吉祥寺駅からすぐの小さなビルの4階にある、隠れ家のようなカフェ「カフェ ルミエール」。このカフェで味わえる「焼き氷」は、かき氷を目の前でフランベしてくれる、見た目も味も初めてのかき氷とあって、冬でも話題を集めています。
吉祥寺駅から徒歩1分。南口をでてすぐのビルの4階に「カフェ ルミエール」はあります。「大人の隠れ家」をコンセプトにつくられただけあって、少しわかりにくい立地。その分、見つけて中に足を踏み入れた時は、「ここにこんなカフェが」という新鮮な驚きがあります。
中に入ると、木目の風合いが印象的なフローリングにあたたかみのあるインテリア。奥にあるカウンターもどこかレトロな雰囲気で、おしゃれなのに居心地のよいアットホームな空間です。



もともと「カフェ ルミエール」は高品質なスペシャリティコーヒーを親しみやすく提供するカフェとして、2012年にオープンしました。ペーパードリップ、サイフォン、布フィルターで抽出するネルドリップと、コーヒーの淹れ方を3種類から選ぶことができます。


あくまでハンドドリップにこだわるのは、カフェで飲むからこそ味わえる「ライブ感」を大切にしているから。豆を蒸らす秒数は、お湯を注いだ豆の膨らみ具合で判断しているのだとか。挽きたての豆をハンドドリップで淹れたコーヒーは、至福の香りがします。


このカフェで人気なのが、2017年の夏にスタートした焼き氷。メレンゲで包んだたかき氷をバーナーで炙り、さらに火のついたラム酒を注ぐと、まるで魔法のようにかき氷が炎に包まれます。これは「ライブ感」を大切にする店長が「面白い×カフェならでは」な新メニューを考え、「燃えるかき氷があったら面白いね」と、かき氷をアレンジしてできた驚きのメニューです。

当初は夏季限定のメニューでしたが、絶大な人気を得て、期間を延長。さらに2017年の11月末には苺ののった見た目もかわいい「赤いベリーとキャラメルの焼き氷」や、淡い緑のメレンゲが特徴の「白いチョコと抹茶の焼き氷」といった新しい焼き氷のラインナップも誕生しました。
たっぷりのホイップクリームや、ごろごろした果実、さくさくのクッキー、3種のベリーのソース、自家製練乳などと氷が何層にも重なっていて、まるでパフェを食べているかのような「赤いベリーとキャラメルの焼き氷」。

メレンゲを口に含むと、思いの外ふんわりとしていて、かき氷はふわふわシャクシャク。そこにラム酒の風味がプラスされ、まさに新感覚のかき氷です。
食べ進めるごとに果実やクリーム、クッキーなどが現れるので、最後まで飽きずに食べられます。


たっぷりのホイップクリームに、あんこ、自家製練乳や苺、ホワイトチョコなどがメレンゲで包まれている「白いチョコと抹茶の焼き氷」は、抹茶の苦みとラム酒の風味がマッチして、甘さとのバランスが絶妙です。
この新感覚のかき氷ができるまでには、途方もない試行錯誤の繰り返しがあったのだそう。中に入っているソースや練乳、クッキーまでも手作りだというから驚きです。

焼き氷をつくるには普通のかき氷よりたくさんの時間がかかるため、自然と1日に提供できる焼き氷の数が限られてしまいます。しかし店長が大切にしているのは「専門店ではなくカフェ」であるということ。カフェで食べるかき氷だからこそ、ゆったりくつろいでもらうことを大切にしているそうです。

驚きの新感覚かき氷が食べられる「カフェ ルミエール」は、冬でもお客さんがひっきりなし、1時間待つこともあるのだとか。そのため、かき氷の需要が特に増える夏の焼き氷メニューは、一番オーソドックスな「焼き氷」のみになる可能性もあるそうです。暑い季節がやってくる前に、新しい「焼き氷」をひと足早く味わってみてはいかがでしょうか。