1987年に制作された映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』35周年を記念したリバイバル上映が決定。10月28日より劇場公開される。併せて、4Kリマスター化された予告編と、新作描き下ろしデジタルアート「王立宇宙軍2022」の制作プロジェクトが解禁された。

 本作は、制作集団GAINAXとバンダイ(現在はバンダイナムコフィルムワークスが映像事業を継承)がタッグを組んで制作された、両社初の長編アニメーション映画。山賀博之監督をはじめ、庵野秀明、貞本義行、樋口真嗣など後のトップクリエイターが集結し、通貨や言語、文化に至るまでゼロから作り上げられた膨大で緻密な世界観は、「後世に遺したいアニメーション作品」として高く支持されている。

 30年の歴史を誇る戦わない軍隊「王立宇宙軍」は政府に見放され、今では人間どころか人工衛星すら満足にあげられない。いつの間にか宇宙への夢も遠ざかり、宇宙軍兵士のシロツグ・ラーダットは訓練をさぼっていた。そんなある日、街で神の教えを説くふしぎな少女リイクニに出会ったことで、シロツグは仲間の兵士の反対にもめげず宇宙パイロットに志願。かくして「王立宇宙軍」の威信と名誉挽回の宇宙飛行計画が開始された。

 劇場公開では、35周年を記念して本編を4Kリマスター化。山賀博之監督の監修のもと、35mmマスターポジフィルムからの4Kスキャン、4Kリマスター化を実施し、フィルムの情報を鮮やかに再現する。

 公開された予告編は、そのリアリティで観る者を圧倒した庵野作画のロケット打ち上げシーンから始まる。主人公シロツグのバイクシーンや飛行訓練シーン、ロケット打ち上げをめぐる戦闘シーンなど、4Kリマスター化によって迫力が増した印象的なシーンが映し出されている。

 「NFT(Non Fungible Token)非代替性トークン」に向けた新作描き下ろしデジタルアート「王立宇宙軍2022」は、『超時空要塞マクロス』『機動戦士ガンダム』『スター・ウォーズ』等のパッケージアートのイラストなどで知られるマルチクリエイター・天神英貴による5分のデジタルアート。5月27日より日本橋で開催される三井不動産創立80周年記念イベント「クリエイター特区プロジェクト」で設営される、リアルとアンリアル(バーチャル)ギャラリー内に展示され、同時にNFTマーケット「OpenSea」上で販売予定。

 映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』4Kリマスター版は10月28日劇場公開。