東京から1時間半でいける秩父は、いまじわじわと注目を集める「秩父銘仙」が生まれた場所。そんな秩父の森の中のちいさな雑貨店で、レトロなかわいさはそのままに、ふだん使いしやすく生まれ変わった秩父銘仙の雑貨や小物に出会いました。
大正から昭和初期に普段着、おしゃれ着として大流行した絹織物「秩父銘仙」。秩父は足利・桐生に並ぶ5大生産地に数えられ、かつては養蚕と織物業が秩父の産業を支えていました。時代とともに携わる人の数は少なくなりましたが、伝統工芸として大切に受け継がれているだけでなく、いまも形を変えて女性たちを魅了し続けています。
まず訪れたのは、西武秩父駅から車で20分ほどのところにある、森の中のちいさなお店「イニミニマニモ雑貨店」。北欧雑貨を中心としたかわいらしい店内の雰囲気としっくり馴染んで、銘仙をリメイクした小物のコーナーがありました。
ブローチ、名刺入れ、髪留め、ストール…どれもレトロなかわいさの作品は、全国で眠っていた古い反物や古布を織り交ぜて一つの作品となっているそうです。6年前から銘仙雑貨を扱っている店主の小林さんに、秩父銘仙の魅力を伺ってみました。
イニミニマニモ雑貨店と同じ建物内にある「ジェラテリアHANA」では、その時期の旬な素材を使用したジェラートが毎日12種類そろいます。新鮮な低温殺菌ミルクと果物を使ってオーナーが手作りするジェラートの味に魅せられ、多くの人が足を運んでいるそう。
ジェラート以外にも、手作りのピザやホットドッグなどの軽食も人気。これからの季節は、清流を見下ろすテラス席もおすすめですよ。
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次回の「秩父銘仙さんぽ」は、秩父銘仙の織元・逸見織物さんへ伺います。
お楽しみに!