部屋に花があるだけで、なにげない風景が一気に華やぎます。おうち時間を少しでも心地よく過ごせるよう、季節を感じるお花とすてきな飾り方をご紹介。今回、主役となる花は夏を象徴する花・ひまわり。パッと目を引くセンス感じる飾り方を清澄白河「バタフライデコ」の店主・YOCOさんにお尋ねしました。

夏の訪れを感じるひまわり

鮮やかな色合いと存在感で、夏の訪れを知らせてくれるひまわり。太陽に向かって真っすぐに伸び大輪の花を咲かせる姿は、見ているだけでパワーをもらえます。
「黄色の定番色を始め、チョコレート色やボルドーカラーを目にする機会も多く、あどけないかわいさだけでなく、大人っぽいシックな印象を与える品種も定番になりつつあります。自分のお気に入りを見つけて、部屋に夏を向かい入れて」。

【ひまわりのすてきな飾り方①】一輪だけを花瓶の色と合わせて生ける

「葉も少なく、茎も直線でしっかりとしているため、花の中でも生けやすいひまわり。太陽を思わせるその姿は、一輪だけを花瓶に生けても強い存在感を発揮します。ピッチャーのようなカジュアルな花瓶とも好相性、花瓶は花の色味と合わせるのがおすすめです。比較的水を好む品種のため、水を毎日変えると長持ちします」。

【ひまわりのすてきな飾り方②】実ものやグリーンと合わせる

「茎が真っすぐなひまわりと一緒に生けたいのは、グリーンの曲線が美しい実もの。緑が黄色を、曲線が直線を引き立て、たとえ一輪でもひまわりの凛とした魅力がクローズアップされます。実もののグリーンは今が旬。異なる表情や組み合わせの妙を楽しんで」。

【ひまわりのすてきな飾り方③】絵画のように複数本を生ける

「種類の違う品種を数本、無造作に花瓶に生けて、絵画のような雰囲気で飾るのもすてきです。ココア色やボルドー色など色味の異なるものを2、3本選ぶとコントラストも楽しめ、立体感が生まれます。

日本でも伊藤若冲をはじめ、多くの画家が題材に選んできたひまわり。ゴッホの絵を思い浮かべる方も多いと思いますが、“ゴッホのひまわり”という品種もあるんですよ」。

【ひまわりのすてきな飾り方④】短く茎をカットして最後まで楽しんで

「しばらくひまわりを楽しんで少し元気がなくなってきたら、茎を短くして違う表情を楽しんでみませんか?花瓶をコップや空き瓶など身近なものに変えて、種類ごとに生ける器を変えるとまとまりが生まれます。パフェグラスのような底の浅い容器に寝かせるようにして生けるのもセンスを感じます」。

飾り方を教えてもらったのは……

清澄白河駅の出口からすぐ、『バタフライデコ』はナチュラルからモードなアレンジまで様々な要望に応えてくれるお花屋さん。オーナーのYOCOさんは大好きなパリの花屋での修業を経て、独立。店内は大ぶりな枝モノ、生命力あふれるネイティブフラワーから野花まで、シックで落ち着いた色の花やグリーンで埋め尽くされ、パリの花屋に迷い込んだよう。男性がオーダーしやすいキュートすぎないテイストや、絶妙なニュアンスカラーで束ねる大人っぽい雰囲気も得意。