「MITSUTEA」(ミツティー)は、紅茶好きが高じてスリランカの茶園で修行したオーナーの中永美津代さんが、横浜・石川町で営むセイロン紅茶の専門店。セイロンとはスリランカの旧国名で、スリランカ産の紅茶をセイロンティーと呼ぶのだそうです。ミツティーでは、スリランカの茶園から厳選して仕入れる上質な茶葉のみを販売。試飲コーナーでは産地別に紅茶を飲み比べできるので、好みの味を見つけることができますよ。

スリランカ直輸入の茶葉がそろう

JR石川町駅からすぐ近くの、ひらがな商店街の一角にたたずむ小さな紅茶専門店ミツティー。ガラスのドアを開けると、白を基調にした店内に、スタイリッシュなパッケージに入った紅茶がずらりと並んでいます。

ミツティーで扱う紅茶はすべてスリランカから直輸入しているもので、人工的な香料は一切不使用。中永さんが試飲して厳選した茶葉を、スリランカの茶園に特注して新茶で作ってもらっています。

セイロンティーの特徴は、バラエティに富んだ茶葉の種類にあるのだそう。スリランカは北海道よりひと回り小さい島国ながら、標高や気候の違いから7つのエリアに産地が分かれ、それぞれが全く異なる特徴を持っているのだとか。中永さんいわく、スリランカ国内の産地だけで、世界中の紅茶のフレーバーが楽しめるのだそうですよ。

スリランカで体験した1年間の紅茶修行

中永さんが紅茶に目覚めたのは大学時代。旅先のイギリスで飲んだ一杯のミルクティーに衝撃を受け、紅茶に夢中になったそうです。世界中の紅茶の産地をリサーチした結果、最も紅茶のバラエティが豊かなのはスリランカだと知り、5年間勤めた新聞社を辞めて単身スリランカへ。1年かけて70以上の茶園を訪れ、茶摘みやテイスティング、製茶工程や流通などについて学びました。

帰国後は、現地の茶園とのつながりを生かして、紅茶の輸入販売のネットショップをスタート。上質でおいしい茶葉は紅茶好きの間で評判となり、2012年に現在の場所に実店舗を構えました。

スリランカの紅茶7大産地とは?

スリランカの紅茶の産地は7つのエリアに分かれていて、ひと口にセイロンティーと言ってもそれぞれに全く異なる特徴があり、香りや味わいは実にバラエティに富んでいます。産地別の特徴を簡単に説明すると、こんな感じです。

店内の試飲コーナーでは7大産地の紅茶がすべて用意され、無料で試飲できるようになっています。一度に飲み比べてみると産地ごとの特徴がよくわかり、その違いに驚くはず。ぜひ体験してみてくださいね。

上質な紅茶はギフトに最適

ミツティーには、袋入りや缶入りのリーフのほか、個包装のティーバッグなど、さまざまな商品が用意されているので、自宅用やプレゼントなど用途に応じて選べます。産地別のティーバッグを詰め合わせた「7種のテイスティングセット」も人気だそう。茶葉のほか、ティーポットやティーストレーナーなど、本格的な紅茶グッズも購入できます。

また、SDGsの取り組みの一環として、現地の茶園で働く女性たちとコラボして作ったトートバッグも販売しています。廃棄される野菜や果物、紅茶から色を抽出して糸を染め、ていねいに機織りしてできたトートバッグはナチュラルな淡い色合いが魅力。紅茶とトートバッグをセットにしてプレゼントするのも喜ばれそうですね。

おいしい紅茶でおうち時間をちょっと優雅に

ミツティーの紅茶のパッケージには、熱湯の量や茶葉の量、蒸らし時間の3つのポイントが表記されているので、紅茶ビギナーでも失敗することなく、おいしい紅茶を淹れることができます。蒸らしている間はティーコゼーをかぶせて、温度が下がるのを防ぐことも大事なポイントだそうですよ。

紅茶を飲みながら中永さんの著書「紅茶の聖地を巡る旅 SRI LANKA TRAVEL BOOK」のページをめくっていたら、スリランカをエアトリップしている気分に。いつか、茶園をめぐりながらスリランカを旅してみたくなりました。

ミツティーでは、紅茶のオンラインレッスンも行っています。単発レッスンもあるので、興味のある方は参加してみては? 知れば知るほど奥が深い紅茶の世界に引き込まれますよ。