青い森鉄道に乗り23分ほど。「浅虫温泉」は、小さな島々が浮かぶ陸奥湾沿いの温泉地です。今回は、気軽に泊まれる宿やレトロなカフェ、ランチのお店など浅虫温泉観光でおすすめしたいスポットをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

ぽかんと浮かぶ島々や肌に優しい温泉が魅力の「浅虫温泉」でのんびりと

“青森の奥座敷”とよばれる浅虫温泉は、青森県のほぼ真ん中に位置し、下北半島や八甲田山、十和田湖などの景勝地へのアクセスも良い温泉地。「浅虫」という地名は、布を織る麻を蒸すのに温泉を使用していたことに由来するといわれています。

温泉街には板画家・棟方志功や小説家・太宰治が滞在していた老舗旅館や商店、小さな宿が建ち並びます。温泉のお湯は肌に優しい単純泉で敏感肌の人でも安心。ゆっくり浸かればお肌はつるつる、身体の芯からポカポカになれます。旅館や道の駅で購入できる「麻蒸湯札」を利用すれば、浅虫温泉内の旅館や民宿11軒のうち2〜3軒の温泉に入れます。湯めぐりを楽しみながら温泉街を散策してみるのもいいですね。

海の見える小ぢんまりしたお宿「宿屋つばき」

青い森鉄道「浅虫温泉駅」すぐそばにある「宿屋つばき」は、“ちゃっこいお宿”をコンセプトにした小さな宿屋です。敏感肌にも優しい温泉は、男女別の浴場や丸い形の貸切露天風呂など4種類。そのほか足湯もあるので、滞在中いろいろなお風呂を楽しめます。お風呂のあとは、浅虫温泉のシンボル「湯の島」を眺められる客室で静かな時間を過ごしリラックス。
歩いて3分ほどのところにある姉妹館「椿館」の広々とした大浴場もぜひ利用してみてください。

浅虫銘菓・久慈良餅がトッピングされた和風パフェが人気の「古民家カフェapricot(アプリコット)」

温泉街から一本細い道に入ったところにある「古民家カフェapricot」は、築100年以上の元旅館をリノベーションしたアットホームなカフェ。

「タコライス」や「マフィン」などのカフェメニューはすべてお店の手作りで、浅虫や県産の食材を使用するのがこだわりです。なかでも人気なのが、浅虫銘菓・久慈良餅をトッピングした「久慈良餅入り抹茶あんみつパフェ」(800円)。もちもち食感の久慈良餅とジューシーな旬のフルーツ、ひんやりした抹茶味アイスのほろ苦さなど、トッピング同士の組み合わせが楽しい和風パフェです。
和と北欧テイストのインテリアが置かれた居心地の良い店内で、手作りのスイーツや食事をいただきながらのんびりしましょう。

つややかなマグロが山ほど重なる「鶴亀屋食堂」のマグロ丼でランチ

浅虫温泉でぜひとも味わってもらいたいのが「鶴亀屋食堂」の名物メニュー「マグロ丼」。丼の上にはつやつやのマグロの刺身が塔のように重なっていて、一番小さなミニサイズでも10枚以上乗っています。目利きの店主が仕入れた生マグロは新鮮そのもので、むちっとした歯ごたえと赤身のうまみを味わえますよ。仕入れや季節により、本マグロやメバチマグロなど種類が変わるので、どんなマグロ丼が登場するかは店に行ってからのお楽しみ。
海が見える食堂で、新鮮なマグロをお腹いっぱい堪能してみてください。

ピリ辛がくせになる!温泉宿オリジナルレシピの「スパイシーカリー」

ランチタイムになると食欲をそそるカレーの良いにおいが漂ってくるのが「宿屋つばき」の1階にあるスパイシーカレー&喫茶専門店 「スパイシーカリー」。こちらでいただける「スパイシーカレー」(700円)は、20種類以上のスパイスと青森特産のリンゴ、ニンニク、ニンジンなどを一緒に煮込んであり、フルーツや野菜の甘さとピリッとした辛さが後を引くおいしさです。
陸奥湾でとれたホタテの「ホタテバター」や、県産野菜が入った「ゴロゴロベジタブル」など約15種類のトッピングを選べるので、お好みをチョイスして自分だけのスパイシーカレーを完成させましょう。

陸奥湾に面した自然豊かな「浅虫温泉」には宿泊でも日帰りでも楽しめるスポットがたくさん。レジャーや癒しの旅にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。