今年も早いもので、あと2ヶ月でクリスマス。ホリデーシーズンに向けて、有名ホテルではクリスマスケーキの予約受付が始まっています。一流のパティシエが腕をふるった品々は味もデザイン性も抜群で、特別な気分を堪能することができますよ。東京・神奈川で購入することができるクリスマスケーキをご紹介します。

社内コンクールで選び抜かれた絶品揃いの「ロイヤルパークホテル」

東京・水天宮前駅直結の「ロイヤルパークホテル」では、社内コンクールを開催してクリスマスケーキ商品を決定するのが毎年恒例になっています。今年は14人のパティシエがエントリーし、社内スタッフやフードジャーナリストなどの特別審査員が選んだケーキが数量限定で商品化。味やデコレーションともに高い評価を受けたケーキは、贅沢感を味わえますよ。

赤いグラサージュに心奪われるグランプリ作品は、リースをイメージした立体的な形が印象的。カシスとチョコレートムースに、カシスのジュレとマスカルポーネムースを重ね、少し塩味をきかせたチョコレート生地を敷き、ほろ苦さの中に甘酸っぱさが華やぎます。

フランスの美しい街並みの絵はがきを表現した第2位の作品。繊細に重ねたホワイトチョコレートは雪降る聖夜を連想させ、ロマンチックな気分を誘います。まろやかな栗とホワイ トチョコレートのムースにカシスムースの酸味が広がり、うっとりするような味わい。

スノーマンの中にマカロンを隠したサプライズに遊び心を感じられる第3位の作品。ピスタチオとエスプレッソの濃厚なガナッシュをまろやかなマスカルポーネムースが包み込み、土台のチョコレートサブレとパールチョコが最後までサクサクとした心地いい食感を奏でます。

クリスマスカラーに心躍る2段仕立てのケーキは、審査員特別賞を受賞。上の段は香ばしいピスタチオとベリー入りチョコレートのムース、下の段はイチゴとホワイトチョコレートのやさしい味わいのムースを重ね、味わいの対比を楽しめます。

唯一無二のオリジナリティが光る「キンプトン新宿東京」

東京・西新宿エリアに2020年10月に誕生し、3度目のクリスマスを迎える「キンプトン新宿東京」。ナイトビフォアクリスマスの物語に着想を得て、サンタやトナカイの愛らしい2種のケーキを提案。ショートケーキやブッシュドノエルといった王道ながら、その中には複雑な構造が秘められ、さまざまな素材を組み合わせてオリジナリティを出しているのが見どころです。

ひと口ごとに味の変化を楽しめる、苺とピスタチオのショートケーキ。たとえばトップの飾りは、ラズベリーとバラのソースを閉じ込めたカカオパルプとホワイトチョコレートのムースがアクセントを生んでいます。ココナッツの花の蜜が香るピスタチオミルクのカスタードクリームを下層に挟み、味の奥行きをプラス。生クリームにもこだわりを込め、高脂肪と低脂肪の生クリームを独自にブレンドして、コク深くやさしい甘味に仕上げています。

レーズン・くるみ・シリアルが入った、ねっとり濃厚なニューヨークらしいブラウニーが土台になっています。ブラックベリーゼリー、洋梨のコンポート、洋梨とバニラのクリーム、自家製のレモンマーマレードを端正に重ね、ジャンドゥジャクリームで包み込み、チョコレートでコーティング。上から下まで全てを食べると味や香りの振り幅を感じられ、贅沢な味わいを堪能できますよ。真っ赤なお鼻はホワイトチョコとカカオパルプのムースで作られ、飾りまで手が込んでいます。

注目シェフのアイデアあふれる「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」

東京・竹芝にある「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」では、本年4月に着任したシェフパティシエの八尾 綱紀さんがプロデュースする品々が注目を浴びています。「ザ・キャピトル東急ホテル」でスーシェフを約7年務めるなど八尾シェフが培ってきた技術やセンスが光り、得意とするチョコレート細工を使った数量限定のスペシャルケーキがクリスマスを一層盛り上げてくれます。

