スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。朝晩は冷え込んで季節の移り変わりを感じる今、秋から冬にかけて食べごろを迎えるりんごのスイーツを存分に味わってみませんか。爽やかな甘味やシャキシャキとした歯ごたえ、焼いたり煮たりするととろ〜り甘味が凝縮…と、さまざまなおいしさがあって食べ比べが楽しいですよ。今回は「SunnyHills(サニーヒルズ)」のりんごケーキをご紹介します。

日本を想って考案された、人気のりんごスイーツ

台湾の定番土産といえばパイナップルケーキ。数あるブランドの中でも有名なのが「サニーヒルズ」で、日本でも南青山、銀座、大阪と店舗展開しています。日本との関係性をより一層結びつけるため、日本人にとってなじみの深いフルーツであるりんごを使って開発されたのが「りんごケーキ」。2018年に日本限定で発売されて以降、パイナップルケーキとの二枚看板ともいえるほどの定番商品へと成長し、今では台湾でも販売され日本産のフルーツを使ったケーキとして人気です。

手土産や贈り物にも喜ばれるトートバッグ付き

「りんごケーキ」は1箱に1枚ずつ布袋が付くのが嬉しいポイント。持ち運びに便利なうえに、シンプルなデザインは普段使いのサブバッグとしても活躍してくれそうですね。

パッケージには真っ赤なりんごが大きく描かれ、手にとると心がときめきます。

りんご本来のおいしさをシンプルに追求

表面にアイシングをかけたクッキーの中には、青森県弘前市の紅玉りんごを煮詰めたフィリングがたっぷり。シャリッ、ほろほろ、シャキシャキと3つの食感が至福のおいしさを奏で、りんごのさわやかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。

2年間も試行錯誤を繰り返して完成したフィリングは、りんごそのままの甘酸っぱさと歯ごたえを残すためにとことんこだわった部分です。酸味を残すには砂糖の量を減らすことになり、歯ごたえを残すには煮詰める時間を短くすることになるので、日持ちする焼き菓子としての商品開発はパティシエも唸るほど難しかったそう。りんごを低温で長時間煮詰めることでフレッシュな味わいと食感を閉じ込め、化学添加物や保存料を使わずりんご本来のおいしさを表現しています。

台湾茶や日本茶と合わせていただくと、甘酸っぱさを引き立てすっきりとしたあと味を楽しむことができますよ。気持ちをリフレッシュしたい時、お気に入りのドリンクと共に味わってほっとひと息ついてみてくださいね。