神戸市内で10店舗以上展開するカフェ&レストランTOOTH TOOTH系列のなかで、もっともハイクラスな位置づけにあるのが「TOOTH TOOTH maison 15th(トゥーストゥース メゾンジュウゴ)」。神戸旧居留地に残る異人館で最も古いといわれる旧神戸居留地十五番館が、クラシックな佇まいをそのままに、レストランとして利用できます。ランチ、カフェタイム、ディナーと1日利用でき、季節替わりのアフタヌーンティーも人気です。

国の重要文化財でもある異人館を活かしたレストラン

「TOOTH TOOTH maison 15th」がある、JR三ノ宮駅から元町駅の南側一帯は旧居留地と呼ばれています。神戸港が開港した約150年前、外国人のための住居や職場が多く存在した背景から、現在も異国情緒あふれる西洋建築が多く残るエリアです。

その旧居留地エリアに、1880(明治13)年頃に建てられたのが旧神戸居留地十五番館。アメリカ領事館として使用された後、持ち主が変わりながらレストランとして活用され、2012年に「TOOTH TOOTH maison 15th」になりました。

阪神・淡路大震災により全壊しましたが、倒壊前の部材を集めて70%ほど復元しているため、かつての面影はほぼそのまま。客席にある暖炉はタイルを含め以前の姿を復元できたといいます。

アフタヌーンティーセットは季節替わり。8月の主役は桃

異国のお屋敷のような非日常感あふれる空間でいただきたいのは、季節替わりのアフタヌーンティーセット。8/2〜8/31頃まで提供予定のアフタヌーンティーセットは桃づくしで、スコーン、モッツァレラとカラートマトのカプレーゼ、マリネサーモンとアボカドのブルスケッタなどのセイボリーが並ぶ1段目に、桃のコンフィチュールが添えられています。

ケーキはウーロン茶のジュレと桃のコンポートの組み合わせがさわやかな桃のパンナコッタと、桃の果肉をたっぷりトッピングした桃のタルト。ドリンクはノンアルコールの乾杯用スパークリングと紅茶が付き、紅茶はワンポットおかわりできます。

気軽なティータイムにはTOOTH TOOTHの名物タルト

アフタヌーンティーセットは要予約ですが、予約なしでもカフェの利用は可能です。系列の「PATISSERIE TOOTH TOOTH」から届く季節のケーキが常時6〜7種あり、夏のおすすめは瀬戸内レモンのタルト。愛媛県岩城島から届くレモンを使ったレモンクリームは華やかな香りで、トッピングのホワイトチョコレートがまろやかな甘みをプラスしています。

ケーキといっしょにいただける紅茶のラインナップも豊富。兵庫県芦屋市にある紅茶専門店「ウーフ」にオーダーしたオリジナルブレンドのほか計8種用意されています。

贅沢感が味わえる異人館でランチのフルコースを

ランチはパスタなどのアラカルトもありますが、人気なのはコース料理。手ごろなグルマンコースは、季節のオードブル3種、パスタ、魚or肉から選ぶメイン料理、オリジナルブレッド、ケーキ、コーヒーor紅茶のフルコース。

8月のオードブルは、甘エビのタルタル、アオリイカのマリネ、サーモンのマリネ、パスタは鱧とバジル、くるみのジェノベーゼ。メイン料理は鮮魚のポワレ、丹波鶏のはちみつローストから選べ、+1650円で黒毛和牛のローストにランクアップできます。大きな自家製パンはッドは焼きたてを提供。表面はカリッとしていて中はもっちり。ふわりとバターが香る人気メニューです。

“神戸キュイジーヌ”と名付けた、フレンチベースの料理で、神戸市近郊で採れる野菜や丹波鶏、神戸牛など、兵庫県産の食材を積極的に取り入れています。

異人館というと、JR三ノ宮駅の北側、山手にある北野異人館街が有名ですが、三ノ宮駅の南西にある旧居留地エリアにも、古い建物がたくさん残っています。

神戸のランドマーク・ポートタワーは徒歩圏内。ベイエリアは夜景もきれいなので、食後やティータイムの後にレトロ建築を眺めながらポートタワー付近までお散歩してみては。