神楽坂駅から赤城坂をつなぐ奥小道の途中にある「ドーナツもり」は、週末のみ営業するドーナツ屋さん。オリジナルレシピで作るドーナツは、ふわふわもちもちの食感を楽しめます。神楽坂散策の途中に、併設するイートインスペースで淹れたてのコーヒーと一緒にドーナツを味わってみませんか。

まるで童話に出てくるようなキュートなドーナツ屋さん

東京メトロ東西線・神楽坂駅から徒歩2分。駅の北側にある赤城神社の路地を1本入った赤城坂の途中に佇むお店が「ドーナツもり」です。このお店は、週末のみ営業するドーナツ屋さん。どこか懐かしさも感じるかわいらしい佇まいは、フランスの片田舎にあるお菓子屋さんをイメージしているのだそう。

パティスリーだった場所をそのまま受け継いで、ドーナツはどれも食べるとふわふわもちもち、想像できない驚きのボリュームと食感を体験できます。

店内は、木のぬくもりが心地よい空間が広がっています。この場所で営業していたパティスリーの内装はそのままに、窓際のカウンター席に新たにイートインスペースを設置して、購入したドーナツをその場で楽しめるようになっています。

食べて幸せな気持ちになれるドーナツを

フランス菓子店で修行経験のあるオーナーの森敬之さんはドーナツが大好きで、勤務している内に「こだわりの詰まったドーナツを多くの人に食べていただき、幸せな気持ちになってもらえたら」と、自店の出店を考え始めたのだそう。初めは店舗を持たず、マルシェやイベント出店限定でドーナツ販売をスタート。その後、2020年2月に「ドーナツもり」をオープンしました。

フランス菓子店で培った技術と素材の知識を活かし、生地や小麦の配合、発酵の仕方など試行錯誤を重ねた末、完成したのが現在の味。通常のドーナツの作り方とは異なり、まるでフランス菓子を作るような製法で作り上げるのだそう。

グレースから生地まで全て手作りのドーナツ

店内奥のショーケースには、カスタードやチョコレートなどの定番から季節ごとに変わる限定のドーナツがずらりと並びます。ドーナツ生地は食パン作りで使われている湯種製法を取り入れ、3日間かけて作っているのだそう。

トランス脂肪酸フリーの油を使用し、上にかけるグレーズもフルーツやナッツからコンポートを手作りするなど、素材と製法にとことんこだわっています。作り置きをせず、その日出来立てのドーナツを販売するため、人気のドーナツは早めに売り切れることも。

カスタードクリームがたっぷり!「カスタードベニエ」

豊富に揃うドーナツの中、お店の看板ドーナツはカスタードクリームがたっぷりと詰まった「カスタードベニエ」。一口食べるとバニラの甘い香りとともに、卵の濃厚な風味が口いっぱいに広がります。

生地やカスタードクリームには、自然に近い状態で飼育されたにわとりの有精卵と、鞘(さや)から取り出したバニラビーンズを使用することにより、濃厚な味わいと上品で爽やかな香りを楽しめます。

グレーズにこだわった定番のドーナツ

定番のドーナツも、森さんのこだわりが詰まった個性豊かな味が揃います。ドーナツに使う基本のグレーズには、北海道産のバターを配合し風味を大切に。キリッと色鮮やかで甘酸っぱい「フランボワーズグレーズ」は、フランス産フランボワーズでジャムを作ります。濃厚香り豊かな「ピスタチオグレーズ」は、2年に一度しか収穫されないシチリア産のピスタチオを使用するなど、パティスリー職人ならではの感性が光るドーナツばかり。

森さんのオススメは、有機はちみつと北海道産バターのグレーズをたっぷりかけた「オリジナルグレーズ」。はちみつの濃厚な甘みとターのコクが、弾力のあるドーナツ生地と相性がぴったりです。

ハンドドリップして淹れる自家焙煎珈琲

店内でドーナツをいただくときは、相性の良いこだわりのコーヒーを一緒に注文するのもおすすめです。コーヒー豆は、森さんが好きな味を詰め込んだこだわりのオリジナルブレンド。注文を受けてから豆を挽いて1杯ずつハンドドリップするので、淹れたてのコーヒーを味わうことができます。

手作りのドーナツで幸せなカフェタイムを

ほおばるとどこか懐かしい気持ちになれるドーナツは、「ドーナツもり」でしか食べられない唯一無二の味。今まで食べてきたドーナツの常識を覆す最高のドーナツが神楽坂で待っています。