部屋に花があるだけで、なにげない風景が一気に華やぎます。おうち時間を少しでも心地よく過ごせるよう、季節を感じるお花とすてきな飾り方をご紹介。今回の主役は菊。和のイメージがありますが、最近はおしゃれな洋菊が色も種類も豊富に揃います。パッと目を引くセンス感じる飾り方を清澄白河「バタフライデコ」の店主・YOCOさんにお尋ねしました。

秋の代表花「菊」がより華やかに、おしゃれに

「秋の代表花でもあり、重陽の節句(菊の節句)が近づくとお花屋さんで見かける機会が多くなる菊。仏花としても知られるゆえ、古風かつ和のイメージが強いですが、最近は洗練された洋菊も多数。華やかでカラーバリエーションも豊富、結婚式などハレの日の会場でも彩りを添えています。丈夫で長持ちするため、旅行などで家をあける機会が多い今の時期にはぴったりです」。

【洋菊のステキな飾り方①】葉は取り除き、陶器の一輪挿しにいける

「コロンとした丸いフォルムがかわいい ピンポンマム(ピンポン菊)。花びらがびっしりと立体的に重なり一輪でも華やか、大きさ、色共に豊富なオランダ生まれの洋菊です。ボリューミーなピンポンマムは陶器のようなマットな質感と好相性。葉をすべて取り除くと、茎がすっと伸び凛とした花姿が楽しめます」。

【洋菊のステキな飾り方②】趣の異なるフェザーと共に

「やさしいピンク色のピンポンマムを、フェザーと一緒にスタイリッシュにアレンジ。趣の異なる質感と一緒に飾ると見慣れた菊も、いつもとは違った表情に見えるから不思議です。大胆に高低の差をつけると、おさまりがよく、センスよく見えます」。

【洋菊のステキな飾り方③】アンティークポットにいける

「アンティークの花器ともあわせやすい洋菊。花先がくるんとカールし、大輪の「グリーンシャムロック」をアンティークポットにいけました。ボリュームのある花ですが、新緑を思わせる色合いで複数本いけても軽やか。ピンクのピンポンマムなど違う種類の菊とも好相性です」。

【洋菊のステキな飾り方③】カラーバリエーションを楽しむ

「茎から染料を吸収させる染め輪菊(カラーリングマム)。仏花でよく用いられる輪菊が、新たな色に染まることで、新鮮な表情に。ニュアンスカラーをはじめ、2色や4色のカラーリングマムまで登場するなど、年々技術が進化。これからますます注目です」。

飾り方を教えてもらったのは……

清澄白河駅の出口からすぐ、『バタフライデコ』はナチュラルからモードなアレンジまで様々な要望に応えてくれるお花屋さん。オーナーのYOCOさんは大好きなパリの花屋での修業を経て、独立。店内は大ぶりな枝モノ、生命力あふれるネイティブフラワーから野花まで、シックで落ち着いた色の花やグリーンで埋め尽くされ、パリの花屋に迷い込んだよう。男性がオーダーしやすいキュートすぎないテイストや、絶妙なニュアンスカラーで束ねる大人っぽい雰囲気も得意。