俳優の阿部サダヲと岡田健史がダブル主演する白石和彌監督の最新作『死刑にいたる病』の興行収入が、6月22日時点で10億円を突破した。これを記念し、阿部、岡田、白石監督のお祝い3ショット&トラウマが緩和されるオフショットが解禁された。

 本作は、作家・櫛木理宇の同名小説(『チェインドッグ』から改題)を映画化するサイコサスペンス作品。24人もの若者を殺した連続殺人鬼・榛村から届いた冤罪(えんざい)証明の依頼をきっかけに、大学生・雅也が事件を独自に調べ始めるが、次第に榛村と事件にほんろうされていく姿を描く。連続殺人鬼・榛村役を阿部、収監されている榛村の元に通い事件の真相に迫る雅也役を岡田が演じる。脚本は、白石監督とは初タッグとなる高田亮。

 公開7週目を迎え、興行収入が6月22日時点で10億972万4660円を記録し、ついに10億円を突破した。2022年映画興行収入で10億を超えた邦画実写作品は、インディペンデント配給邦画作品の中で本作が唯一となり、『ドライブマイカー』(2021)以来の快挙となる。また、白石作品の中で“初の10億突破”作品となり、櫛木理宇の原作『死刑にいたる病』(ハヤカワ文庫)は電子書籍と合わせて20万部を突破した。

 公開から1ヵ月以上たつ現在も多くの観客が映画館に足を運んでいることを知り、阿部は「若い方がたくさん観てくださっていると聞いて嬉しいです。怖いイメージがついたので変えていかなきゃと思っています!」、岡田は「多くの方に観ていただいているのを日々感じていて、本当にありがたいです」と喜び、この作品が自身にとって「集大成になりました!」とコメント。監督は「本当に嬉しいです! 皆さんがアップしてくださっているSNSの投稿も見ています! 可能性を広げてくれて、新たにチャレンジできるきっかけをくれた作品になりました」と感謝を述べた。

 SNS上では阿部演じる連続殺人犯・榛村大和の狂気におびえる声が続出しているため、少しでもトラウマを緩和してもらえるよう、10億突破記念で撮影オフショットを大放出。写真には阿部や岡田をはじめ、白石組おなじみの音尾琢真、爪を笑顔で見せる宮崎優、そして榛村の餌食になる学生役の山時聡真、竹村浩翔、清水ららが阿部と笑顔で写る姿が収められている。作品からは想像もつかない満面の笑顔で楽しそうに撮影を行っていたことがうかがえるほほ笑ましいカットだ。

 映画『死刑にいたる病』は、全国公開中。