日本時間10日、第92回アカデミー賞授賞式がアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、ノア・バームバック監督のヒューマンドラマ『マリッジ・ストーリー』のローラ・ダーンが、助演女優賞に輝いた。

 鬼才デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』(1990)で脚光を浴びたローラ。翌年の『ランブリング・ローズ』(1991)で主演女優賞に初ノミネートされ、2015年に『わたしに会うまでの1600キロ』(2014)で助演女優賞にノミネートされた後、通算3度目のノミネートで初のオスカーを手にした。

 オスカー像を手にしたローラは、「アナデミーに感謝します。素晴らしいアーティスト、ノミネーの皆さま、仲間たちと一緒にいられるだけで幸せです」と述べ、共演のスカーレット・ヨハンソン、アダム・ドライバーや制作陣に感謝。「ヒーローに会うことはないと思う方もいるかもしれません。しかし、親がヒーローであれば本当に恵まれていると思います」と続けると、俳優・女優でもある両親、ブルース・ダーンとダイアン・ラッドへも感謝し、受賞の喜びを語った。

 女優のスカーレット・ヨハンソンと俳優のアダム・ドライバーがダブル主演する『マリッジ・ストーリー』。結婚生活に葛藤を抱え、戸惑いながらも離婚を進めていく一組の夫婦が、子の親としてのこれからに苦悩する姿を辛辣かつ思いやりのある視点でリアルに描く。ローラはスカーレット演じる妻ニコールの代理人を務める敏腕離婚弁護士のノラ・ファンショーを演じる。

<第92回アカデミー賞助演女優賞:候補一覧(★が受賞)>
■助演女優賞
キャシー・ベイツ『リチャード・ジュエル』
★ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』
スカーレット・ヨハンソン『ジョジョ・ラビット』
フローレンス・ピュー『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
マーゴット・ロビー『スキャンダル』