続々とおしゃれなカフェやスイーツ店がオープンする神戸・栄町の乙仲通りに、2022年6月オープンした「Rond sucré cafe(ロンシュクレカフェ)」。フランス語で「ロン」は「丸い」、「シュクレ」は「砂糖」という意味があり、ロンシュクレと名付けた丸いスポンジケーキを看板スイーツに掲げています。焼きたてのロンシュクレは、ほわっと歯触りが軽く優しい甘さ。バリスタでもある店主が淹れるコーヒーといっしょに味わいましょう。
アンティーク家具を備えたスイーツカフェ

カフェや雑貨店が集中する栄町の乙仲通り沿いにある「Rond sucré cafe」。JR元町駅から南へ徒歩5分の場所にあります。
ケーキショップで働きバリスタ経験もある店主が「フランス パリの街角に、焼きたてのお菓子と淹れたてのカプチーノが楽しめる小さなカフェがあったなら…」とイメージしてお店を作ったそうです。

コツコツ集めたアンティーク家具を配した店内は、まさにパリのバルのような雰囲気。異国情緒がある神戸の街並みにもマッチしています。
店の中央にあるスタンディングカウンターならドリンクが50円引きになるというサービスもうれしいですね。
コロンと丸いオリジナルの焼き菓子ロンシュクレ

これまでいろんなケーキを作ってきた店主が、一番好きだったのが焼きたてのスポンジ。従来スポンジはケーキの土台として使われますが、「焼きたてのスポンジのおいしさをそのまま伝えたい」と、このロンシュクレを考案したと言います。
ベビーカステラのように見えますが、レシピのベースはスポンジケーキなので、食感はふわふわで軽やか。ココア風味のショコラ、シナモン風味のキャネルから選べます。

ロンシュクレをシンプルにいただくこともできますが(8個550円)、おすすめは焼きたてのロンシュクレにバニラのジェラートをのせ、エスプレッソをかけていただくロンシュクレ アフォガード。

淹れたてのエスプレッソを自分で注ぎながら、味わってくださいね。

チョコレート好きなら、ロンシュクレのショコラの上にチョコレートムースを乗せ、チョコレートとエスプレッソをブレンドしたソースをかけたモンショコラを。
ムースに使うチョコレートはフランス産とベルギー産のブレンド、ソースはフランス産のみと、チョコレートを使い分けながら、生チョコを食べているような濃厚さに仕上げています。

ロンシュクレを使っていないスイーツも見逃せません。こちらのクリームブリュレはフランス産のグラニュー糖を振りかけ、表面をキャラメリゼ。バニラシードをたっぷり使っているため贅沢な香りが魅力です。
スイーツのお供はバリスタが淹れるコーヒーを

クリーミーなカプチーノにふわふわのマシュマロを浮かべたロンシュクレラッテ。カプチーノのあたたかさによりマシュマロが少しずつ溶け、カプチーノに甘みをプラスしてくれます。最後にトッピングしたブラウンシュガーの香ばしさも甘苦いラテに調和し、デザートのようなドリンクになっています。

ドリンクはコーヒーやアレンジラテ、紅茶、レモネードなどのか、ビールやワインといったアルコールも。ロンシュクレが焼き上がる甘い香りに包まれながら、好きなドリンクとオリジナルスイーツのマリアージュを楽しんでくださいね。