京都府内にある自社農園「ISO FARM」と近隣の協力農園から届く旬の京野菜をシンプルに調理した焼き野菜料理が自慢の野菜酒場「焼き野菜ISOYA」。2022年5月に黒をベースにしたシックな空間から、大きな白木のカウンターをメインにした明るい空間にリノベーション。軒先に立ち飲みスペースも備え、よりカジュアルに京野菜をいただけるお店へとリニューアルしました。

自社農園の朝採れ野菜だから鮮度が抜群

飲食店、野菜の販売店を含めると京都市内に8店舗展開している五十家グループ。「FARM TO TABLE(畑から直接テーブルへ)」を実現するため、京都市内から車で40分ほど、豊かな土壌と良質な水に恵まれた場所で自社農園「ISO FARM」を運営しています。

定番の京野菜から、なかなか市場に出回らない変わり種の野菜まで、専任のスタッフが心を込めて育て、「鮮度を損なわないように」と、系列各店へ毎日自社配送しています。

高瀬川そばにある開放的な野菜酒場

2022年5月にリニューアルしたばかりの「焼き野菜ISOYA」は、地下鉄京都市役所前駅から徒歩1分、高瀬川のほとりにあります。

店内はライブ感あふれるオープンキッチン。カウンターにその日届いた新鮮野菜がずらりと並び、それらを大きな鉄板で焼いて調理しています。

素材をいかしたシンプルな焼き野菜

店のスローガンは「旬の京野菜を焼かせてください」。それぞれの野菜に合わせて火の入れ具合を微調整し、こだわりの塩、みそ、しょうゆで素材の味を引き出していると言います。

ルッコラは、ガーリックオイルで炒めて、琵琶湖の特産品である鮎の稚魚・氷魚をトッピング。ルッコラの味わいは濃厚ながら、火を入れたことで特有のクセは和らぎ、また釜揚げした氷魚にほどよい塩味があり、酒のあてにぴったり。

肉&魚料理でも野菜のおいしさがしっかり

京都で夏の風物詩といわれる鱧。梅肉を添えて提供されるのが一般的ですが、こちらはきゅうりのソース、梅水晶(サメの軟骨を梅肉で和えたもの)、2つの味と共に楽しめます。きゅうりはすりおろして出汁でのばしているため、特有の青臭さはなく、旨味がある爽やかなソースに仕上がっています。

甘辛い味付けのよだれ鶏には、ハーブを使った薬味をたっぷり。この日はルッコラ、パクチー、ミント、ホワイトセロリを豪快に盛り付けています。4種のハーブが織りなす香りが華やかで、よだれ鶏がいつもと違った印象に。

ドリンクには旬のフルーツを使ったサワーが登場。甘夏のサワーはウォッカに果汁を入れて炭酸で割り、甘夏の果実をたっぷりトッピング。飾りのミントも畑から届いたばかりのものだから、香りの良さが違います。

野菜は毎朝採れたてのものが届きます。同じ季節でも天候によって収穫量が変わるため、メニューは日替わり。夏はトマト、なす、ズッキーニなどの夏野菜のほか、京野菜のひとつ・万願寺とうがらしなどの出番が多くなるそう。

なじみのある野菜がいつもと違った料理で楽しめたり、めずらしい野菜に出会えたり、野菜の新しい魅力に出会えそうです。