高さ35cmの立体感と緻密さはまるでオブジェのようですが、驚くことにすべて食べられます。チョコレートで作られたソリの中はショートケーキになっていて、大粒の苺と軽い食感のスポンジで構成。チョコレートで作られた愛らしいサンタとトナカイの中には、秘密のサプライズが詰まっているのだとか。大勢が集まるパーティーの主役に選んでみてください。

八尾シェフが最もこだわったケーキは、サンタクロースを模したドーム型のデザインがキュート。ストロベリームースの下に重ねたライムのクリームがキュンとする酸味のアクセントを与え、とろりとしたストロベリージュレが一体になると幸福感でいっぱいに。

フランス語で「輝き」を意味する商品名の通り、全体を覆うチョコレートの艶めきに引き込まれそうになるほど! キャラメルムースの香ばしくビターな味わいに続き、チョコレートムースの濃厚感、飴がけをしたヘーゼルナッツのカリッとしたキャラメリゼが贅沢なハーモニーです。

真っ白な見た目が、雪が降り積もる聖夜を連想させるロールケーキ。クリームチーズを混ぜ合わせた生クリームは程よい酸味とコクがあり、シロップを打ったふわふわのスポンジがやさしく包み込みます。

クリスマスバージョンで作られたショートケーキはバランスがよく、正統派な味わいを求めている方は迷わずこちらをどうぞ。きめ細やかで軽さのあるスポンジ、乳味のある口当たりよい生クリーム、国産苺が三位一体のおいしさを奏でます。

洗練されたケーキで大切な人との絆を紡ぐ「ホテルニューグランド」

横浜を代表するクラシックホテルの「ホテルニューグランド」は、『Ribbon(リボン)』をテーマに掲げ、4種類のクリスマスケーキ を展開します。「結ぶ」「繋ぐ」「解く」など、 様々な形に変化するリボンをイメージした品々を囲めば、大切な人との絆が一層深まるはず。

リボンをほどく時のワクワク感を表現し、全5種25個のロールケーキを色とりどりに積み重ねた見た目は夢のよう! 「イチゴ」「フランボワーズ」「ブルーベリー」のほか、抹茶の生地で濃厚なピスタチオクリームを巻いた「ピスタチオ」、ミルクチョコがこっくり甘い「チョコ」など、それぞれ好きなものを選べるので大勢のパーティーにおすすめです。しっとりもちっとしたハチミツ入りのスポンジ生地も満足感ばっちり。

苺・フランボワーズ・ブルーベリーをオーナメントのように飾り、まるでリースのような見た目に。中央にはローストをして香ばしさを際立てたシシリー産ピスタチオを惜しげもなくまぶし、赤と緑のコントラストに心躍ります。さっくりとしたタルトとしっとり香ばしいアーモンドクリームが甘酸っぱいフルーツを引き立て、バランスのとれた味わいです。

クリスマスの定番・ブッシュドノエルは、チョコレートと栗の魅惑の組み合わせ。ふわっとしたチョコスポンジで栗の甘露煮を細かく刻んで入れたマロンクリームを巻き、表面にはチョコクリームを塗っています。濃厚なチョコレートを主役に、栗のやさしい甘味やラム酒の香りが優雅に漂ってうっとり。

生クリームの美しい絞りにパティシエの技術が光る「ホテルニューグランド」定番のクリスマスケーキは、洗練された雰囲気が漂います。オレンジリキュールがほのかに香るスポンジは、やや厚みがあってしっとりとした口当たり。軽やかな生クリームとたっぷり使った苺とのバランスも秀逸で、ホテルメイドのクオリティの高さを感じられます。

個性豊かなラインナップは「どれにしよう…」と本気で悩んでしまいますね。数量限定の商品は早いうちに予約が埋まってしまうものもあるので、気になるクリスマスケーキを見つけたら早めにチェックをしてみてください。今年は有名ホテルのケーキを選んで、贅沢なクリスマスを過ごしてみませんか。