全国各地のおいしい・かわいいおやつを紹介する「毎日おやつ」。自宅でのスイーツ時間が楽しくなるとっておきの甘味から、旅のおみやげにもぴったりなご当地の恵みを使った逸品まで、新しい発見にきっと出会えるはずです。

今回は、これまでご紹介したおやつの中から、うさぎや猫、ねずみなど食べるのがもったいなくなる動物の形をしたかわいいお菓子をご紹介します。地元のお祭りから誕生したフロランタンや幸せを運ぶ小鳥のサブレなど、誕生エピソードや作り手の思いにも注目です。

キュートな後ろ姿に癒される「にゃんこのバウム in Kanazawa」/石川県

猫の日に誕生した「にゃんこのバウム」は、金沢の洋菓子店「ぶどうの木」が地元らしさを感じるお菓子をと開発した見た目も楽しいスイーツです。猫の後ろ姿がプリントされた耳付きの小箱には、イラストと同じ模様のバウムクーヘン入り。思わずなでたくなる丸っこい背中に癒されます。

しっとりとしたキャラメル生地は、ほろ苦い大人の甘さ。素材の旨みを引き出すと言われる能登の塩「わじまの海塩」をアクセントに、甘さとまろやかな塩味がほどよく同居しています。

さっくり食感にほんのり牛乳の甘さ漂う「牛サブレ」/北海道

クラフト紙にホルスタインの柄が描かれた箱の中に入っているのは、白いからだに、黒い模様が施された牛の形のサブレ。

バターがふんわり香る生地はサクッとした口当たりで甘すぎず、柄の黒はブラックココア風味。素材の良さを感じるシンプルながらもリッチなおいしさです。ネーミングもそのまま「うしサブレ」というこのサブレ。ほのぼのとかわいらしいので、思わず並べてみると、驚くことに1枚1枚の模様が違います。実はこのサブレは工房での手作り。ひとつとして同じ柄はないのだそうです。

伝統の馬の祭りを模したフロランタン「子馬のポルカ」/岩手県

岩手で毎年6月の第2土曜に行われる「チャグチャグ馬コ」は、色鮮やかな装束をまとった約100頭の農耕馬が行進する伝統行事です。

「子馬のポルカ」は、春に生まれた可愛い子馬が、母と一緒に参加し、沿道を軽やかに走る愛らしいイメージから誕生したお菓子。クルミと岩手県滝沢産のおいしいお米のパフ、キャラメルを香ばしく絡め焼き上げたフロランタンです。馬の形を模した最中のサクッとした食感とのバランスも良く、軽やかに食べられます。

ふんわりバターが香る「しあわせはこぶとりサブレ」/沖縄県

優しいブルーと白のツートーンカラーが爽やかな外箱は、留め口が玉ひも仕様になっています。玉ひもをほどいて包みを開けるときは、思わずワクワクしてきますよ。

プレーンとショコラ、メイプルが各2枚ずつ。合計6枚のかわいらしいとりたちです。とりサブレの生地は、フルーツタルト専門店[oHacorté]自慢のさくさくした食感のタルト生地をそのまま使っています。丁寧に焼きあげられたサブレはさっくりと軽い口あたりで、優しい甘さが口の中に広がります。

くじらのお腹にユニークな餡がぎっしり「くじらもなか」/宮城県

三大捕鯨場として栄え、「クジラの街」と呼ばれていた宮城県の牡鹿町や石巻。そんな当時の思い出を残したいという思いから開発された和菓子「くじらのもなか」をお届けします。ミントグリーンの爽やかなパッケージにくじらのキュートなイラストが目を引きます。

宮城県沖を気持ちよく泳ぐくじらの姿を型どったもなか。もち米で作られたパリパリの皮に歯や目、鼻など細かいパーツまで描かれているのが印象的。お腹には餡がぎっしり、ひとつひとつ店主が思いを込めて手作りしたものです。

心和むアニマルモチーフの、ほろりほどける和三盆「和三宝めぐり」/香川県

足跡模様があしらわれたパッケージをそっと開けると、現れたのはパステルカラーのかわいい動物たちの和三盆。すべて異なる種類がパズルのように敷き詰められています。カピバラの毛並みやクジャクの羽模様など、動物たちの特徴がキュートに表現されて、どれを選ぼうか迷ってしまうほど。

ひとつ口に運ぶとさらりとまろやかに溶け、あとに広がるのはじんわり優しい甘さ。緑茶だけでなくコーヒーやストレートティーなどともよく合う和三盆は、飲み物の良さも引き立てる、素敵なお茶のおともです。

「ルコント」のキュートすぎる生菓子がアイシングクッキーに「ビスキュイ デコレ」/東京都

1968年、フランス人パティシエが日本初の本格的フランス菓子専門店として開いた「ルコント」。創業から半世紀以上経った今も、フランス菓子だけが持つ特別な味を追求し続けて、心ときめくスイーツを発信し続けています。

そんな「ルコント」を代表するスイーツ、小ねずみの「スウリー」が、アイシングクッキー「ビスキュイ デコレ」になって登場。じっと見つめる姿にキュンと来る、つぶらな瞳のねずみ「スウリ−」ルックスはそのままに砂糖がけのクッキーへと変身。ねずみの耳にもアイシングを使用しており、カリッとした食感がたまりません。

心もぴょんとはねる「金澤 福うさぎ」/石川県

石川県産の素材で作った餡を、もちもちの生地で包み込んだおまんじゅう。そのお顔にはうさぎの耳と目があります。この「福うさぎ」は大人も子どもも毎日楽しめるお菓子を、この和菓子のまち・金沢で作りたいという思いから生まれました。

愛らしい表情や形だけでなく、味のバリエーションや素材の深みを感じられる楽しさから、地元の方にも親しまれています。ひとつずつ個包装になっているので、小分けのおみやげにもぴったりです。

丸いおなかの猫が福を呼ぶ?!白あんたっぷりの「たらふくもなか」/東京都

のんびりごろんと過ごしてついつい食べ過ぎちゃったような丸さがかわいい、「たらふくもなか」。招き猫という縁起のいいモチーフながら、ぽっちゃりという愛すべき姿に思わず笑みがこぼれます。

パリッとした皮は香ばしく、あんのしっとりした食感と良い対比。耳先からしっぽまでたっぷり詰まっているのはちょっと珍しい黄金色の粒あん。大きな粒がきれいにそろい、ホクホクとした口当たりとほどよい甘さを楽しめます。

秋田犬をイメージした、白いしっぽの印がキュート「もふどら」/秋田県

気持ちを和ませてくれるような秋田犬の顔がプリントされた、オレンジのパッケージ。ふたを開けて目に飛び込んでくるのが、白いもふもふのしっぽが描かれたどら焼き「もふどら」です。愛らしさに思わず手に取ると、皮はしっとりとしてやわらか。蒸し焼き製法で作ったどら焼きの皮ならではの手ざわりです。