多摩川が流れ、史跡から公園まで自然豊かな東京・狛江市。スペシャルティコーヒー専門店・堀口珈琲にとって2店目となるロースタリー・カフェ「堀口珈琲 狛江店」が、2023年5月1日にリニューアルオープンしました。調布・仙川のベーカリーAOSANの2号店をインショップに、aosan角食トーストをコーヒーとともにどうぞ。

狛江の堀口珈琲がリニューアルオープン

小田急線・狛江駅から徒歩5分。駅の北口から、いちょう通りを喜多見方面に歩いて行き一歩路地に入った住宅街に「堀口珈琲 狛江店」があります。狛江店がオープンしたのは今から24年前の1999年。店内に焙煎機を設置しカフェを備えた焙煎所として誕生しました。

その後、2019年に焙煎機を横浜ロースタリーへ移設。焙煎機があった場所に、調布・仙川にある人気ベーカリーAOSANの2号店「aosan comaé」をインショップとして迎え、地域の人々に親しまれてきました。

そんな狛江店は、「Comae Coffee Civic Center 〜コーヒーで、つどう・まなぶ・むすぶ〜」という新たなコンセプトのもと、より快適に過ごせるように店内の空間を一新。中央部の柱を囲むように作業カウンターを設けることで、スタッフと訪問客の対話が自然と生まれる温かみのある空間になっています。

こだわりは、柱やカウンター、家具などの角を落とした全体的に丸みのあるレイアウト。こちらはコーヒーのやわらかい口当たりや飲み心地の良さを空間で表現しているのだそう。

壁のあちらこちらにはギャラリースペースが設けられており、作家の作品や遊び心のあるオブジェなどが飾ってあるのでコーヒーを飲みながら楽しんでみて。

シングルオリジンからブレンドまで豊富なラインナップ

入口を入った正面のショーケースにずらりと並ぶのが堀口珈琲自慢のコーヒー豆。定番ブレンド「CLASSICシリーズ」全9種に加え、生産者こだわりのシングルオリジン10種類以上、期間限定の特別ブレンドなど豊富なラインナップが並びます。

店内では、バリスタが販売しているコーヒー豆全種を一杯ずつペーパードリップで抽出して提供。もし好みのコーヒーの味があったらぜひ伝えてみて。カウンター越しに会話をすることで、新しいコーヒーの楽しみ方を見つけることができるかもしれませんよ。

AOSANの角食パンを使用したトースト

店内では、AOSANの角食パンを使用した新メニュー「aosan角食トースト」をコーヒーとともに楽しむことができます。角食パンは極厚食パンを 3枚切りにカットし、トースターで高温で焼き上げることで一口目からもっちり、小麦の味をしっかりと堪能することができます。

また、食べ応えのあるトーストのバランスを考えて軽やかにすっきり食べられるように発酵バターを使用。しっかり食べられるけれど重くなりすぎず、コーヒーとの相性もぴったりです。お店のキッチンで手作りする季節のジャムと蜂蜜を好みで合わせて、味わいの変化も楽しんでみて。

コーヒーと相性の良い手作りケーキ

そのほか、コーヒーとの相性を考えて作られた手作りケーキも楽しむことができます。和栗クリームと生クリーム、スポンジが層になった「和栗のモンブラン」、堀口珈琲自慢のエスプレッソを使用した「モカチーズケーキ」、ジューシーな甘夏みかんをたっぷりと使用した初夏限定の「甘夏タルト」など。人気のケーキは早い時間帯に売り切れてしまうので、早めの来店がおすすめです。

仙川の人気ベーカリーAOSANがインショップに

店内を奥に進むと、リニューアル前から店舗を構えていた調布・仙川のベーカリーAOSANの2号店「aosan comaé」があり、ハード系のパンをはじめ食事パンや菓子パンなど、豊富な種類のパンを販売しています。営業時間は堀口珈琲とは異なり、12時〜18時まで。

棚には1つずつ異なる種類のパンが並んでおり、どれも魅力的で迷ってしまいそう。種類が一番揃っているのがオープンした12時で、その後はバケット生地のパンやクロワッサン、デニッシュパンなど時間差で焼き上がり、人気の角食パンは15時からの販売です。パンは焼き上がり次第店頭に並ぶので、タイミングがよければ焼きたてのパンに出会えるかも。

「aosan comaé」で販売するパンは、堀口珈琲の店内全席でコーヒーと一緒に味わうことができます。ぜひお気に入りのパンと淹れたてのコーヒーを一緒に、ゆっくりと過ごしてみてくださいね。