伝説の音楽レーベル「モータウン」の創設者ベリー・ゴーディJr.に初めて密着したドキュメンタリー映画『メイキング・オブ・モータウン』より、本作で証言するアーティストや黄金期のスタッフらが一斉解禁された。ビートルズやスティーヴィー・ワンダー、バラク・オバマ前米大統領、ニール・ヤングら多数の著名人が登場する。

 本作は、自身への密着を断り続けていたベリー・ゴーディJr.が引退直前に初めて密着を許可した、最初で最後のドキュメンタリー映画。これまで決して語ってこなかった、モータウンの伝説を作るノウハウが明かされている。

 モータウンレーベルは、黒人差別が吹き荒れていた時代の米国で、黒人・白人、男性・女性関係なく、有能な者はどんどん登用しビジネス的にも大成功を収めた。白人音楽しか流していなかった当時の全米ネットラジオに乗り込んだ販売宣伝担当のバーニー・エイルズなど、時代と社会の常識にあらがった当時の面々は超個性派ばかり。クオリティーコントロールと呼ばれた【品質管理会議】では、時には創設者ベリー・ゴーディの意見も通らないこともあった。

 本作では、盟友スモーキー・ロビンソンと語られる逸話の数々、「マイ・ガール」イントロ誕生秘話、「ヒットのないスプリームス」とやゆされたスプリームスの軌跡、モータウンレビューで全米ツアー中の銃撃を受けたエピソード、ジャクソン5のオーディション、モータウンを初めて訪れたスティヴィー・ワンダーの逸話、マーヴィン・ゲイのあの楽曲の誕生秘話など、信じられない逸話が語られる。それらを裏付けるのが、所属アーティストたちの撮り下ろしインタビューや、貴重な音声記録の数々。豪華メンバーが次々と登場する。

 モータウンに所属していたアーティストからは、スモーキー・ロビンソンやスプリームス、テンプテーションズ、リトル・リチャード、アレサ・フランクリン、スティーヴィー・ワンダーら。そしてモータウンに影響を受けたアーティストや著名人として、ビートルズやホイットニー・ヒューストン、オバマ前米大統領などが、モータウンについて発言。サム・スミス、ドクター・ドレー、ジョン・レジェンド、ジェイミー・フォックスなどの撮り下ろしインタビューも収録されており、多くの著名人がモータウンに関して時間を惜しまず語っている。

 場面写真には、スタジオで話すベリー・ゴーディや、ピアノを前に笑顔を見せるスモーキー・ロビンソンの姿などが捉えられている。

 映画『メイキング・オブ・モータウン』は9月18日より全国順次公開。