ぜて、伸ばして、切って、焼く。
シンプルの極みのお菓子なのですが、作ってすぐに食べる新鮮さがいいのでしょうか? とってもおいしいのです。

油はお好みで好きなものを使ってくださって大丈夫なのですが、酸化がしづらいオリーブオイルがイチオシです。保存する時は湿気ないように保存袋に入れて、湿度が高い時期は冷蔵庫に入れておくのがオススメです。

時々食べる塩気が効いたお菓子はなぜか美味しく感じます。ちょっとしたお茶請けにも、こどものおやつにも、そして大人のもおつまみにもよく合います。ビールにもぴったりですよ。

工程も簡単なので、こどもと一緒に作ってみてもいいですね。

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水を加える際に、状態に合わせて加減するのがポイント。少し生地を寝かすことで、伸ばしやすくなります。伸ばすときは、保存袋を利用すると、自動的に四角の形になります。生地は厚すぎず、薄過ぎない厚みに伸ばしましょう。ここで生地の食感が変わってきます。カットのサイズが少しくらい変わってもご愛嬌。形が不揃いなのも自分で作るとキュートに見えるから不思議です。

難しいことは一切ないので、気軽な気持ちで作ってみてくださいね。

アレンジはのり塩です。定番のフレーバーですが、食べると止まらなくなります。
他にもカレーや、チーズ、黒こしょう、ハーブなど、いろんなアレンジを楽しんでみてください。

基本のレシピ
材料 (約30枚)

○薄力粉…100g

○塩…小さじ1/4

○砂糖…小さじ1と1/2

オリーブオイル…大さじ2

水…大さじ2〜3

塩(仕上げ用)…適量

下準備:天板にオーブンシートを敷いておく。

1.ボウルに○を入れて割り箸で混ぜておく。オリーブオイルを全体に回し入れてさらに菜箸でぐるぐる混ぜる。

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2.写真のように、油が粉全体になじんだら、水を加える。ぎりぎり、生地がまとまるくらいの量を入れる。ひとまとめにして保存袋に入れて室温に30分置く。

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3.保存袋に入れたまま、26cm×12cmを目安に、綿棒で伸ばす。はさみで袋を切り、取り出す。2cm幅に切り分け、フォークで適当に穴を開けて、さらに包丁で2cm角くらいに切る。



4.3を天板に並べて、170度に予熱したオーブンで15分〜20分焼く。出来上がりに塩をまぶす。


+αのアレンジレシピ
のり塩クラッカー


材料に青のり大さじ1を追加し、○の材料と一緒のタイミングにボウルに入れます。
作り方はすべて同様で、最後にお好みで青のりと塩をまぶします。

食べだすと止まらなくなる味ですよ。

*カレー粉、粉チーズ、ハーブなども同じタイミングで大さじ1程度加えるといろんなバリエーションが楽しめます。

これがあると便利!お役立ちグッズ
保存袋

これに生地を入れて伸ばすと、きれいな四角の形になります。


福田淳子(ふくだ・じゅんこ)

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順で美味しく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は30冊以上。

【Instagram】@junjunfukuda