日本一の栗の生産量を誇る茨城県。なかでも笠間は代表的な産地として知られ、1年を通して見た目もキュートな栗スイーツが並びます。ここでは、地元の人から愛される3つの菓子店の自慢の栗スイーツをご紹介。新栗の時期にしか味わえない逸品もお目見えします。
焼き物の里としても有名な笠間では、10月29〜31日に陶芸市「陶と暮らし2021」も開かれ、おさんぽするのにぴったり。旬の栗スイーツとともにうつわ探しも楽しみながら、秋の旅を満喫しませんか?

大粒の栗をサクサクのパイ生地で包んだ、食べ応えがある「ろまんパイ」

JR笠間駅前にある、地元民御用達のパティスリー「洋風笠間菓子グリュイエール」。店内には、笠間の歴史や風景、逸話にちなんだオリジナルの菓子がズラリと並びます。なかでも、笠間名物の栗を使ったスイーツは、その数なんと30種類以上。大粒の渋皮付きの栗をまるごとパイ生地で包んで焼き上げた「ろまんパイ」をはじめ、新栗の時期は限定のお菓子も数多く登場します。

モンブランをはじめ、クッキー、マドレーヌ、パイ、パウンドケーキ、トリュフなど種類も豊富な栗スイーツは、笠間のおみやげにぴったり。作りたてのケーキは、併設のカフェでこだわりのコーヒーとともに味わうのもおすすめです(10/31までカフェ営業休止中)。

新栗の時期だけ登場する、スイートなバラの形の「いばらきマロンタルト」

笠間稲荷神社の近くにあり、地元の人から親しまれる昔ながらの和洋菓子店「はたおか」。毎年10月上旬から11月下旬まで登場する「いばらきマロンタルト」は、タルト生地に栗の渋皮煮をのせ、バターたっぷりのマロンペーストでバラの形に仕上げた人気のスイーツです。マロン色の花びらが美しく、食べてしまうのがもったいないほど。新栗の時期だけ楽しめるとっておきをどうぞ。

大ぶりの栗が生地にゴツゴツといくつも練り込まれた「栗のパウンドケーキ」も、新栗の時期にだけお目見えするお店自慢の逸品。食べ応えのある栗の食感と優しい風味がたまりません。栗スイーツのほかにもケーキや和菓子、焼き菓子などが並び、おみやげ探しが楽しいですよ。

もちもちの求肥とふわふわムースの食感が新しい「栗ムース大福」

昭和32(1957)年創業の和洋菓子店は、グレーのシックな外観が目印。現在は3代目が営む「ふる川製菓」は、創業以来、機械に頼らない手作り製法をモットーに、ギフトにも喜ばれる上品なスイーツをつくっています。ここに来たらぜひ買いたいのは、スポンジ生地に生クリームとフルーツクリームをのせて、もちもちの求肥で包んだ新食感スイーツ「ムース大福」。栗をはじめ、いちごやバナナ、マンゴーなど多彩な果物が使われており、夕方には売り切れてしまうこともあるのだとか。

ほかにも「マロンクリームどら焼き」や「栗蒸し羊羮」、「栗ぜんざい」など和洋の栗スイーツがズラリ。新栗の時期は特製のモンブランも登場します。併設の和モダンなカフェでいただきながら、ほっこりひと休み。パッケージもキュートなギフトを買って帰りましょう。

笠間の栗スイーツ、いかがでしたか? 「ことりっぷマガジン秋号 Vol.30」では、陶芸の兄弟産地・茨城県笠間市&栃木県益子町のうつわやギャラリーとともに、ふたつのまちの素敵なスイーツやうつわ使いの参考にしたいカフェを紹介しています。秋は陶芸市も開かれ、ゆっくりおさんぽするのにぴったり。ぜひご覧ください。