路面電車が走る街、愛知県豊橋市。この街に残る古い商店街の一角で見つけた、ジンジャーシロップ製造所をご紹介します。シロップを使ったドリンクスタンドも開いていて、一緒に食べ物やアーティストの作品を販売することも。美味しいものや楽しいプロダクトと出会える場所にもなっています。ジンジャーシロップの活用アイデアにも注目してみてください。

50年以上の歴史がある佇まいを大切に

今回紹介する「TEMTASOBI GINGER」があるのは、豊橋駅の東口から徒歩5分ほどの場所にある、古いビルの一角。今から50年以上前に建てられたビルが連なるかつて問屋街だったという場所で、水上ビル、大豊ビルと呼ばれています。

近年は、このレトロな雰囲気に注目して、コーヒー店やスイーツショップ、雑貨屋などがオープンするようになってきていて、若い世代も集まるようになってきているエリアです。

個性豊かな3つのフレーバーをボトルに詰めて

中川さんが作っているジンジャーシロップは3種類。さまざまなジンジャーシロップや飲み物の成分を解析し、理想の味わいに仕上げたというもので、「01」は何にでも合わせやすい、幅広い世代が楽しめる味。「02」と「03」は季節をイメージし作り上げたフレーバーなのだそう。

高知県産の生姜など素材も厳選するほか、活版印刷を施したラベルなど男前なデザインのボトルにもこだわりを感じます。

夏をイメージして作ったのが「03」。三重県産のマイヤーレモンジュースを取り寄せ、唐辛子なども加えて爽やかな味わいに仕上げています。ミントをたっぷり入れて、炭酸水とステアすれば、夏にぴったりなカクテル風のドリンクが出来上がりますよ。

モノづくりや手仕事の魅力を発信する場所に

「TEMTASOBI GINGER」は、中川さんが声をかけたり、イベントなどで出会った人たちのポップアップショップが登場することもあり、ジンジャードリンクと共に楽しむことができます。

「コロナの影響でマルシェやイベントができなくなったので、それなら自分の店を間借りするという形で使ってもらえたらと思ったのがきっかけでした」。

ドリンクだけじゃない、ジンジャーシロップの楽しみ方

中川さんに、シロップのドリンク以外の使い方をうかがってみたところ、「01」はマイルドな味わいなので、きんぴらごぼうを作るときの仕上げにひと匙入れても美味しくなるとか。

シロップの材料は生姜や砂糖など和食でも使う材料ばかりなので、合わせやすいのだそう。「02」はケチャップやソースと混ぜ合わせれば肉に合うBBQソースになります、とのこと。