映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開)のワールドツアー幕開けとなるプレミアイベントが、12月7日(現地時間同6日)にイギリス・ロンドンで開催された。監督のジェームズ・キャメロンやシガーニー・ウィーバーら豪華キャスト・製作陣が集結し、完成の喜びや撮影の裏側を語った。

 本作は、全世界歴代興行収入第1位に輝き、それまでの映像界の常識を一変させた革命的超大作『アバター』(2009年)の13年ぶりとなる続編。美しい海とそこに宿る生物たちの息吹、そして神秘の星パンドラの侵略を目論む人類と、先住民ナヴィとの激しい戦いと心を揺さぶる感動のドラマが、進化した映像美とともにエモーショナルに描かれる。

 本作のワールドツアーは、12月10日に実施の来日プロモーションを含むもの。その幕開けとなった今回のプレミアイベントに、キャメロン監督、長年彼の右腕を務めるプロデューサーのジョン・ランドーら制作陣が登場。

 加えて、前作の『アバター』より引き続き出演するジェイク・サリー役のサム・ワーシントン、ジェイクを支える妻ネイティリ役のゾーイ・サルダナが登場。さらに物語の鍵を握る少女・キリ役のシガーニー、“海の部族”を率いる女性ロナル役のケイト・ウィンスレット、再びジェイクらの前に立ちはだかるクオリッチ役のスティーヴン・ラングなどのキャスト陣も出席した。

 約13年ぶりとなる「アバター」最新作の公開を待ち望むマスコミとファンの熱気で会場が包まれる中、本作の舞台である“パンドラの海”をイメージしたブルーカーペットにキャメロン監督が登場。

 キャメロン監督は「本作では、作り込まれたディテール、素晴らしい生物、共感できる先住民たちの文化、そして海の魅力に溢れる別世界に誘うことを約束します。前作よりもいい意味で胸が締め付けられる物語になっています。これが何のことなのか、是非観てもらわないとですね」と、前作超えの“感動”と“映像体験”に自信を見せる。

 約10年ぶりの来日を控えていることを踏まえ「コンバンワ! 12月10日に日本に行きます! 日本のファンの皆さんに会えるのを楽しみにしています。皆さんに『アバター』最新作を観てもらえるのが待ちきれません!」と、日本のファンに向けて熱烈なメッセージを送った。

 シガーニーは今回の役について「とてもエキサイティングだったけど、チャレンジでもあった。14歳の子を演じるためにたくさんの準備を行ったわ。学校を訪れて、彼らの生の声を聞いたりしたわ。長い時間をかけて遂に完成した本作や、キリの姿を世界に届けることができてとても嬉しい」と完成の喜びとともに、意外な役作り秘話を明かした。

 スティーヴンは「もうすぐ東京に行きます! 日本の友人と会うことになっているので、来日がとても楽しみです。日本の皆さんに本作を体験してもらえることが最高にワクワクします!」と、今週末の来日が待ちきれない様子。

 『タイタニック』以来約25年ぶりにキャメロン作品へ出演するケイトも、華やかなドレスに身を包んで登場。「彼は本当に類まれなフィルムメーカーであり、驚異的な物語を生むストーリーテラーでもあるの。こんな素晴らしい作品のオファーは、とても光栄だったわ」と歓喜。

 続けて「撮影では息を止めながら演技をすることが多かったの。難しかったけどやり遂げた時は最高の気分だった。7分15秒も止めれるようになったわ」と、驚異的な記録を告白した。

 世界中が待ちわびた初のプレミア上映を迎えると、現地に集まった世界中のメディアが我先にと映画に対するリアクションを投稿。早くも各所から作品賞含む来年度アカデミー賞の大本命としての呼び声が拡がっている。

 映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は、12月16日より全国公開。