旬のフルーツを使ったシロップがふわふわに削った天然氷によくからむかき氷の専門店「カモメ氷菓店」。契約している果実農家から直送される新鮮なフルーツから作るシロップはトロリとして果物の甘みを十分に感じるほか、抹茶の旨味やほうじ茶の香ばしさでいただくかき氷も定評があります。すぐ近くにはレトロな県立の歴史博物館や日本郵船歴史博物館があり、万国橋を渡れば赤レンガ倉庫方面へと続く見どころも多いエリア。散策しながら立ち寄ってはいかがでしょうか。

お店の外の歩道にガス灯がともるかき氷の専門店

馬車道から万国橋方面へ向かう通りのビル1階にオープンした「カモメ氷菓店」。カウンター席だけのこぢんまりとしたお店からは、大正時代に横浜生糸検査所として建てられ今は横浜第二合同庁舎になっている建物がよく見え、歩道にはガス灯が整備されるなどノスタルジックな横浜を感じながら過ごせますよ。

職人が作る南アルプスの湧水を使った天然氷

かき氷に使う天然氷は、名水100選にも選ばれている八ヶ岳南麓高原湧水群の湧き水を100%使って自然の寒さだけで凍らせた天然氷です。今のところ天然氷を製造する会社は日本に5社だけで、その中の一つ「蔵元八義」の職人が時間と手間をかけてつくる天然氷を使用します。純度が高い氷は結晶が固いことから薄く削ることができるのだそう。

カウンターでは削り師と呼ばれる熟練のスタッフがサラリとした甘みを抑えた練乳とフルーツシロップを途中で交互にかけながら、ふわふわでまろやかな口あたりのかき氷に仕上げていきます。

イチゴの甘みと香りをまとった天然氷のほどよいひんやり感

フルーツのシロップはその日ごとに非加熱でつくるので、フルーツ本来の甘みはもちろんのこと香りも漂います。信州産のイチゴ・章姫を契約農家から年間を通して仕入れる看板商品の「生いちご」のほか、茨城県産糖度16度の「赤肉メロン」(1500円)や愛媛県産のジューシーなみかん「せとか」など、日本各地から取り寄せた旬のフルーツのシロップが季節ごとに登場します。

太陽をいっぱい浴びて育った国産レモンを丸ごと

無農薬ノーワックスの国産レモンを皮ごとすりつぶしてハチミツ漬けにしたシロップでいただく「蜂蜜檸檬クリーム」。酸味のほかにレモンピールの苦味もほんのりと感じるうえ、たっぷりトッピングしたフレッシュクリームがさわやかなレモンの風味にコクをプラスします。ハチミツの甘さも感じながら味わって。

フルーツの種類のほかにも「極上知覧抹茶あずき」や「極上知覧ほうじ茶あずき」(各1500円)などは、鹿児島県知覧産の茶葉を使用していてお茶好きの方におすすめです。下地のサラサラとした練乳が氷をまろやかにし、ひんやりとした氷は口あたりがいいので最後までおいしくいただけますよ。和装姿のスタッフが出迎えるお店で希少な天然氷のかき氷を堪能してくださいね。