創業はなんと1996年。大阪・堀江が若者のショッピングスポットになる前から、フランスで買い付けた雑貨と手作りスイーツの店として愛されている「shamua(シャムア)」。店主の松橋恵理さんは、フランス人のひとつのものをずっと大切にする価値観に惹かれたと言い、店内には丁寧に編まれたマルシェバッグやヴィンテージの食器、布小物などがずらりと並んでいます。手作りタルトやカフェオレをフランスの食器でいただけるのも魅力です。

変わらぬ姿で根強いファンを持つ堀江の雑貨店&カフェ

雑貨店&カフェ「shamua」は大阪メトロ四ツ橋駅4号出口から徒歩1分、四ツ橋筋沿いにある欧州館というレンガ造りのビルの3階にあります。ビル前に看板などはなく、店名を確認できるのは壁に掲げたフロア案内板だけ。螺旋階段をのぼって3階へ向かってください。

階段をのぼった先にある、白い扉が「shamua」の入口。ここにも店名がわかるものはありませんが、扉をそっと開いてみてくださいね。

フランスで買い付けた食器、布小物がずらり

お店にずらり並ぶのは、フランスにあるお気に入りのお店やパリの蚤の市で見つけたもの。ジャンルは絞らず、あらゆるアイテムが揃いますが、店主の松橋さんが好きな鳥や植物をモチーフにしたものが多めだそう。

まず手に取って欲しいのは、ふだんの生活に取り入れやすいカフェオレボウル。今はなき窯元で作られた器もあり、ヴィンテージ感が漂う、古き良き雰囲気が素敵です。

レースのファブリックも大小さまざま豊富に揃うので、カフェオレボウルと合わせてコースターとして使ってみるのもいいですね。

フランスらしい布小物も充実。ハンカチは国内の既製品にはなさそうなレトロな柄。手芸好きな方はアンティークレースのセットを。レース専門のバイヤーから届けてもらったレースを松橋さんがかわいくラッピングしています。本来であれば、この価格だと3分の1〜5分の1の量になるところ、「レース好きに喜んでもらえたら」と、お得なお楽しみセットとして用意しているそうです。

生地から手作りのタルトやたっぷりサイズのカフェオレも

店内にはカフェを併設。クロックムッシュやスコーンなどの軽食、コーヒー、紅茶、ハーブティーなどのドリンク、日替わりのスイーツなどがあり、雑貨店の併設カフェとは思えないほど充実したラインナップです。提供される器もフランスの食器なので、実際の使用感を体験できるのも、雑貨店の中にあるカフェならでは。

スイーツはすべて手作り。季節替わりのタルトは、手作りのサクサクしたタルト生地、カスタードと生クリームのWクリーム、旬のフルーツを重ねています。フルーツに手を加えず、フレッシュのまま使っているのがポイントで、そのまま食べておいしいフルーツを厳選し、熟し具合も吟味しているといいます。

コーヒーは、松橋さんの知人である鎌倉の「カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ」にオーダーしたオリジナルブレンド。深煎りでほどよい苦味なので、自家製スイーツとの相性が抜群です。「フランスではカフェオレをカフェオレボウルでたっぷり飲む習慣があるから」と、一般的なコーヒーカップの倍量でいただけるのもうれしいですね。

時間を忘れて夢中になれる、かわいいが詰まった空間

食器や布小物のほか、マルシェカゴも多種多彩。ステーショナリーやアクセサリー、古着、書籍も並びます。また店主の松橋さんは、クラフト作家さんとの交流が深く百貨店で開催されるクラフトフェアなどの企画も担当。関西近郊の作家さんによる手作りのアクセサリーにも出会えます。

ビルの上階にはギャラリーがあり、不定期で企画展を開催。人脈が幅広くサブカルチャーに精通した店主・松橋さんとのおしゃべりも楽しんでくださいね。