最近じわじわと人気を集めている金沢が誇る日本の伝統工芸品「九谷焼」。そんな九谷焼をより親しみやすくした、転写シールを使って作る「KUTANI SEAL SHOP(クタニシールショップ)」をご紹介します。

九谷焼は「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色が特徴的。カラフルな九谷焼は、白い食器にとても映え、食卓も華やかにしてくれます。ちょっと渋みをもたせた色合いなので、かわいくなりすぎないところもポイント。


金沢をはじめとする石川県の伝統的工芸や物産がセレクトされた「八百萬本舗(やおよろずほんぽ)」の一角にあるクタニシールショップ。金沢駅前から出ている周遊バスや北鉄バスに乗り「橋場町」で下車し、浅野川大橋を渡って徒歩2分ほどの場所にあります。ひがし茶屋街のすぐ近くにあるので立地も抜群。
クタニシールショップでは、転写シールの絵付けによって作られた九谷焼がずらりと並んでいます。日々の生活に取り入れたい、お皿や茶わん、マグカップなど種類も豊富。遊び心満載のデザインは、日常に彩りを加えてくれます。
置いてある商品は季節によっても変わるので、何度訪れても新しい発見が。お正月時期には思わずクスリと笑ってしまうような、福笑いをイメージした九谷焼が登場していました。
今年で10周年を迎えるクタニシール。遊び心溢れたかわいらしいデザインが目を引きます。九谷焼と言えば伝統工芸品ゆえに、高級食器で高嶺の花というイメージがありますよね。クタニシールはそんなイメージのある九谷焼を、“もっと身近に感じれる親しみやすい九谷焼”にしたいという想いから生まれたものなのだとか。
転写シールを使って、九谷焼の絵付けができるワークショップも大人気。ワークショップの時間は90分間で1日4回の開催。白い無地の九谷焼の器に、好きな転写シールを自由に貼って作るため、世界に1つだけのオリジナルの九谷焼を作ることができます。
ワークショップは、7種類ある器の中から絵付けする器を選ぶことから始まります。人気の器は、転写シールも貼りやすい花型皿や角小皿。ごはん茶碗は同じ料金で、大小どちらかを選ぶことができます。
次に選ぶのは転写シール。転写シールは2種類のデザインシートから選ぶことができます。1シートには、干支や文字など40種類以上の絵柄が盛り込まれています。どちらのシートを選んでも、他の方の残ったデザインも自由に使用できるのは嬉しいポイント。絵柄のシートの他に、石川県の地名などが入った文字のシートも選べます。
器とシールを選んだらいよいよ作業です。まずはシートから好きな絵柄を選び、ハサミで切ったあとは、20秒ほどシールを水に浸します。水に浸すとシールの台紙がはがれるので、シールの部分のみ器に貼っていきます。その後、水に濡れたシールをヘラとペーパーを使って空気をと水分を抜いていき、あとはひたすら同じ作業の繰り返しです。
転写シールを貼っていく作業は、自分で描く絵付けよりは断然簡単!しかしシールの貼り方や配置決めなどは、思っていたよりも難しく、簡単すぎないところが面白味のひとつ。シールをうまく貼るコツなどは、スタッフさんが丁寧に教えてくださるので安心してくださいね。
シールを貼り終わったら、スタッフさんに預け、窯元で焼きの作業に。器を預けてから焼きあがるまでは約1ヶ月かかるので、完成品を受け取るまでは少し時間がかかります。手元に届くまで仕上がりがわかりませんが、だからこそ待っている間もウキウキが止まりません。
完成品を箱から取り出した瞬間は、愛しさと喜びをきっと感じるはず。シールは組み合わせ自由。同じシールを使っても器にはそれぞれの個性が浮き彫りになるので、友人と比べるとおもしろいですよ。器が届いたことによって、再度お土産話に花が咲くかもしれません…!ぜひ金沢のお土産品と共に、素敵な旅行の思い出にしてくださいね。ワークショップは基本的には予約が必要なので、電話かネットで予約を忘れずに。