舞台『四月は君の嘘』の制作発表会が20日、都内で行われ、出演する安西慎太郎(有馬公生役)、松永有紗(宮園かをり役)、河内美里(澤部椿役)、和田雅成(渡亮太役)、山下永夏(井川絵見役)、横井翔二郎(相座武士役)、ピアノ演奏の松村湧太、ヴァイオリン演奏の小林修子が出席した。

 本作は、累計発行部数500万部を突破し、これまでアニメや実写映画化されている新川直司の人気コミックの舞台化。トラウマを抱えた元天才ピアニストが、自由奔放で美しいヴァイオリニストの少女・かをりと出会うことにより、ピアノに向き合う姿を描いた青春物語。

 座長として本作に臨む安西は「人気作品に出演することができることは素直にうれしいし、光栄でした」と笑顔を見せ、「気持ちが苦しくなる部分もありますが、前向きになれる作品なので、キャスト、スタッフ、カンパニー一丸となってがんばっていきたいです」と力強く抱負を述べた。

 一方、かをり役の松永も「オーディションの日に地方で撮影があり、遅刻してしまったので『終わった〜』とショックを受けていたので、出演が決まったときはビックリしました」と裏話を披露すると「原作を読んでかをりちゃんの魅力にはまっていたので、全力で心を込めて演じたいと思います」と力強い視線で語っていた。

 その他の出演者たちも口をそろえて「作品の世界観を大切にしたい」とさまざまなメディアミックスによって表現されている『四月は君の嘘』の持つ切なさと純粋さを舞台上で存分に形づくることを約束すると、実際に舞台で演奏するヴァイオリン奏者の小林と、ピアノの松村も共に「しっかり演奏と届けたい」と誓っていた。

 後半には、作品にちなんで自身の青春時代の「嘘」にまつわる思い出話を披露。安西は舞台に集中したいため、先輩からの誘いを“小さな嘘”で断ったことがあると告白すると、松永も学生時代に「転校する」と友達に嘘をついたが、その嘘がばれて、逆に騙されたという思い出を語った。

 舞台『四月は君の嘘』は8月24日〜9月3日まで東京・AiiA 2.5Theater TOKYO、9月7日〜9月10日まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演。