パティシエ世界大会で二冠に輝いた藤田浩司氏がグランシェフを務める「LOUANGE TOKYO (ルワンジュ・トウキョウ)」。六本木に続き、2店舗目となる銀座の「LOUANGE TOKYO Le Musée(ルワンジュ・トウキョウ・ル・ミュゼ)」は、美術館をイメージした店内でアート作品のようなスイーツを味わえるお店。じっくり鑑賞してからいただくのがおすすめです。

世界トップレベルのスイーツを芸術鑑賞の気分で

昭和初期に建てられたレトロビルが残る銀座1丁目界隈。その一角に、ひときわスタイリッシュな佇まいを見せるのが「LOUANGE TOKYO Le Musée」です。「Le Musée」とは、フランス語で美術館のこと。その名のとおり、ライトグレーを基調とした店内には、まるでアート作品がディスプレイされてるかのようにスイーツが並びます。

お店のコンセプトは「コントラスト」。古くから受け継がれてきたスイーツづくりの伝統と、最先端技術を掛け合わせた新旧のコントラストや、酸味や甘味など味覚のコントラスト、さらにスイーツの色彩やインテリアなど、さまざまな対比を通じて日本の最先端スイーツを世界に発信したいとの想いが込められているのだそうです。

オリジナルの額縁風お皿に盛り付ける「ヴァン・ゴッホ」

お店の奥がラウンジ。ここでいただけるお店のスペシャリテが、ポスト印象派の巨匠・ゴッホの代表作「ひまわり」をスイーツで再現した「ヴァン・ゴッホ」。ひまわりを描いたゴッホ作品は数点現存しますが、なかでも処女作といえるものを再現したのだそう。このメニューのために専門店にオーダーし、ひとつひとつ手作りした額縁風のお皿に盛り付けられています。

花瓶に見立てた飴細工の下は、グランシェフの藤田氏が世界大会で優勝したレシピを再現した「ピスターシュ(ピスタチオのムースケーキ)」。ひまわりの花びらはパイナップルのロースト、花芯はココナッツローストで作られています。お花の下のジェラートは、ピスタチオとココナッツ。

ピスタチオの香ばしさとまろやかさ、パイナップルのローストの酸味、ココナッツの控えめな甘さが口のなかでひとつになると、そのおいしさにうっとり。口のなかに残る味の余韻もすばらしく、リピートするお客さんが多いこともうなづけます。

テディベアがかわいすぎる旬フルーツのパルフェ

フルーツの旬やイベントシーズンに合わせて登場する、期間限定のメニューも楽しみです。バカラのグラスの中に、パティシエの技術をふんだんに使って作り上げられたのが「クリスタルフレーズ」。ブランドイチゴの「あまおう」をロゼのシャンパーニュでマリネし、オレンジとアールグレイ、ロイヤルミルクティーのわらび餅、ピスタチオ、炭と紅茶のクランブル(そぼろ状のクッキー生地)を加えるという、非常に手が込んだもの。

和と洋の味わいが複雑に混じり合いながら、見事な味のハーモニーを奏でます。美しさとともに、クッキーの上で寝そべるテディベアもかわいくて、なかなか食べ始められません。

母の日のために作られた特別なスイーツも

母の日のプレゼントにぴったりのスイーツも要チェック。ハート形のチーズタルトとホワイトチョコの間で、ピンクのティディベアがかくれんぼしているのが「クール・フレーズ・ロゼ」。花束をイメージしたベルローズが飾られ、シャンティとバニラのソースがアクセントです。

「フロマージュ・ロゼ」は、高級シャンパン、モエ・シャンドンとルバーブのジャムを使った、ぜいたくなチーズケーキ。イチゴ、クランベリー、ピスタチオのドライフルーツの食感も楽しい一皿です。ひとつひとつ表情が異なるテディベアと目が合った瞬間、「かわいい!」と声が上がるはず。母の日のスペシャルメニューは、5月末までの提供予定です(期日前に終了、または延長の場合もあり)。

大切な人へのプレゼントにしたいお持ち帰り用スイーツ

ショーケースの中で宝石のような輝きを放つ「プティガトー」は、お持ち帰り専用。丸い形がモチーフになっていて、ドンペリのムース、ピスタチオのケーキ、チョコレートムースとフォアグラのムースの組合せなど、どれも魅力的でセレクトに迷ってしまう。マカロンやエクレア、チョコレートは、手土産やプレゼント用に購入する人が多いとのことです。

イートインもテイクアウトも必ず予約を

3〜4カ月ごとに、話題のアーティストの作品からインスピレーションを得たスイーツが登場し、アーティストの作品とともに手ごろな価格のアクセサリーなども展示されます。

イートインのメニューは数量限定のため、予約してから訪れることをおすすめします。予約できる時間は、11時30分から1時間半単位で、滞在時間は80分まで。お持ち帰り用のスイーツも予約しておくのが確実です。

美術にはあまり詳しくないという人も、ここにくればきっと感性を刺激されるはず。極上のスイーツとともに、アートな気分を心ゆくまで味わってみてくださいね。