スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。第7回目は、秋から冬にかけて食べごろを迎えるりんごの焼き菓子をご紹介します。

爽やかな甘味やシャキシャキとした歯ごたえ、焼いたり煮たりするととろ〜り甘味が凝縮…と、さまざまなおいしさがあるりんご。そこで、王道のアップルパイから、りんごの名産地の人気商品まで、お取り寄せできる5店舗の商品を厳選してご紹介します。

台湾でも人気急上昇中のりんごケーキ

「パイナップルケーキ」が有名な台湾生まれのスイーツブランド「サニーヒルズ」。「りんごケーキ」は2018年に日本限定で発売されて以降、「パイナップルケーキ」との二枚看板ともいえるほどの定番商品へと成長し、今では台湾でも販売され日本産のフルーツを使ったケーキとして人気です。パッケージの大きなりんごの絵柄が可愛らしく、1箱に1枚付いてくる布袋は普段使いのサブバッグとしても活躍しそうですよ。

表面にアイシングをかけたクッキーの中には、青森県弘前市の紅玉りんごを煮詰めたフィリングがたっぷり。シャリッ、ほろほろ、シャキシャキと3つの食感が至福のおいしさを奏で、りんごのさわやかな甘酸っぱさが口いっぱいに広がります。

じゅわ〜と甘酸っぱい青森りんごに夢中になるアップルパイ

2019年に兵庫県神戸市にオープンし、大阪府と青森県にも店を構える「あら、りんご。」。一年を通してその時に一番おいしいりんごが青森県から直送され、スイーツや生果などを販売します。「蜜入りりんごのアップルパイ」は冷蔵庫で12時間解凍をすれば手軽に食べられるので、オンラインショップでも指折りの人気商品ですよ。

さっくりとしたパイの中にダマンド生地(アーモンドクリーム)を敷き詰め、角切りのりんごがゴロリ。ひと口食べると瞬く間に果汁がじゅわっとあふれ出し、キュンとした甘酸っぱさに思わず頰が緩みます。青森県産カシスの果実味がりんごを引き立て、甘すぎないので意外にもペロリと食べれてしまいますよ。

サクサク&とろ〜り♪ りんごジャムを塗って作るクッキーサンド

1975年に福島県石川町で創業した「大野農園」は、りんご・もも・なし・ぶどうを栽培する果樹園。果物の生産から加工、カフェやキッチンカーでの販売までを一貫して行うだけでなく、農地を活用したイベントも開催し、農業の新しい可能性を広げています。

「りんごキャラメルサンドボックス」は、自分でクッキーサンドを仕上げるスタイル。“サンふじ”を主に使ったジャムは、りんごの歯ざわりと甘酸っぱさ、ほろ苦いキャラメルを感じられる絶妙なバランスに仕上げています。自分で作るひと手間のおかげでサクサク小気味良く、ジャムがとろ〜り。クッキーのほのかな塩味がりんごの風味を引き立てます。

アップルパイを見事に再現したさくさくクッキー

アメリカのおばあちゃんが焼くアップルパイの味を目指した「グラニースミス アップルパイ&コーヒー」。その親しみのある味はたくさんの人に愛され続け、関東を中心に11店舗を構える、アップルパイ専門店の代表格ともいえる存在です。4種の定番アップルパイをクッキーで表現した「アップルクッキーボックス」は、日持ちがして持ち運びしやすいので贈り物にぴったりですよ。

サクサク軽やかなクッキーと細かく刻んだりんごの食感のハーモニーがやみつきに! 心地よいシナモンの香りがスタンダードなアップルパイを連想させる「フレンチ ダマンド」、レーズンとラム酒の長い余韻に魅了される「クラシック ラムレーズン」など、店で提供しているアップルパイに限りなく近い味わいを再現しています。

青森りんごの魅力をまっすぐに味わえるドーナツとバターサンド

「大竹菓子舗」は青森県十和田市にある本店をはじめ、県内に4店舗を構える1968年創業の和洋菓子店。地元で育った素材の持ち味を活かした菓子作りを大切にし、なかでも人気を誇るのが青森県産のりんごを使った商品です。「青森りんご焼きドーナツ」はキャラメルや紅茶などりんごと相性の良い素材を組み合わせ、甘味と酸味のバランスがよくジューシーな“ふじ”を存分に味わえますよ。

「りんごバターサンド」は、蜜づけにした“ふじ”とバタークリームをクッキーでサンド。サクサクほろっと小気味いい食感のクッキーにりんごのシャキッとした食感が重なり、噛みしめるほどに豊かなバターの風味で満たされます。

りんごのおいしさがギュッと詰まった焼き菓子をお取り寄せして、心温まるおうち時間を過ごしてみて。