秋の味覚のひとつである栗を堪能したいならば訪れたい、東京・麻布十番にある「茶房 HISAYA LOUNGE 麻布十番」。京都で焼き栗スタンドやモンブラン専門カフェを展開する「比沙家」の系列店であるこちらでは、丹波栗を贅沢に使った絞りたてのモンブランやパンケーキ、京都のおばんざいなど、栗を使ったメニューが味わえます。和の要素も取り入れたモダンな空間で、秋の贅沢な時間を過ごしませんか。

和と洋がセンスよく融合する大人の空間

六本木や広尾からほど近く、感度の高いショップがひしめく麻布十番。軒先にのれんがなびく「茶房 HISAYA LOUNGE 麻布十番」は、凛とした店構えが目を引きます。

1階は和洋菓子の物販フロア、階段をのぼった2階にはラウンジがあり、洗練された空間が広がります。コンクリート打ちっぱなしの壁が都会的な印象でありながら、アーチ型の大きな窓からはたっぷり日差しが届いて開放的。さりげなく和の要素が溶け込み、落ち着いた雰囲気を醸し出します。

カウンター席ではスタッフの作業を目で楽しみながら、ゆったりと大人の時間を過ごせます。

提供するメニューには、丹波栗をはじめ、糖度の高い日本品種の栗を中心に使用。添加物は一切使用せずに独自の圧力製法で蒸し焼きにすることによって、栗本来の甘さやホクホクとした食感を引き出しています。京都清水寺参道が発祥の焼き栗専門店ですが、今では都内を中心に焼き栗スタンドの「比沙家」を5店舗展開し、2019年に新業態の「HISAYA CAFE」を京都の清水坂にオープン。そして、2021年に生まれた「茶房 HISAYA LOUNGE 麻布十番」では新たな栗のおいしさと楽しみ方を提案しています。メニューはバラエティに富み、栗の風味を存分に活かした料理を提供するのも同店だけです。

絞りたてならではの繊細な味と香りを追求したスイーツ

カウンターの目の前で仕上げるパフォーマンスが名物の「丹波栗の京都モンブラン」。和菓子の練り切りを作る際に使う小田巻という道具で、マロンクリームを細く絞り出します。仕上げに冷凍した焼き栗を削り、表面にハラリとかけて出来上がりです。

丹波栗をふんだんに使ったマロンクリームは、白餡と生クリームを少量加えて口当たりなめらか。ほっくりとした甘味と香りがまっすぐ伝わり、まるで栗そのものを食べているかのようです。中に閉じ込めた抹茶アイスの心地いいほろ苦さがバランスよく調和し、土台に敷いたカダイフという小麦粉を焼き上げた生地のパリパリした食感がアクセントになっています。合わせるドリンクは、贅沢な気分に浸りたい時はシャンパーニュをどうぞ。

「利平栗のモンブランパンケーキ」は、焼き栗を練りこんだパンケーキが隠れてしまいそうなほどたっぷりと絞った極細のマロンペーストが圧巻。口に運ぶとマロンペーストがふわっと繊細にほどけ、舌の上でとろけるような感覚と濃厚な甘さにうっとりしてしまいます。添えられたメープルバターソースをかけると、豊かなコクと芳醇な香りを堪能することができますよ。

ランチには栗をたっぷり使った食事メニューをどうぞ

栗おこわとなめこのお味噌汁に、季節にあわせたおばんざい4品がつく「京都のおばんざい」は、女性に人気のメニューです。もっちりと炊き上げた栗おこわは、ほっくり甘い栗がどこを食べてもゴロゴロ♪ 1階の物販エリアでも販売しており、早い時間に完売するのも納得のおいしさです。おばんざいは季節によって内容が変わり、ホウレンソウの白ゴマ和え、赤こんにゃく、ナスの揚げ煮など、身体が喜ぶやさしい味わいにホッとしますよ。

食事メニューはそのほかに、「和出汁の栗カレー」など栗を使ったものや京都らしさを感じるものがそろっています。

栗を引き立てた和洋菓子の手みやげを選びましょう

1階の物販フロアでは、ロールケーキやシュークリームなどの洋菓子をはじめ、大福や栗きんとんなどの和菓子までそろい、10種類ほどの商品に目移りしてしまいます。手みやげにすれば、喜ばれること請け合いです。

大粒の有機栗を包んで焼き上げた「マロンパイ」は、今秋新発売の注目のアイテム。毎日焼きたてを提供し、ひと口頰張るとサクサクと音が鳴るほど軽やかで驚きます。発酵バターを使ったアーモンドクリームとラム酒が口を満たし、噛みしめるたびに広がる豊かな香りは贅沢な気持ちになりますよ。

北海道産小豆が活かされた上品な甘味の粒あんと甘露煮を、モチモチした皮で挟んだ「HISAYAのどら焼き」。小さいサイズが食べやすく、少し甘いものが食べたい時に重宝します。

栗本来のおいしさを活かした品々をゆっくりと味わって、贅沢な気分に浸ってみてくださいね。