公開延期となっていた山田孝之主演の映画『ステップ』の新たな公開日が、7月17日に決まった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が5月25日に解除され、全国的にも劇場の営業が再開する中、当初予定していた150館を上回る規模にて公開する。

 作家・重松清の同名小説を実写化した本作は、30歳の若さで妻を亡くしシングルファザーとなった主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描く。

 主人公の健一役を山田が務めるほか、健一の娘・美紀役は、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2〜12歳の3つの年代をそれぞれ演じる。さらに、健一や美紀を温かく見守る登場人物に、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈ら。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手掛けた飯塚健。主題歌「在る」は、秦基博が本作のために書き下ろした。

 当初公開予定の4月から約3ヵ月半を経てついに全国公開となることに、飯塚監督は「ぜひ映画館でご覧下さい。こう言えることが、何より嬉しいです」とコメント。

 本作の高尾沙織プロデューサーは「今まで当たり前に会えていた人たちと、会えない日々が訪れたことで、今まで以上に、家族や友人など大切な人に想いを馳せる時間が増えたように感じています。これから生活様式がどのように変化したとしても、大切な人を想う気持ちは変わらないと思います。この作品で描かれる、突然の生活の変化の中で、悲しみや不安を抱えながらも歩んでいく家族の物語を、皆さんの大切な人を想い浮かべながら、ご覧頂けたら嬉しいです」としている。

 映画『ステップ』は7月17日より全国公開。