フルーツを使った新感覚の和菓子を創作するお店を今回はご紹介します。愛知県知立市にお店を構える「十み果(とみか)」は、フルーツを使った創作最中の専門店。フレッシュなフルーツと餡やクリームを重ねた最中はまるでケーキのようなビジュアルです。味と見た目で楽しませてくれる新しい最中を体験できますよ。

フルーツを主役にした新しいお菓子を発信

「フルーツ最中 十み果」があるのは、愛知県知立市。国道23号線・上重原ICすぐの場所です。系列店であるカフェなどが並ぶ建物の一角にオープンしました。暖簾がかかった白いエントランスが目印です。

定番から驚きの組み合わせまで。遊び心溢れる最中

ミカンやメロン、シャインマスカットなどさまざまなフルーツ最中が並んでいますが、一番人気は「イチゴ」。バナナときなこの2種類の餡と組み合わせてあります。フレーバーが付いた餡は白餡がベースとなっていてどれも低糖に仕上げてあり、バナナの特徴のある香りや黄粉のコクもしっかり感じられます。「柿」のフルーツ最中は、白味噌入り餡と黒ゴマ餡を組み合わせて、味噌の塩気が甘味を引き立てます。

テイクアウトしても美味しく楽しんでもらえるように

最中は、そのパリパリとした皮の食感も重要なポイント。そのためテイクアウトして家でも美味しく食べてもらえるよう、下に敷いた最中の上の求肥と餡の間にはフィルムが1枚挟んであり、上にのせる皮もフルーツに触れないよう袋に入れてあります。かわいい見た目も保ちながら、最中の食感も大切にする包装を考案しました。

新作のフルーツきんつばも、カラフルで楽しく

そして、この冬の新作として登場したのが、カラフルな見た目がかわいい「フルーツきんつば」。フルーツを餡で包み、さらに羊羹と一緒に型に入れて四角く成形し、生地を付けて焼き上げています。こちらもフルーツに合わせてさまざまな餡や具材を加えています。

和菓子のイメージにとらわれない、自由な発想で

「十み果」で和菓子作りを手掛ける松本さんと岩城さんは、もともとはカフェで働いていたので、和菓子作りは今回がはじめてだったとか。和菓子のイメージにとらわれないからこそ、自由な発想が生まれるのかもしれません。しかし、フルーツのカットの仕方や大きさ、餡の量など、食べたときのバランスを追求し、オープンしてからも試行錯誤したといいます。お客様の声も反映させながら、ようやく現在の形にたどり着きました。

フルーツ最中は全国発送できるように現在準備をしていて、お取り寄せも可能になるとか。新しいフルーツや食材を取り入れたさらなる新作も考案中です。フルーツ×和菓子で新しい味を切り開いているお店に、ぜひ注目してみてくださいね。