クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』の公開を記念し、同監督の映画『ダークナイト』のIMAX(R)&4D版が7月10日から全国のIMAX(R)/4D劇場にて公開されることが決まった。4D上映は今回が初めて。IMAX版の本編前には、約6分間の『TENET テネット』プロローグが再上映される予定だ。

 『ダークナイト』は、2008年公開当時米興行収入歴代2位を記録。世界で10億ドルを稼ぐ大ヒットを遂げただけでなく、米批評家サイトRotten Tomatoesでは驚異の94%フレッシュを達成。第81回アカデミー賞において8部門(助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞)にノミネートされ、2部門(助演男優賞、音響編集賞)を受賞した。

 観客を魅了したのは、<悪のカリスマ>ジョーカーを演じたヒース・レジャーの存在。2019年の映画界を席巻したホアキン・フェニックス演じる『ジョーカー』は記憶に新しいが、ヒース演じるジョーカーの行動は残虐にして予測不可能。世界のつまらなさや平凡さを自らの犯罪でぶち壊し、ただ世界が燃えるのを見て楽しんでいるばかりの彼にとっては、この世界自体、巨大なジョークにすぎない。シリーズ最凶・最悪の敵に、闇の騎士ダークナイトはどう立ち向かうのかも見どころだ。

 約26分間のIMAX(R)カメラ撮影パートは、全編で6シークエンス。冒頭から迫力のスケールとバイオレンスで展開されるジョーカーの銀行襲撃シーンを含む4シークエンスがジョーカーの描写に割かれている。公開当時、IMAX(R)カメラは世界に4台のみ。その貴重な1台で撮影されたジョーカーとSWATの追跡シーンで、リアリティーを追求するあまりIMAX(R)カメラを破壊した逸話はファンの中でも有名だ。

 今回は従来のIMAX(R)デジタル上映に加え、レーザー対応劇場では高解像度映像で上映。さらにIMAX(R)レーザー/GTテクノロジー対応劇場では、IMAX(R)カメラ撮影パートが最大1.43:1の画角にまで拡張される。

 一方、『ダークナイト』IMAX(R)版の本編前には、70ミリのIMAX(R)カメラも用いられ、世界7か国で撮影されたノーラン監督最新作『TENET テネット』約6分間のプロローグが上映される。いまだ謎のベールに包まれたままの本作が描くのは、未来で起きた第三次世界大戦を防ぐために、突然ミッションを与えられた一人の名もなき男の物語。ノーランが仕掛ける未知なる映像体験に期待が高まる。

 映画『ダークナイト』IMAX&4D版が全国のIMAX/4D劇場にて7月10日より公開。