島根県・松江には、わざわざ目指して訪れたい喫茶店があります。それが、宍道湖(しんじこ)沿いに建つ「珈琲館 湖北店」です。赤煉瓦造りのレトロかわいい空間、レイクビューの穏やかな景色、自家焙煎コーヒーの香りが織り成す、とっておきのカフェタイムを紹介します。

宍道湖沿いに建つ赤煉瓦造りの建物が目印

松江市と出雲市にまたがる周囲約45kmの汽水湖「宍道湖」。その北側に位置する「珈琲館 湖北店」は、1981(昭和56)年の創業以来、多くの人に愛される松江の名喫茶店です。温泉地「松江しんじ湖温泉」から数キロ離れた場所にあり、ツタが絡まる赤煉瓦の建物がノスタルジーな雰囲気を漂わせています。

それは店内も同様で、ゆるやかなアールを描くライトグリーンの窓、レトロかわいいペンダントライト、味わい深いタイル張りの床、重厚感あるテーブル&椅子など、細部にまでこだわりがキラリと光っています。

レイクビューの窓際席が特等席

「珈琲館 湖北店」の特等席は、目の前に広がる宍道湖ビューを独り占めできる窓際のテーブル席。席に着くと目線と同じ高さに水平線が見渡せ、まるでぷかぷかと湖に浮かんでいるような感覚に。キラキラと湖面が輝く昼時も美しいですが、夕陽百選にも選ばれた夕景の宍道湖もまた見事。移り行く水辺の景色もごちそうです。

季節のよい晴れた日にはテラス席もおすすめです。こちらも宍道湖を独り占めできる特等席で、まるで水辺の別荘のようなムードに包まれています。

自家焙煎コーヒーと多彩なスイーツでカフェタイム

「珈琲館 湖北店」の魅力は、ロケーションだけではありません。種類豊富なメニューも人気の理由です。たとえば自家焙煎コーヒー。コクと苦みの調和がとれた味わいで、定番の「珈琲館ブレンド」のほか、ブレンドコーヒーにココアをミックスした「ルシアンコーヒー」、ナッツの香り豊かな「ナッツコーヒー」といったアレンジコーヒーもそろい、その数約15種類。自家焙煎コーヒーを使ったコーヒーゼリーも人気です。

コーヒーに合うスイーツも、バリエーション豊かにそろっています。ショーケースには系列店「ウィーンの森」のショートケーキが並び、店内で味わうこともできますよ。

ウィーンの森のケーキをフルーツとソースでデコレーションしたデザートプレート、オレンジの香りが広がるクレープシュセット、ケーキ&フレンチトースト&コーヒーが付くアフタヌーンセットなど、スイーツもたくさん。どれを選ぶか、悩む楽しさも一緒に味わってくださいね。

モーニングや軽食でお腹を満たして

系列店「ウィーンの森」の特製パンを使った種類豊富なサンドイッチ、パンとも相性抜群のグラタンなど、軽食メニューもスタンバイ。パンを主役にしたモーニングも楽しめ、朝から多くの人で賑わっています。

今回紹介した「珈琲館 湖北店」のほか、松江中心部には1号店にあたる「珈琲館 京店店」もあり、京橋川沿いに建つリバーサイドカフェとして地元客や観光客に親しまれています。水辺の都・松江ならではのロケーションで、とっておきのカフェタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。