レトロな街並みが続く小樽で愛され続けるおやつはいかがですか?おさんぽ途中のおやつタイムにも、おみやげにもできるスイーツをご紹介します。

北海道で初めてアイスを販売「アイスクリームパーラー美園」

大正時代生まれ、創業100余年を迎える「アイスクリームパーラー美園」は、北海道で初めてのアイスクリーム店。現在も創業当時から変わらぬ技術を大切に作られるアイスが味わえます。

人気メニューはプリンパフェ。しっかりとした固めのプリンにフルーツや生クリームをトッピングし、下にはたっぷりのアイスクリームが入ります。
アイスクリームソフトには小樽のお隣・赤井川村から取り寄せる新鮮な牛乳と北海道産のはちみつなど本物の素材を使っています。創業時から材料へのこだわりは並々ならぬものだったとか。

大正時代、グルメ志向が強かった小樽っ子も驚いたというおいしさ、味わってみてくださいね。

山型にあんをのせた団子が名物「新倉屋(にいくらや)」

創業120余年の和菓子店「新倉屋」は、花園だんごが名物です。黒あん、白あん、抹茶あんはそれぞれ山型にたっぷりとのせられ、美しい形をしています。
弾力のある餅の食感を損なわぬうちにと賞味期限は当日中。小樽でしか味わえない銘菓です。

おみやげには個包装で、日持ちする花園三色だんごがおすすめ。黒ごま、海苔、コイロ(もち米を煎ったもの)の三種が一串にまとまり、お得な気分です。

新倉屋のお菓子は小樽の人々が手みやげにしたりと長く暮らしによりそった存在です。近年では、漫画『ゴールデンカムイ』に花園だんごが登場し、ファンの間で話題になったりと、時代や世代を超えて愛され続けています。

昭和レトロな「喫茶コロンビア」でプリンアラモード

店内に入るとまず目に飛び込んでくるシャンデリアが豪華な「喫茶コロンビア」。創業70余年、これぞ昭和の喫茶店といった雰囲気の中でぜひ食べてみたいのがプリンアラモードです。

しっとりとした手作りプリンにアイス、フルーツ、生クリームが添えられ、銀皿にのって登場。なんともレトロなビジュアル、そしてそのボリュームに驚きます。

プリンアラモードだけではなく、クリームソーダやオムライスといったメニューはどれもボリューミーかつリーズナブル。これは近くに大学があるため、学生さんを思ってのことなのだとか。

現役の学生さんも、かつての学生さんも集うという喫茶コロンビア。小樽っ子憩いの場で昭和レトロを堪能してみましょう。

商店街に佇む昔なつかしの甘味処「あまとう」

アーケード街にたたずむ「あまとう本店」。1階はショーケースにケーキや特製のチョコレートが並ぶショップ、2階は喫茶店となっています。

喫茶店でしか味わえない人気メニューがクリームぜんざいです。生クリーム入りのコクがありながらもあっさりとしたアイスクリームに、北海道産小豆の餡子、もっちりとした求肥が添えられます。

おみやげには1階で売っているマロンコロンがおすすめです。サクっとした口当たりの3枚重ねのサブレーにチョコレートをサンドしたお菓子です。アーモンドやカカオといった定番のほか、抹茶味、いちご味といった姉妹品もチェックしてみてくださいね。

薄皮に包まれるぎっしりあん「桑田屋」のぱんじゅう

「桑田屋」は明治時代から小樽で愛されているご当地おやつ・ぱんじゅうが味わえるお店です。ぱんじゅうとは、パンのような生地をしたたこやき大のおやきの中に、こしあんやクリームなどがぎっしりと詰まったものです。

スタンダードの味8種のほかに桜あんやパンプキンなど季節限定や店舗限定もあります。

本店ではぱんじゅうのほか、スムージーやクレープなどもあり、その場で味わうことができます。好きなドリンクとぱんじゅうのセットもあるので、できたてが楽しめますよ。

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小樽は明治から大正にかけて海運で栄えた街。全国から物資と共に漁師たちが集まり、彼らの疲れを癒したのが甘いものだったとか。私たちも小樽さんぽの途中、甘いものでほっと一息、ついてみませんか。