スイーツプロデューサー・磯崎 舞が、日常に寄り添うおやつから贈り物にも選びたくなる焼き菓子を紹介する連載『#焼き菓子部』。寒い日が続いて自然とおうち時間が増えるこの季節、おすすめしたいのがコーヒーや紅茶の焼き菓子。ふくよかな香りと焼き菓子特有の温かみがもたらすハーモニーは、ほっこりと幸せなひとときを約束してくれますよ。今回は「CHAVATY(チャバティ)」のスコーンセットをご紹介します。⁡

ティーラテ専門店による、紅茶のお供に人気なスコーン

東京・表参道や京都・嵐山などに店舗をもつ、日本発のティーラテ専門店「チャバティ」。厳選された高品質な茶葉を使用したティーラテ以外にもさまざまなスイーツを生み出し、一つ一つ毎日焼き上げるスコーンをシグニチャーメニューとして提供しています。保存料や香料は使用せず素材本来の味を活かした生地は、サクサク香ばしく中はしっとり。公式オンラインショップでは、販売開始2分で1000個が売れた実績があるほどの人気を誇ります。ほんのりとバターが香る生地に、季節の素材などを練り込んで展開しているスコーンセットをチェックしてみましょう。

ケーキのように可愛く彩ったスコーンにキュン♪

茶葉のイラストを全体にあしらい、モノトーンを基調にしたパッケージデザインは、お茶の時間をより特別なものへと演出してくれます。

箱を開けると、色とりどりのデコレーションに「これはスコーンなの?」と驚くでしょう。端正に絞ったクリームや自家製のコンフィチュール、ドライフルーツで彩ったビジュアルは、まるでケーキのよう。寒い日に温かいお茶を淹れて、テーブルにスコーンを並べた時に冬を感じられるように…と、季節ごとのティータイムを思い描いて開発をしているそう。冷凍状態で商品が届くので、袋から取り出して3〜4時間ほど常温で解凍すれば、待ちに待ったお茶の時間です。

香りを主役に遊び心を感じられる4種のスコーン

冬の柑橘の代表格である柚子やお茶をテーマにした4種などで構成されています。⁡印象的な香りを軸にさまざまな素材を組み合わせることで生まれる味わいは、スコーンの素朴なイメージが覆るほど贅沢ですよ。

ミルクチョコに洋梨のみずみずしさやスパイスでひとひねり加えた「洋梨とチャイのスコーン」、香ばしいごまと抹茶で奥行きを出してマスカルポーネクリームと合わせた「ごまと抹茶のスコーン」、りんごとセイロンウバティーにローズクリームの香りがそっと寄り添う「りんごとウバティーのスコーン」、柚子・レモン・カルダモンの爽やかな心地よさにホワイトチョコの甘味をプラスした「柚子とホワイトチョコのスコーン」と、どれを食べようか悩む時間もワクワクして仕方がありません。

今回ご紹介した内容での販売は、2023年1月いっぱいまでを予定しています。スコーンから伝わる香りに、ほっと癒されてみてくださいね。