エコなグッズの販売やサスティナブルな旅の提案など、ハワイではますます環境や文化に対する意識が高まっています。ハワイ州観光局でも「マラマハワイ〜地球にやさしい旅を〜」をスローガンに、ハワイの文化や自然を守り、旅行者もロコもハッピーになれる旅の提案をしています。旅先についての知識があるとないとでは、旅での経験や感動も違ってきますよね。

そこで今回は、ハワイの農作物について学べるクアロア・ランチ・ハワイの人気ツアー「アロハアイナ・ツアー」をご紹介します。

かつて王族のみ入れた聖地、クアロア・ランチへ

ワイキキから車で約50分の場所にあるクアロア・ランチ。4000エーカー(東京ドーム約450個分)の土地に、山3つ、谷2つ、プライベートビーチ1つを有する広大な牧場です。かつては王族しか入れなかった聖地で、今でも地元の人々にとって特別な場所。牧場に入ると、海から心地よいトレードウインドが吹き込み、ハワイにきたのだと改めて実感できます。

ここでは、乗馬やジップライン、プライベートビーチでのマリンアクティビティなど、様々なアクティビティが楽しめます。映画『ジュラシック・パーク』『ゴジラ』などの映画のロケ地としても有名です。クアロア・ランチは、そのすべてが私有地のため撮影許可が下りやすく、ロケーションも素晴らしいことから、多くの撮影が行われているのだとか。敷地内のロケ地を巡る「ロケ地ツアー」も行っていますよ。

「アロハ・アイナツアー」は、園内の農作物を見学したり、試食したりできる人気のツアー。クアロア・ランチと王族との関係など、歴史についてもたっぷりと学べます。

広い敷地には、パパイヤ、パイナップル、マンゴー、コーヒーなど様々な農作物が育てられ、タロイモの畑も広がっています。ガイドさんの説明に耳を傾けつつ、植物や畑をのんびりと眺めながら、ハワイの原風景を楽しみましょう。

ハワイの伝統的なフィッシュポンド(養殖池)へ

クアロア・ランチには、800年の歴史を持つ養魚池、モリイ・フィッシュポンドがあります。ここで取り入れられているのは伝統的な漁法。小さな水門から稚魚が池に入り、成長すると出られなくなることで、池に自然と魚が集まるという仕組みです。池全体が生け簀のような役割を果たし、漁に出られなくても必要な時に必要な分だけ魚をとって食べられます。

ハワイでは昔から自然と共生する方法を取り入れていたのですね。現在は、ここで牡蠣やエビの養殖をおこなっています。

ハワイのフルーツや伝統料理を試食しましょう♪

ツアーでは、クアロア・ランチで採れた食材を使った料理やフルーツの試食ができます。
取材で訪れた日は、タロイモをつぶして発酵させたポイ、カツオを乾燥して作られたドライアク、そして採れ立てのパイナップルが提供されました。

ポイはとろりとした口当たりで、酸味があり、日本人の中でも好き嫌いがわかれる料理。かつて、ハワイでは主食として食されたものでとても大切な栄養源でもありました。今でも、ハワイの家庭では日常的に食べられています。アクはビーフジャーキーのような味わいで、ビールのおつまみにもぴったり。

併設のカフェでクアロア産グルメを味わいましょう

敷地内にあるカフェ「Aunty Pat's Cafe」では、クアロア産のグルメを味わうことができます。なかでも人気なのが、100 %グラスフェッドビーフや厚切りのパイナップルが挟まった「クアロア・バーガー」。食べ応えのあるお肉とパイナップルの相性抜群です。ほかにも、スペシャルロコモコやベーコン・フライドライスなど、ハワイらしい料理が味わえますよ。

ハワイ州では、「2030 年までに州内で消費する⾷料の 20~30%をハワイ産で賄う」ことを⽬標に掲げています。まさに、その目標を牽引しているのがここクアロア・ランチです。ここでは、ハワイ固有の植物を守り、伝統を重んじるハワイアンの精神がしっかりと根付いていました。

ツアーに参加することで、ハワイで食べる物や自然との向き合い方がきっと変化するはず。ハワイをより深く知るために、クアロア・ランチのツアーに参加してみてはいかがでしょうか?