俳優の綾野剛が5日、都内で行われた映画『楽園』完成披露イベントに、杉咲花、佐藤浩市、片岡礼子、瀬々敬久監督と共に出席。杉咲が自身の誕生日に綾野からプレゼントを2つもらったというエピソードを披露し、2人の仲の良さが垣間見えた。

 ある地方都市のY字路で起きた少女失踪事件。家族と周辺住民に深い影を落とした出来事をきっかけに知り合った主人公・豪士(綾野)と失踪した少女の親友であった紡(杉咲)は、不幸な生い立ちや過去に受けた心の傷に共感しあっていく。だが事件から12年後、同じY字路で再び少女失踪事件が発生。犯人として疑われた豪士は追い詰められ、街へと逃れていく…。

 杉咲との共演を望んでいたという綾野は「僕は(杉咲と)ずっとご一緒したかったんです。過去にドラマで1シーンだけ一緒になったことがありまして。ちゃんとお芝居を、感情を通して向き合うのは初めてだったので、願いが叶ったなと」と告白。そんな綾野について、杉咲は近寄りがたいイメージも持っていたようで「個人的に、綾野さんはきっと役柄に入り込まれる方なのかなと思っていて、現場でお話できることはないのかなと思っていたんです」と振り返る。

 続けて「近づかない方がいいかなと思って、その辺をフラフラと歩いていたら『花、おいでよ。横座りなよ』って言ってくださって。映画とは関係ない楽しい話とかもいっぱいしてくださいましたし、おいしいご飯に連れていってくださったりもして。誕生日を迎えたときにはプレゼントを2つもくださって。本当に優しくしていただきました」と一気に話す。

 すると綾野は「いや、違うんです。選べなかったんですよ。どっちもいいなと思ったんで、ご本人に選んでもらうのが一番いいなと思ったら『どっちか悩みます』ってことだったんで、『じゃあ、どっちも!』って言って」と当時の状況を説明。杉咲は「初めてです、2つも頂いたの。ありがとうございます」とニッコリと笑みを浮かべ、2人の仲の良さをうかがわせるイベントとなった。

 映画『楽園』は、10月18日より全国ロードショー。