薬丸岳が2013年に発表した人気小説『友罪』が来年5月に実写化されることが発表され、生田斗真と瑛太が共演、『64−ロクヨン―前編/後編』瀬々敬久監督がメガホンを取ることがわかった。

 本作で描かれるのは、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯のその後。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の益田とは次第に打ち解け、心を通わせていく。しかし、あるきっかけと行動によって、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人なのではないかと疑い始める――。

 薬丸の小説が好きで、原作も読んでいたという生田は、「一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたい」とコメント。3度目の共演となる瑛太については、「獣のような鋭さと、ふとはにかんだ時の柔らかさに愛を持って対峙し、切磋琢磨しながら素晴らしい作品作りに励みます」と語り、「映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です」と作品への思いを込めた。

 一方の瑛太は「この時代にこのような題材を映画化する事にまだ惑う自分もいます。とても大変な役を引き受けてしまった」と率直な心境を吐露するが、それでも「瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい」と決意。メガホンを取る瀬々監督は「2人のしなやかな心と肉体、そして果敢に挑戦する心が、この映画を生々しくも光り輝かせる原動力になってくれることと思っています」と生田との共演に期待を込めた。

 映画『友罪』は2018年5月に公開。