女優の井上真央が7日、都内で行われた10月19日スタートのドラマ『少年寅次郎』(NHK総合/毎週土曜21時)の試写会に出席。この作品でベスト・オブ・割烹着を目指すと意気込んだ。

 同作は国民的映画『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎の少年時代を描いた作品。出生の秘密から、戦争をはさんだ悪ガキ時代、最愛の妹・さくらに見送られて葛飾柴又の駅から旅立つまでの物語を描く。

 会見には井上の他、毎熊克哉、泉澤祐希、岸井ゆきの、藤原颯音が出席した。

 初めて観た映画が『男はつらいよ』シリーズだったという井上は「シリーズ50周年で、こういう形で携われるとは思ってもみなかったので、本当にうれしく思いました」と感激、一“寅さん”ファンとしても楽しめたと語った。井上は割烹着を着ているシーンが多いそうで「この作品でベスト・オブ・割烹着を目指してます。それくらい着倒しているのでぜひ注目していただけたら」とアピールした。

 寅次郎とさくらの母親役ということで、役作りに関しては「聖母のようなさくらさんを彷彿とさせるようなお母さんになりたいなと思いながら観てたんですけど」と映画『男はつらいよ』シリーズでさくら役を演じた倍賞千恵子を思い浮かべていたことを告白。さらに台本を読んでいるときにも倍賞が浮かんできたと話し「どんどんプレッシャーになっていく自分がいたので、これは切り替えよう、と」と心境を明かした。

 「優しさを持ちつつ、下町のチャキチャキとした母親を演じられたら」と語った井上。子どもたちを前にしたときの感覚を大切にしたとも話し、寅次郎役の藤原のことを「本当にかわいくて」と絶賛した。そんな藤原は挨拶のときに緊張した様子を見せていたが、井上と毎熊は微笑ましく見守り、本当の家族のように仲睦まじい様子を見せた。挨拶の最後に藤原は「好きな女優さんは井上真央さんです」と笑顔。会場から笑いと拍手が起こると井上は「仕込みです、すみません」と笑っていた。

 土曜ドラマ『少年寅次郎』は、NHK総合にて10月19日より毎週土曜21時放送。