瀬戸内海に浮かぶ小豆島は温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ、オリーブや醤油、そうめんといったおいしいグルメがそろう島。そんな島の食と瀬戸内海の絶景が楽しめるレストラン「SEASiON」をご存知でしょうか。そうめん工場を再生したという開放的な店内では、建築家のオーナーがセレクトしたインテリアとアート作品が訪れる人を迎えます。

豊かな食をランチプレートで味わう

瀬戸内海の穏やかな景色を眺めながら味わえるのは、小豆島の風土が感じられる料理の数々。創業150年の醤油蔵「ヤマロク醤油」の醤油、オリーブやいりこ、瀬戸内海の海水で作られた御塩(ごえん)といった島の食材を使ったランチやスイーツがそろいます。

ランチは日替わりのメインと数種類のデリから選べるプレートで提供。なかでも人気の「ヤマロク醤油の木桶仕込みチキン」は、ヤマロク醤油の木桶を使い醤油粕に漬け込んだチキンをオリジナルのスパイス衣で揚げた、ジューシーで香ばしい一品です。

スイーツやドリンクにも島の恵みがたっぷり

カフェタイムには、フォンダンショコラやパフェなどの自家製スイーツも用意。小豆島産の甘夏やイチゴといった旬の果物を使うパウンドケーキやタルトが登場することもあり、四季が感じられますよ。島で焙煎されているコーヒーと一緒に味わってくださいね。

スイーツと一緒にオリーブオイルや醤油、果物といった小豆島の恵みを主役にした3種類のオリジナルフラッペもいかがですか。「塩っぺ」は、島のオリーブオイルと御塩がバランスよく調和し、さっぱりとした味わいに。テイクアウトもできるので、島めぐりのおともにぴったりです。

アートやサステナブルを探して

こちらのお楽しみはグルメや絶景だけではありません。店内のあちらこちらでサステナブルな取り組みやアート作品が見られるのも魅力です。たとえば、改装前のそうめん工場で麺を乾燥するために使われていた道具「はた」には小豆島マップを描いてディスプレイにしていたり、古材を活用したイスやテーブルなどの家具を配していたり。今後は「アクアポニックス」と呼ばれる水耕栽培や、島の人たちと一緒に畑にも挑戦していくそう。子どもが店主をつとめるマルシェなどのイベントも不定期で開催。「食」を通して島民と観光客がつながる拠点の誕生と今後の活動に期待が高まります。

また、2階には現代アーティスト野村在が手がけた彫刻作品『島を象る』を展示しています。小豆島の漂流物をコンクリートで固めて掘り出すことで「供養」したという、生と死をテーマにした作品です。触れられるので、肌でアートを感じてみてくださいね。壁には漂流物を一点一点描いた絵画が展示されているので、彫刻の型と見比べながら鑑賞をしてみるのもおすすめです。

周辺の見どころもめぐりましょう

おいしい島グルメを味わうのはもちろん、海を眺めたり、建築やアートを見学したり。島の魅力をたっぷりと味わってくださいね。夜は予約制でコース料理も提供しています。近くには歴史ある醤油蔵が点在する「醤(ひしお)の郷」やアートスポット「GEORGES gallery」もあるので、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。